要約 メロン根域制限栽培の防根透水シート埋設作業において、作溝からシート固定までの4工程を1工程で行えるシート埋設機である。本機を用いると、従来の埋設作業を大幅に省力化でき、メロン根域制限栽培は、慣...
要約 昆虫病原糸状菌Paecilomyces fumosoroseus(SPf-1株)、Beauveria bassiana(MG-1株)、Nomuraea rileyi(SlNr-3株)の3種を各菌108分生子/ml濃度で混用し、7日間隔で散布すると、露地キャベツの主要チョ...
緩効性窒素肥料を利用したキャベツ栽培黒ボク畑の亜酸化窒素発生低減
要約 黒ボク畑におけるキャベツ栽培において、緩効性窒素肥料を6月収穫の春作では慣行施肥窒素量より2割減肥、11月収穫の秋作では4割減肥して全量基肥施用することにより、収量は慣行施肥体系とほぼ同等の収量が...
要約 パン用小麦品種「ニシノカオリ」において、「25~30日タイプ」の被覆尿素50%配合の複合肥料を慣行施肥体系(開花期追肥施用)と窒素同量、基肥施用することにより、収量、子実タンパク質含有率は慣行と同程...
東北中北部向け飼料用稲「べこごのみ」無コーティング湛水直播の晩播播種適期
要約 東北中北部向け飼料用稲「べこごのみ」を用いて無コーティング湛水土中直播で晩播を行う場合、5月下旬までの播種で、覆土条件下でも苗立が安定し、出穂の遅延や全乾物収量の低下も小さく、食用品種収穫前に...
要約 産業用無人ヘリコプター(以下無人ヘリ)を利用し、粒径1~2mmの乾燥した粉炭を散布することにより消雪が5日~10日早まる。10a当たりの散布時間は約4分で、資材の使用量は手散布の約25%と大幅に削減でき...
堆肥連用圃場の窒素肥効パターン、土壌並びに作物収量に及ぼす影響
要約 粉砕もみ殻牛糞堆肥を連用した土壌からの窒素供給は、冬から5月中旬ごろまでほとんど期待できないが、その後9月前半にかけては窒素の供給量が増加する。その結果、春作バレイショでは主に物理性の改善効果...
要約 モニリア病やリンゴハダニ等を対象とした春期の病害虫防除において、効果の高い薬剤を組み合わせることで4月中旬の1回目と4月下旬の2回目の薬剤散布を統合して散布回数を1回削減する。これにより、春期...
スイゼンジナの収量、ミネラルおよび機能性成分の生育時期別特徴
要約 スイゼンジナの収量は秋冬栽培が冬春栽培に比較して高い。ミネラル成分はホウレンソウ、シュンギクに比較して、カルシウムおよびマグネシウム含量が高いが、後者は生育時期による変動が大きい。機能性成分は...
要約 暖地二期作栽培のジャガイモにおいて、アザミウマ類の発生圃場率は高く、春作では生育中後期や収穫期、秋作では生育初期から中期にかけて密度がピークになるが、発生密度は概ね低い。発生種はネギアザミウマ...
長崎県島原半島における春作バレイショのPotato virus Y(PVY)感染時期
要約 長崎県島原半島における春作バレイショのPVY感染は、4月下旬から本格化することが多い。 キーワード バレイショ、PVY、感染時期、アブラムシ 背景・ねらい バレイショ栽培にとって重要な病害であるモザイク...
赤肉で加工適性を有する暖地向けばれいしょ新品種「西海31号」
要約 ばれいしょ「西海31号」はアントシアニン色素を含有しいもの肉色は赤色である。ポテトチップなどの油加工適性があり、でん粉価が暖地にしては高く、暖地二期作栽培に適する品種である。 キーワード ジャガイ...
要約 諫早湾中央干拓地における春作マルチバレイショの植付適期は、梅雨入りまで摂氏1,040度以上の生育積算温度が確保され、晩霜害の危険が少ない2月下旬がよい。 キーワード 春作マルチバレイショ、植付適期 背...
赤肉で油加工適性を有する暖地向けばれいしょ新品種候補系統「西海31号」
要約 ばれいしょ「西海31号」は赤肉でアントシアニンを含み、でん粉価が高くポテトチップなどの油加工適性を持つ暖地二期作栽培向けの系統である。 キーワード ジャガイモ、アントシアニン、油加工適性、暖地二期...
ソルガムによる土壌修復の年間コストは19.4万円/10aと試算される
要約 ソルガムによるファイトレメディエーションを30haを1集団として機械作業体系で実施し、専用焼却施設で処分するまでの一貫システムのコストは1年間19.4万円/10aと試算される。 キーワード 土壌汚染、カドミ...
要約 諫早湾干拓初期土壌における春作バレイショの窒素施肥量は、牛ふん堆肥200kg/aの施用、植溝条施肥の条件下で1.1kg/aまで減らしても営農計画の目標収量を確保することができる。 キーワード 諫早湾干拓地、初...
要約 緑肥作物を鍬込んだ跡地での無施肥時のバレイショ収量は、クロタラリア、ラッカセイ、ギニアグラス栽培跡で、カンショ栽培跡に比べ5割程度増収し、また、施肥窒素量0.5kg/aでもクロタラリア栽培跡で1割程度...
バレイショ栽培における線虫対抗植物のネコブセンチュウ密度抑制効果
要約 バレイショー線虫対抗植物体系で、クロタラリアとギニアグラスを組み合わせで、ネコブセンチュウの密度抑制効果が高く、安定している。ラッカセイでは第3作目のバレイショ栽培後に著しく線虫が発生するため...
要約 ホウレンソウに含まれる硝酸塩濃度の品種間差異は、春・秋作で小さく冬・夏作で大きい。一方、シュウ酸塩濃度の品種間差異は冬作で大きい。また、晩生で葉色が濃い品種ほど硝酸塩濃度はより低く、シュウ酸塩...
ポテトチップ用で中早生のばれいしょ新品種「らんらんチップ(北海89号)」
要約 ばれいしょ「らんらんチップ(北海89号)」は、中早生のジャガイモシストセンチュウ抵抗性を持つチップ加工原料用である。翌年2月までの貯蔵に適し、チップカラーが「トヨシロ」より優れる。また、暖地春作の...