要約 乾田直播栽培における約1ケ月に及ぶ乾田期間の除草を効率的、効果的に行うための除草剤の選択および処理体系を策定した。土壌処理剤と茎葉処理剤、または茎葉処理剤2回の組合せで、安定した除草効果が得られ...
シラス水田における麦用施肥播種機を利用した水稲の代かき同時施肥播種法
要約 麦用施肥播種機は一部改良することで,水稲の代かき同時播種に使用でき,植代・施肥・播種を一工程で行えるため,作業時間を短縮できる。落水出芽法で播種深度が確保でき,生育及び収量・品質も慣行播種法と同程...
水稲乾田直播栽培におけるシハロホップブチル含有剤を利用した雑草防除体系
要約 水稲乾田直播栽培における雑草防除体系は、播種直後の土壌処理+乾田期の茎葉処理+湛水後の土壌処理の3回処理が効果的である。乾田期の茎葉処理は新規除草剤のシハロホップブチル・ベンタゾン液剤又はシハロ...
要約 水稲「秋田59号」は中生の晩に属し、多収安定と良食味、良質を兼ね揃えた粳種である。秋田県の平坦地での安定生産と食味水準の向上を図るため、秋田県の奨励品種に採用を予定している。 背景・ねらい 近年、...
要約 桑園への化学肥料代替として年間窒素成分34kg/10a等量の牛糞堆肥の投入によって、10a当たり年間条桑収量3トンを確保し、肥培管理経費が節減できる。 背景・ねらい 西南暖地において安価に入手できる牛糞堆肥...
スクミリンゴガイ生息圃場における麦用播種機を利用した水稲の簡易代かき同時直播による栽培体系
要約 麦播種機を利用した水稲の簡易代かき同時直播栽培は,播種後の落水管理によって,スクミリンゴガイの食害を回避できるとともに,移植栽培とほぼ同等の収量・外観品質が得られる。水管理は播種後20~25日まで落...
要約 6月散播湛水直播水稲では、極早生品種を除き、紋枯病の発生が少なく、経済的被害許容水準よりも低いことから、薬剤防除は不要である。 背景・ねらい 近年、環境への影響や食糧の安全性に対する懸念から農薬...
要約 乗用管理機と歩行型全自動移植機を利用したキャベツ栽培の機械化体系は慣行作業体系よりも作業時間が約2割短縮され、低コスト生産ができる。 背景・ねらい 長野県の野菜生産は露地栽培の結球性野菜が生産額...
水稲中生品種の6月中旬播種乳苗移植栽培技術と水稲乾田直播の補完技術
要約 水稲中生品種を6月中旬に播種し下旬に移植する乳苗移植栽培が可能である。また、6月上旬の麦跡水稲乾田直播が断続的な降雨により不可能となった場合、準備した催芽種子を摂氏5度冷蔵保存すれば乳苗育苗に使...
要約 '盛岡交29号'は`さきこま'を上回る多収性と果実品質を持ち、ジョイントレス果柄を持つため省力収穫が可能で、萎ちょう病・半身萎ちょう病に対する複合病害抵抗性を持つ、ジュース向き加工用トマトである。 ...
要約 これまで、ネギコガは休眠性が無いと考えられており北日本での加害生態については不明であったが、ネギコガは休眠性を有し、岩手県においては成虫態で越冬している可能性が高いことが明らかとなった。 背景...
要約 ネギコガは休眠性を有し、岩手県では成虫態で越冬している可能性が高いことが明らかとなった。そのため既知の発育零点、有効積算温度による発生予察から適期防除が可能となり、ネギについては年間3~4回の農...
循環かんがいを利用した農薬施用によるウンカ・ヨコバイ類の省力防除
要約 循環かんがいを利用した農薬施用で、ウンカ・ヨコバイ類の省力防除が可能である。薬剤施用に要する時間は、10a当たり約6秒と従来の40~60分の1に短縮できる。また、農薬の飛散・被爆がほとんどないので、安...
要約 麦あと湛直水稲栽培でのイチモンジセセリ(イネツトムシ)第2世代幼虫の発生量は同時期の移植水稲に比較して多く、6月上旬(大麦あと)より6月下旬(小麦あと)では更に多い。実測孵化日は、湛直栽培などの...
要約 降雨の多い鳥取県に適する省力技術として、極早生~中生品種を用い、播種量5~6kg/10a、播種溝施肥、除草剤散布4回を基本とする不耕起乾田直播栽培体系を確立し、作業時間を移植栽培の約6割とすること...
要約 インゲン初生葉を寄主植物として用いたマメハモグリバエの大量増殖体系確立した。本体系下で安定的に20,000頭/日の生産が見込まれ、1頭当たりの生産コストは0.26円である。 背景・ねらい 世界的な施設害虫で...
サトウキビ畑における除草剤の植溝または株元散布による効率的雑草防除
要約 サトウキビ畑の雑草は、除草剤の植溝または株元散布と中耕・培土との併用により効率的に防除できるとともに、環境負荷軽減が図られる。 背景・ねらい サトウキビ作は、機械化による規模拡大が図られているが...
集落営農型法人の経営受託水田における作業別対応方式と米生産費
要約 中山間地域においても、集落営農型法人の保有労働力を十分活用していく形での作業別対応方式が確立できれば、農地の面的維持とともに、保有機械1台当りの稼働面積の拡大による米の低コスト生産が可能になる...
水稲の麦後湛水直播における「夢いずみ(熊本3号)」の安定栽培法
要約 水稲晩生種「夢いずみ(熊本3号)」の麦後湛水直播(散播、条播)における播種適期は5月下旬から6月上旬である。平方メートル当たり適正苗立本数は80本程度である。この場合の施肥体系は慣行移植に準じ、追...
要約 開発したパインアップル植付機は、2条植えでマルチ栽培に対応し、加工用、生食用のいずれでも使用できる。1日に30a程度を植付可能で、条間、株間、植付深は栽培基準に適合する。沖縄県農業試験場・経営機械...