要約 ハウス夏秋どりトマトの本圃において、収量や品質を低下させない無化学肥料栽培を実現するため、使用する有機質資材の種類、施用量および施用時期に関する栽培指針を策定した。また、本技術は土壌肥沃度に対...
要約 カンキツ新品種候補「津之輝」は「(清見・興津早生)No.14」に「アンコール」を交雑して育成したミカンである。剥皮は比較的容易で、じょうのう膜が薄く、無核性で食べやすい。糖度が高く食味良好で、施設栽...
要約 ハーブ類を栽培している大型施設(1,000m2規模)において、複合交信撹乱剤(アルミゲルア・ウワバルア・ダイアモルア・ビートアーミルア・リトルア剤)を200本/10a設置することにより、ハスモンヨトウ及びコ...
要約 硝化抑制剤入り肥料を用いてシュンギクを栽培しても、収量性、品質に影響なく生産できる。この場合、 土壌深部の溶液中の硝酸イオン濃度は減少する。 キーワード 硝化抑制剤入り肥料、シュンギク、生育、硝...
傾斜地の低コスト施設を利用した夏秋トマト栽培を核とする栽培体系
要約 平張型傾斜ハウス及び傾斜地用養液供給装置を使用した夏秋トマト栽培体系と、これに冬作物を付加した周年利用体系である。夏秋トマト作では、慣行の簡易雨よけ栽培と比較して栽培期間が前後に延長できて収量...
要約 日射量に対応して低速で富栄養化地下水を潅漑利用することにより、窒素負荷と肥料コストを削減した環境保全型の作物栽培が可能である。 キーワード 地下水、潅漑、窒素負荷、低速潅水、環境保全 背景・ねら...
露地キュウリ栽培終了期におけるメロン黄化えそウイルス媒介虫の保毒率推移
要約 キュウリ黄化えそ病発生露地栽培圃場では、秋口に株元を切断して強制的に枯死させたほうが、 株を自然枯死させるよりも媒介虫(ミナミキイロアザミウマ)の密度およびメロン黄化えそウイルス(MYSV) 保毒率...
空気膜ハウスの暖房燃料削減効果とトルコギキョウの生育への影響
要約 パイプハウスへフィルムを2枚重ねて展帳し、その間に空気を送り被覆の複層化を図る空気膜ハウスは、冬季の暖房燃料使用量を30%削減することが可能である。また、1月定植・6月開花のトルコギキョウの生育...
ブドウ晩腐病に対する梅雨明け直後までのビニル被覆と適正な袋かけによる発病軽減
要約 `巨峰'の雨よけ栽培で、晩腐病の発病は梅雨明け直後までビニルを被覆しておくことで抑制され、着色への悪影響は少ない。また、袋かけは果実袋へ雨水が流入するようなかけ方では発病が多くなるので、袋の止め...
施設栽培紫系パッションフルーツに対する系統3の他家受粉による安定生産
要約 施設栽培における紫系パッションフルーツの生産は、系統3を受粉することで天候に左右されることなく結実率が高まり安定する。 キーワード パッションフルーツ、紫系、他家受粉 背景・ねらい 紫系パッション...
要約 施設栽培キンカンでは3番花または4番花の満開1週間後に、エチクロゼート100ppmを散布すると、着果量が減少し、摘果作業が軽減できる。 キーワード 施設栽培キンカン、エチクロゼート、着果率、摘果、労力軽...
開花時期が7月中旬以降となった施設栽培キンカンの高品質果実生産のための秋期夜温管理法
要約 施設栽培キンカンでは、開花時期が7月中旬以降となった果実は、秋期の夜温が高いほど肥大が良好で、減酸もよく、食味も良好となる。着色、果実肥大および省エネ上から10月中旬からの加温開始は15程度が適し...
要約 1990年代以降、気候温暖化による高温が原因と思われる果樹の生育障害の発生が多い。過去の気象推移から算出した気温上昇値をもとに、30年後の温度環境をシミュレーションすると、施設果樹での加温時期の遅れ...
雨よけ栽培の導入によってブドウ晩腐病防除の殺菌剤散布回数が削減できる
要約 ブドウ樹上にビニールを被覆する雨よけ栽培を導入することで、「展葉2~3枚期」、「開花終期」、「果粒小豆粒大~果粒大豆粒大期」のブドウ晩腐病への殺菌剤の散布を省略(約30%削減)できる。 キーワー...
要約 秋作の施設栽培において、サラダナでは生育期間中の1日あたりの日射量が2.0MJ/m2以上では、植物体内の硝酸イオン濃度へ及ぼす影響は小さいのに対して、チンゲンサイでは、1日あたりの日射量が少ないと硝酸イ...
トルコギキョウにおける石油小型給湯機を用いた畦内の熱水土壌消毒法
要約 トルコギキョウの施設栽培において、石油小型給湯機を用いて畦内にドリップチューブにより145L/m2の熱水を処理すると、根腐病および立枯病が防除できる。 キーワード トルコギキョウ、石油小型給湯機、熱水...
要約 ハーブ類に16種新病害の発生を認めた。被害の大きいスペアミントうどんこ病の防除には炭酸水素ナトリウム水溶剤と炭酸水素カリウム水溶剤の散布が有効である。 キーワード ハーブ類、新病害、薬剤防除、スペ...
施設の谷換気部はシルバーリーフコナジラミの侵入経路として重要
要約 トマト黄化葉巻病を媒介するシルバーリーフコナジラミが施設へ侵入する経路として、側窓とともに谷換気部は重要である キーワード シルバーリーフコナジラミ、トマト黄化葉巻病、侵入経路 背景・ねらい 三重...
要約 広食性土着天敵であるオオメカメムシの幼虫齢期は頭幅長を指標にして推定することができる。野外採集個体の発育段階別構成比の推移調査結果から、本種は成虫越冬で、千葉県ならびに茨城県では主に年1化し、...
要約 ブドウの減農薬栽培で発生が多くなる鱗翅目害虫は、果房の被害や幼虫の形態で類似種を見分けることができる。 キーワード ブドウ、減農薬栽培、鱗翅目害虫、識別法 背景・ねらい ブドウで減農薬栽培を行うと...