スイカ黒点根腐病の熱水土壌消毒および臭化メチル代替薬剤による防除
要約 スイカ黒点根腐病に対して、熱水土壌消毒および臭化メチル代替薬剤のうち、クロルピクリン錠剤の効果が最も高い。熱水土壌消毒およびカーバムナトリウム塩液剤は、クロルピクリン錠剤よりやや劣るが、臭化メ...
レタスビッグベイン病に対するアシベンゾラルSメチル剤とアゾキシストロビン剤の発病抑制効果 香川農試
要約 土壌伝染性病害であるレタスビックベイン病に対して、病害低抗性誘導化合物であるアシベンゾラルSメチル顆粒水和剤1,000ppm液の定植直前苗への散布、並びに殺菌剤であるアゾキシストロビンフロアブル剤200pp...
要約 代替法を適用し,農業・農村の有する公益的機能の経済的評価を行うと,中山間地域における公益的機能評価額として3兆319億円が得られ,全国については6兆8,788億円という評価額が得られる。 背景・ねらい 平...
要約 大豆種子の発芽試験の発芽床に、 0.7%の寒天を用い、は種時に発芽に必要な種子吸水量の不足分を注水すると、途中の水分管理が不要なうえ、砂およびろ紙発芽床法に比較して、簡便で安定した発芽力の測定がで...
コマツナ萎黄病のリサイクル有機質堆肥及び非病原性Fusarium 菌を用いた防除
要約 コマツナ萎黄病に対して、クロルピクリンテープ剤は十分効果が認められ、また抵抗性品種としてあゆみ、楽天の発病が少なく、土壌へリサイクル有機質堆肥及び非病原性Fusarium 菌を添加すると発病抑制効果が...
要約 拮抗細菌(Pseudomonas putida)AP-1添加パーライトは定植前のトマトほ場に施用することにより、根腐萎凋病に対して高い防除効果を示した。 背景・ねらい 本県では、トマト根腐萎凋病の発生が多く、その防除...
背景・ねらい カボチャ立枯病に対して登録されている土壌くん蒸剤は臭化メチル、クロルピクリン(以下クロピクと略)、ダゾメット微粒剤の3剤と少ない。また、圃場における処理方法はいずれの薬剤も全面消毒であ...
クロルピクリンテープ剤の土壌消毒によるホウレンソウ萎凋病の防除
要約 クロルピクリンテ-プ剤による土壌消毒はホウレンソウ萎凋病に優れた防除効果を現し、高い収量が得られる。くん蒸ガスは同液剤に比べやや早く消失する。土壌微生物相への影響は液剤と同様に糸状菌、放線菌に...
サツマイモネコブセンチュウのトマト抵抗性品種打破系統の出現と新対抗植物
要約 サツマイモネコブセンチュウのトマト抵抗性品種打破系統が道内2か所の加温栽培ハウスで確認された。これらのハウスでは抵抗性品種の栽培頻度が高かった。新対抗植物として、ソルガム「SS701」及びギニアグ...
要約 三瓶山地域の草地で調査を行なった結果、放牧条件下の短草型草地は、不食地と被食地の間で種組成や群落構造が異なるために、刈取条件下の短草型草地に比べて種多様性が高かった。多様性の保全を目標にする場...
土壌くん蒸剤と接触型殺線虫剤の一貫施用によるジャガイモシストセンチュウそうか病の防除法
要約 暖地二期作バレイショ栽培地帯では,秋作前の土壌くん蒸剤と春作前の接触型殺線虫剤の一貫施用により,ジャガイモシストセンチュウとそうか病の発生を同時に制御できる。 背景・ねらい 暖地二期作バレイショ栽...
要約 トールフェスク、ケンタッキーブルーグラス、リードカナリーグラスは温暖地においても永続性および収量性が優れ、かつ平準的な季節生産性を示し、放牧あるいはロールベール向け草種として有望である。 背景...
要約 雪ムロ貯蔵した米は消費者の食味評価が高く、高価格での購入意向があることから付加価値商品として流通する可能性がある。貯蔵および流通経費は既存の低温倉庫貯蔵米と同等であり、所得向上効果は高い。 背...
施設トマト・キュウリ栽培における天敵出芽細菌のネコブセンチュウ防除効果
要約 施設トマト、キュウリ栽培において天敵出芽細菌を土壌施用するとサツマイモネコブセンチュウ密度は施用後2年、第4作ごろから無処理区と比較して減少し、収量は増加する。その効果は殺線虫粒剤と体系的に用い...
亜熱帯の沿岸から採られたイソクリシスの餌としての価値について
要約 タヒチ産イソクリシスは、屋外で容易に生産できることがわかり、餌としての利用が期待された。そこでクルマエビ類幼生への餌料価値を調べたところ、珪藻類との併用により高い餌料価値が認められ、種苗生産の...
要約 三瓶山地域の草地で調査を行なった結果、放牧条件下の短草型草地は、不食地と被食地の間で種組成や群落構造が異なるために、刈取条件下の短草型草地に比べて種多様性が高かった。多様性の保全を目標にする場...
要約 高付加価値型農業のマーケティング戦略について、製品差別化、流通チャネル、価格、販売促進の4つの戦略に着目して事例分析を行い展開条件を解明し、また経済地帯別に見た高付加価値型農業の問題点等を明ら...
要約 ナガイモ根腐病の被害を回避する作付体系として、ナガイモの作付は2、3年とし、ねぎ、にんにく、スダックスを2、3年組み合わせて作付けした後再びナガイモを作付する体系が有効である。 背景・ねらい 青森県...
要約 農用林における炭素循環の測定を行い,炭素循環モデル(中根,1986)に基づいて炭素収支を明らかにした。若齢農用林(20年生)の樹木の炭素増加量は自然林(50年生)よりも多かった。土壌への炭素供給のほと...
要約 ヤギの雑灌木樹種に対する嗜好性と採食による除去効果を調べた。ヤギは、一部に嗜好性の低い樹種が見られたが、ほとんどの樹種に高い嗜好性を示した。また、高木性の樹種に対しても樹皮剥ぎの効果が高く、雑...