生稲わらサイレージに生米ぬかを混合した肥育牛用発酵TMRの品質と採食性
要約 生稲わらサイレージや配合飼料などに生米ぬかを10%程度混合した発酵TMRは、脂質の酸化がなく、乳酸および酢酸含量が高く、開封後の品温が変化しにくい。さらに黒毛和種去勢肥育牛の採食性は良好である。 キ...
要約 本機は、畝立て栽培した採種用タマネギの花球を収穫する機械である。余分な茎部を段階的に 切除しながら搬送することにより、草丈のバラツキに関係なく、採種に必要な花球部のみを効率的に刈り取り、 コンテ...
要約 南部かしわ28日齢以降に、パンくず30%,大豆粕4%若しくはそばくず30%を配合飼料に混合給与することにより、食品リサイクルに寄与しながら配合飼料と同等の増体性を確保しつつ飼料費を低減させることができる...
砂丘地におけるニンジン1粒播種による無間引き栽培の発芽・生育斉一化技術
要約 砂丘地ニンジン栽培で発芽を斉一にするには、播種深度1cm、発芽までのかん水は春は土表面乾燥時に、夏は朝昼夕に行い、夏の高地温時の播種を避ける。4条播種での生育斉一の栽植様式は条間は20-30-20cm、播...
乳牛ふん尿の堆肥調製におけるコンテナバッグとエノキタケ廃培地の利用方法
要約 コーンコブを主体としたエノキタケ廃培地を1m3のフレキシブルコンテナバッグ(コンテナバッグ)に貯蔵すると発酵熱で乾燥できる。また、乾燥した廃培地は乳牛ふん尿の水分調整資材に活用でき、コンテナバッ...
乳牛ふんの吸引通気式堆肥化とリン酸スクラバおよび地域未利用資源による簡易脱臭法
要約 乳牛ふんを吸引方式で通気すると順調に堆肥化が進行する。堆肥臭気成分のうちリン酸スクラバに流入したアンモニアはほとんど脱臭できる。残りの臭気をモミガラとバークで吸着脱臭すると、硫化水素の除去率は...
早生ウンシュウのマルドリ栽培における高水圧剥皮機を利用した土壌改良
要約 早生ウンシュウのマルドリ栽培において高水圧剥皮機の水圧を利用するとかん水チューブを 切断することなく土壌改良用の穴が掘削でき、軽労化できる。さらに掘削した穴にバーク堆肥を 投入することで、慣行の...
要約 慣行ポット苗育苗に比べて、労働時間を育苗時間で98%、定植時間で60%短縮できる栽培法を提案する。とくに水稲とトマト栽培地帯で春の作業が競合する場合に役立つ栽培方法である。 キーワード トマト、セル...
要約 耕うん同時畝立て施肥播種機を基幹としたエダマメの省力機械化体系は、慣行体系と比較して播種工程で80%、作業全体で56%の省力化率となり、作業負担度が81%減少する。本体系の損益分岐点面積は5.7haと試算さ...
要約 産業用無人ヘリコプター(以下無人ヘリ)を利用し、粒径1~2mmの乾燥した粉炭を散布することにより消雪が5日~10日早まる。10a当たりの散布時間は約4分で、資材の使用量は手散布の約25%と大幅に削減でき...
要約 乾燥納豆粉末を産卵鶏の飼料に1~3%加えると、鶏卵の生産性を低下させることなく、鶏卵の卵黄中のコレステロールが低下する。 キーワード 鶏卵、コレステロール低減、納豆、家畜生理・栄養 背景・ねらい ...
要約 クリ園の草生栽培として、ナギナタガヤは生育最盛期(3~5月)の草丈が低いため園内の作業性に影響がなく、抑草期間が長いため除草労力の軽減ができる。また、毎年播種の必要がないため播種も省力化できる。...
大豆「サチユタカ」の高品質安定生産に向けたコンバイン収穫技術
要約 品質向上のための大豆「サチユタカ」のコンバイン収穫適期は、成熟期後7日から25日頃までである。収穫時刻は10時から16時、莢水分20%以下を目安とし、結露する日は、莢の露が消えて概ね2時間後に作業を開...
要約 主枝が3本の杯状形から主枝が2本の一文字整枝に樹形改造することにより樹高が低くなり、作業性が向上し、また、間伐による単収の低下が少ない。 キーワード マンゴー、アーウィン、樹形、杯状形、一文字整枝...
要約 ロングマット苗は、通常養液を常時循環する方式で育苗するが、ベッドの一端から液肥を1回ないし2回加えて養液を溜めておくだけの簡易な「流し込みプール育苗」方式でも、草丈などはやや劣るものの、均一な苗...
小明渠作溝同時浅耕播種と耐倒伏性品種を基軸としたダイズの浅耕栽培法
要約 小明渠作溝同時浅耕播種機によるコムギ跡ダイズの1工程播種と耐倒伏性ダイズ品種との組み合わせによって、大幅な作業効率の向上と燃料消費の節減が図られるとともに、7月上~中旬播種でも狭畦、無中耕無培...
要約 飼料に緑茶資材を添加して地域特産鶏(駿河若シャモ)に給与すると、免疫増強効果・ストレス抑制効果が認められる。また官能試験においても評価が高く、高付加価値肉用鶏生産技術として利用できる。 キーワ...
要約 水稲の「箱なし苗」は覆土量300-400gの種子付きマットを用いて、孔のないシートの上で無加温平置き出芽法で出芽させる。苗丈4-6cmの時に保温被覆を除去し、24-28日間育苗することにより慣行の土付苗に近い...
要約 水稲の「箱なし苗」は覆土量300-400gの種子付きマットを用いて、孔のないシートの上で無加温平置き出芽法で出芽させる。苗丈4-6cmの時に保温被覆を除去し、24-28日間育苗することにより慣行の土付苗に近い苗...
要約 γ線照射と高温育苗選抜により育成された弱ロゼット性系統No.1~3は、夏播き栽培において安定して高い開花株率を示す。また、その弱ロゼット性は雑種後代において優性的に発現する。選抜3系統は夏播き用品...