マメ科カバークロップ作付け後の不耕起栽培による土壌・水管理技術
要約 マメ科のムクナやヘアリーベッチをカバークロップとして作付けし、マルチとして利用するソルガムやトウモロコシの不耕起栽培は、降雨の表面流出と土壌侵食の低減、雑草発生の抑制など、土壌・水管理に有効...
要約 和歌山県ウメ産地の代表的な4種類の土壌のうち、岩屑土は乾燥しやすいのでかん水間隔を短くする 必要があり、窒素の溶脱は比較的少なく、塩基類の溶脱は多い。灰色低地土は気相が少なく液相が多いため 根の...
トマトの雨よけ栽培におけるセル成型苗による隔離床かん水同時施肥栽培
要約 トマトの雨よけ栽培における隔離床で、かん水同時施肥栽培を行うと、セル成型苗を直接定植しても、慣行の土耕栽培に比べ生育制御が容易になり、収量、品質が向上する。 キーワード トマト、雨よけ栽培、かん...
流域における農林業環境対策の効果予測を目的とした三次元分布型水・物質モデル
要約 本モデルは,農林業環境対策の事前評価を行うことを目的とする三次元分布型水・物質モデルである。流域を対象として,河川・地下水の水量・水位や窒素濃度の長期非定常計算ができる。 キーワード 農業環境...
要約 水稲の「箱なし苗」は覆土量300-400gの種子付きマットを用いて、孔のないシートの上で無加温平置き出芽法で出芽させる。苗丈4-6cmの時に保温被覆を除去し、24-28日間育苗することにより慣行の土付苗に近い...
要約 改良山成畑工の盛土で背後に大きな集水域があり、地表流出水や地下浸透水が盛土部に集まりやすい地形では崩壊の危険性が高まるので、U字溝等の排水路の日常的な点検と維持管理、用水路の適切な操作管理等が...
要約 「ほしまる」は、出穂期が早生の早と早く、成熟期は早生の晩であり、北海道中央部での直播栽培も可能である。また、「ほしのゆめ」並の良食味で、さらに多収で耐冷性が強い。 キーワード イネ、早生、良食味...
要約 兵庫県南部での栽培に適する「日本晴」よりやや晩熟の良質・良食味品種「ゆめおとめ」を育成し、認定品種に採用した。 キーワード イネ、認定品種、ゆめおとめ、中生、良質、良食味 背景・ねらい 兵庫県南部...
要約 プランターを用いた少量土壌培地耕でカーネーションを採花始めから4月まで短茎で収穫する場合、施肥量を減らしたEC0.5dS/m養液でも24cm幅プランターでは高い収量を得られる。この栽培方法は隔離ベンチを持...
現地農家圃場における玄米中カドミウム濃度の変動範囲を簡易に推定する方法
キーワード カドミウム濃度、玄米、水田土壌、リスク評価 背景・ねらい 玄米中カドミウム濃度の規制値が、CODEX委員会で論議され、また、鉱山・工場廃水などの影響がないとされる地帯からもCd濃度0.4 mg kg-...
要約 水稲の「箱なし苗」は覆土量300-400gの種子付きマットを用いて、孔のないシートの上で無加温平置き出芽法で出芽させる。苗丈4-6cmの時に保温被覆を除去し、24-28日間育苗することにより慣行の土付苗に近い苗...
住民参加型農業水利施設管理を促す資源群としての「記憶」の様態とその活用手法
要約 地域住民の持つ農業用水利施設の「記憶」は、施設の持つ多面的機能の恩恵に関する実体験そのものである。「記憶」は多くの場合、多世代の住民に共有されており、その聞き取りによる再生と、踏査による「記憶...
要約 GISと数理計画法を応用した土地利用の最適配置の推計手法により、地域住民が認知可能な圃場区画単位のデータや、地域特性のデータを用いて、地域の農業所得と圃場区画別の土地利用との関係を導出することが...
要約 パプリカの早熟栽培において「フィエスタ」の台木としては「スケットC」、「伏見甘長」および「スケットK」がよい。「スペシャル」の台木は「伏見甘長」がよい。 キーワード パプリカ、早熟栽培、台木、「フ...
要約 水稲「ヒノヒカリ」の移植栽培において被覆尿素(リニア型100日タイプ)を全量基肥施用したとき、水稲の施肥窒素吸収量は、気象変動、有機物(牛ふん堆肥)施用、水管理および地力による影響を受け難い。総...
要約 洪水時に水路の水位が上昇すると自動的に閉まり、洪水後に水位が低下すると自動的に開く無動力止水ゲートのプロトタイプを製作し、実験によって作動特性を明らかにした。
要約 中山間地帯の高標高による冷涼気象地帯における飼料イネ栽培は、飼料イネ専用品種を用い、施肥を多めに行い多収とし、早めに落水して地耐力を確保し、専用収穫機を用いて収穫・調製する。 キーワード 飼料イ...
有用微生物を担持させたビール粕炭造粒品によるイチゴ萎黄病の防除
要約 非病原性フザリウム菌(MFG6菌)をビール粕の炭化物とゼオライトの混合造粒物(ビール粕炭造粒品)に処理し、イチゴの育苗培土に使用すると、萎黄病の防除ができる。ビール粕炭造粒品の育苗培土への全量使用...
夏秋ギク型輪ギクの点滴かん水施肥栽培における環境保全型養水分管理プログラム
要約 夏秋ギク型輪ギクの点滴かん水施肥栽培において、吸収量及び吸収特性に基づいたプログラムにより窒素を施用し、1回のかん水量を1平方メートル当たり1.5L程度、1日のかん水回数を1~4回とすることで窒素利用...
要約 インターネットを利用したドーム型カメラ等による画像情報とロードセルにより自動計測した果重や隔離床重量による土壌水分の状況、温室内の温度環境等の数値情報を組み合わせることで、温室メロンの生育がど...