要約 米粉の吸水性は、穴のあいたアルミ容器と水を張ったバットを用いて簡単に評価することができる。米粉は吸水率と吸水時間により分類され、粉砕方法により特徴がある。吸水量が少なく、吸水の速い米粉を用いた...
要約 改良親水性ORAC(酸素ラジカル吸収能)法は、室間共同試験に用いた全ての試料(抗酸化物質溶液、農産物抽出液)で分析法の妥当性の判断基準を満たした、信頼性の高い抗酸化能評価法である。 キーワード 抗酸化能...
要約 水路の環境保全に向けて、在来ドジョウに対する外来カラドジョウの個体数の比に基づき、外来生物の侵入実態を評価する手法である。体形から見分け難い両ドジョウの種決定には簡易な判別式を利用でき、広報用...
要約 日本の広葉樹林に大きな被害を与えているナラ枯れ。その被害地を前年に予測し、病原菌の運び屋カシノナガキクイムシをつかまえる「おとり木トラップ」を設置し早期に被害を防除するシステムを開発しました。...
甘味受容体の構造特性を利用した、甘味物質のブレンド効果の評価
要約 口腔内に存在する甘味受容体の甘味物質との結合特性が呈味性に及ぼす影響を、甘味受容体を導入した培養細胞を利用して明らかにする。甘味受容体上で異なる領域に結合する甘味物質をブレンドして細胞の応答強...
コンクリート開水路の補修・補強工事に伴うCO2排出量による環境負荷評価
要約 施設の補修・補強工事のライフサイクルCO2(LCCO2)を簡易に算定する手法を開発し、環境負荷の評価に利用できることを示す。この簡易な算定手法を用いて各種工法の累計CO2排...
要約 畑土壌の可給態窒素の判定法において、COD測定用試薬セットと簡易吸光度計を併用することにより、目視によらず、きめ細かに数値把握することができる。 キーワード 可給態窒素、簡易測定、COD測定用試薬セッ...
スタック品種の混入に影響を受けない新規組換え体混入率評価法の確立
要約 トウモロコシ穀粒20粒を1グループとして20グループを分析して混入率を評価する。1グループの20粒を緩衝液とともに粉砕し、同一容器内でDNAを溶出し、溶出された未精製DNAをPCR法で分析する。国際的なガイド...
バイオマス活用のライフサイクルでの経済性・エネルギー収支の評価法
要約 市町村等のバイオマス活用推進計画と計画前の現状をシナリオとして表し、バイオマス活用の各段階における経済性(コストと収入)、エネルギー収支(エネルギーの消費と生産)をライフサイクルを通して算出して比...
要約 各種の農地水利用過程を考慮した分布型水循環モデルおよび全球気候モデル出力を利用した農業用水や農業用施設に対する定量的な温暖化影響評価法である。ダウンスケールとバイアス補正を行った気候値を利用す...
要約 ガラス室内で主茎を生育させた穂ばらみ期のイネ葉鞘に、液体培養で得たイネ稲こうじ病菌の分生子懸濁液を注射接種し、発病した病粒数を調査し、基準品種と比較することで、品種の抵抗性程度を評価できる。 ...
要約 土壌試料を薄層にすることにより、振とうを行わなくても畑土壌中の水溶性リン酸を抽出することができる。その抽出液は、リン酸簡易測定キット並びに簡易吸光度計を用いて、一定の精度を保ちつつ、安全、簡便...
要約 家畜ふん堆肥の窒素肥効をその遅速を含めて評価可能な分析法とその分析結果に基づき適正な施肥量を試算する施肥設計システム、ならびに堆肥の連用による畑土壌可給態窒素の増加を評価できる簡易土壌診断法に...
要約 抗微生物タンパク質改変ペプチドを利用した新規抗菌素材を作出するため、改変ペプチド・ポリマー複合体を用いた繊維加工技術を開発した。 キーワード 抗菌ペプチド、ポリマー加工、抗菌性素材 背景・ねらい ...
要約 出穂期を指標に体内時計のイネ突然変異体を単離同定し、実験室環境ではなく実際に圃場に栽培して、全遺伝子発現解析、一次代謝産物・二次代謝産物解析、光合成能力解析、収量性関連形質解析を行い、作物の体...
ウシ核移植産子に検出された肝臓ミトコンドリア蛋白質発現量の差異
要約 肝臓ミトコンドリア可溶化蛋白質の網羅的な比較解析により、正常に発育した同一細胞株由来体細胞クローン牛間の個体差が検出される。また、生後まもなく死亡した体細胞クローン牛において細胞死に関連する蛋...
要約 間伐など森林の手入れに使われる森林作業道について全国8路線を調査・分析した結果、4つの作設パターンがあることがわかりました。それぞれの特徴を明らかにし、森林作業道作設の手引きとしてまとめました。...
要約 唾液中のストレスマーカーによってストレス度を評価する手法が広まりつつあります。本研究では各種ストレスマーカーにおける測定値の個人差がその人の性格特性や安静状態での測定値と関係することを見出しま...
要約 好熱嫌気性細菌由来のセルロソームとβグルコシダーゼの組み合わせで、セルロース分解能を飛躍的に向上できる。本酵素の組み合わせによりアンモニア処理稲わらを91%の高効率で分解でき、世界のバイオマス分解...
Bacillus amyloliquefaciensを用いたα-グルコシダーゼ阻害活性を有する機能性食品素材の製造方法
要約 Bacillus amyloliquefaciensを用いることにより、α-グルコシダーゼ阻害活性を有する納豆様の機能性食品素材の製造が可能である。 キーワード Bacillus amyloliquefaciens、α-グルコシダーゼ阻...