要約 大豆の刈り遅れによる外観品質の変動は品種間で異なり、スズユタカは成熟期後20日を過ぎると裂皮粒の発生が著しく、タチユタカは成熟期後30日でしわ粒、変質・腐敗粒が増加し、リュウホウは成熟期後20日以降...
要約 遮根シートを利用し根域制限育苗を2年間行ったリンゴのわい化栽培苗木では、短果枝の着生が良好で、生産性の高い大苗が育成できる。また定植後、低樹高化が可能で、生産効率が高まり、早期多収性を示す。 背...
黒色火山灰土壌における根菜類の出芽と生育を揃えるための潅水方法
要約 根菜類の出芽と生育を揃えるための潅水方法としては、テンションメーターのpF値2.1を潅水開始点とすることが適当である。特に、夏播きニンジンでは、播種後からpF2.1を潅水開始点として1ヶ月管理することで...
「ヒリュウ」台木を用いた高糖系温州みかん「青島温州」の低樹高栽培
要約 高糖系温州みかん「青島温州」の台木としてカラタチの変異系統「ヒリュウ」を用いることにより、慣行の台木であるカラタチと比べて樹高が75%に抑制され、果実品質も向上する。 背景・ねらい カンキツ類の台...
要約 三浦半島地域の露地野菜専業農家の堆肥利用の目的は土壌改良・連作障害防止等であり、肥料成分は期待していない。これらの農家は、畜産農家等から調達する牛糞堆肥等を核とし、多種の資材を添加して独自の堆...
要約 もみがら耕装置での促成トマトの養液栽培は、土耕並みの収量が得られる。養液は大塚A処方で活着時EC1.0dS/m、第4花房開花期以降2.4dS/mで管理する。給液量は0.5L/株/回で生育に併せて回数を加減する。培地は...
要約 樹齢が15年以上経過したくりの骨格枝を、2.5m程度の高さまでカットバックするとともに発育枝を結果母枝とする剪定を行う超低樹高栽培法により、作業の省力化及び枝の若返りによる大玉化が可能となる。 背景...
要約 葉ネギのセル成型苗育苗において、セルトレイ下に不織布を敷き、一端を下垂させることで、セル間およびセル内の水分状態を良好に保つことができ、発芽不良および初期生育不良による欠株が減少する。 背景・...
要約 家畜糞尿由来堆肥の炭化処理物を野菜(葉菜類)に施用した場合、窒素供給力は減少するが、カリウムの供給力は化成肥料と同等であり、カリ肥料の代替物として使用可能である。熊本県農業研究センター・農産園...
要約 飼料のpH調整した4齢蚕用人工飼料を試作し、その飼料を用いて飼育試験を実施したところ桑葉育並の良好な成績が得られたので、さらに改良することで4齢人工飼料育の実用化が可能である。 背景・ねらい 養蚕施...
要約 ハウス軟白ネギの夏どり栽培はチェーンポットを利用し,2月に定植した苗を4月下旬まで保温し,軟白処理により7月に収穫する。秋どり栽培は,5月に露地に仮植した苗を8月にパイプハウスに定植し,軟白処理により1...
要約 コンバインにより大量に収穫される大豆「おおすず」を循環型乾燥機を用いて、送風温度30度C、毎時乾減率0.3%/hで乾燥することにより、品質を損なわずに仕上げ乾燥が可能である。 背景・ねらい コンバインに...
耐冷性の強いコンバイン収穫向きだいず新品種候補系統「十育227号」
要約 「十育227号」の子実は褐目中粒で、「キタムスメ」に比較して成熟期が約1週間早く、収量は同品種並であり、耐冷性はやや優る。耐倒伏性は「キタムスメより強く、密植栽培による増収効果が大きい。裂莢性...
要約 丹波黒大豆の莢乾燥を効率的に行うために、エダマメ用莢取機を丹波黒大豆の草型に適応するように改良し、その結果、莢取り作業精度が向上した。また、黒大豆エダマメ用の莢取機としても能率よく、軽作業化が...
要約 湿地性カラーを従来の地下水掛け流し栽培とは大きく異なり、高うねに定植し、地中かん水で栽培を行うものである。この方法によって、疫病を回避し、切り花収量・品質の向上を図ることができる。 背景・ねら...
要約 水稲中生品種の湛水散播直播の水管理体系は、播種直前~出芽始め落水、出芽期湛水、幼穂形成期前20~30日間中干しとする。これにより、出芽苗立の安定、雀害回避、初期生育の促進、耐倒伏性強化に効果があり...
要約 潮風害による落葉被害は、3年後にほぼ回復した。根の半分程度の断根樹は回復に3年を要した。断根率が高い樹の回復には樹体管理と土壌管理が有効である。わい化栽培に用いる木製支柱の耐用年数は10年程度と考...
要約 サトイモを2分割し催芽器で催芽した種芋を、移植機で高うねマルチに移植し、栽培全期間マルチ栽培することにより、省力化が図られるとともに早掘りが可能であり、増収する。 背景・ねらい 9月上旬における山...
成果の内容・特徴
成果の内容・特徴