要約 ランドレース種系統豚「ニホンカイL2」初産授乳期は、日本飼養標準・豚(2005年版)の20%増量した飼料を摂取させ、授乳期間を21日にすると発情再帰が早い。 キーワード 授乳豚、飼料給与量、授乳期間、発情...
要約 肥育前期配合飼料(体重30~70kg)に繊維分解酵素を添加すると、発育と飼料効率が高まる。ふん量は7.4%減少する傾向がある。 背景・ねらい 養豚は飼養頭数の多頭化が進み、一戸当たりのふん排せつ量が増加...
ルーメン微生物の増殖効率を高める低蛋白TMRで優れた泌乳成績が得られる
要約 泌乳最盛期に給与する混合飼料中の粗蛋白質含量を14%程度する場合、ルーメン非分解性蛋白質の割合を高めるよりも、ルーメン微生物の増殖効率を高める飼料構成にすることで、優れた泌乳成績が得られる。 キ...
自走式細断型ロールベーラにより収穫した稲発酵粗飼料の飼料特性
キーワード 細断型ロールベーラ、稲発酵粗飼料 背景・ねらい 都府県向けに、1台の機械で、青刈りトウモロコシ、牧草、飼料イネの収穫に対応でき、高密度ロールの成形が可能な自走式細断型ロールベーラの開発が進...
要約 粗飼料・葉菜中β-カロテン含量は、ミキサー抽出-アセトニトリル洗浄-吸光度測定により簡易迅速に推定できる。 背景・ねらい β-カロテンは牛の健康を維持し高品質な畜産物を生産するために重要なプロビタミ...
要約 エンレイの子実水分は電気抵抗式の水分計を用いて測定できる。子実をサンプリングし、単粒の水分を測定して平均した後、換算表を用いて平均子実水分を推定する。水分計は携帯式なのでほ場でも測定でき、コン...
キーワード 水田作経営、イネWCS、専用収穫機、コスト、所得、助成金、導入促進 背景・ねらい 生産調整水田の有効活用や粗飼料自給率の向上を図るため、北陸地域においてもイネWCS生産の拡大が求められてい...
GPSから得られる速度の精度評価のための装置およびデータ処理方法
要約 GPSアンテナが固定されたターンテーブルの回転検出から得られる速度(速さと方向)を基準としてGPSの動的精度を評価する。回転計から離散的に得られる角位置は、補間処理されるため、機械的な回転検出の分...
要約 GPS信号と各種収量センサの情報を統合する収量計測補助装置で指定されたタイミングで、コンバイン収穫時の試料の一部を収集して袋分けする。袋には収集位置が印字されたラベルが同封され、試料を分析する...
要約 単独測位GPSの搬送波位相変化から得られる速度を積算することで、圃場内の位置を認識しながら、粒状物散布機の可変制御を行う技術である。軟弱土壌においてすべり率が変動する際にも速度に連動して正確な...
乳酸菌散布装置の自動化による飼料イネ収穫作業時の溶液消費量の節減
要約 飼料イネ専用収穫機に搭載し刈り取りと同時に対象作物に乳酸菌溶液を添加する乳酸菌散布装置は、噴霧量の適正化及び作物体検出センサを含む簡易な自動化回路により、不要な噴霧を抑制できる。自動化による...
要約 飼料イネ用ロールベーラの後部に接続し、刈り取り作業と同時に成形済みのロールベール1個を積載できる簡易なロールベール運搬装置である。接続部の変更により、フレール型収穫機の他にコンバイン型収穫機...
耕うん同時畝立て播種作業機の汎用利用によるムギ・ソバの湿害軽減技術
要約 ダイズ用に開発した耕うん同時畝立て播種作業機の耕うん爪配列を変更し、平高畝を作りながら同時にムギやソバを播種する作業技術である。一工程で耕うんと同時に畝立て、施肥、播種作業を行い、畝立てによ...
背景・ねらい
背景・ねらい ベニズワイは近年資源状態が悪化しているが、水深1000-2000mに分布の中心を持つため、従来の採集器具では採集調査が困難であり、分布様式など生態的に不明な点が多かった。そこで、オッタートロール...
現地農家圃場における玄米中カドミウム濃度の変動範囲を簡易に推定する方法
キーワード カドミウム濃度、玄米、水田土壌、リスク評価 背景・ねらい 玄米中カドミウム濃度の規制値が、CODEX委員会で論議され、また、鉱山・工場廃水などの影響がないとされる地帯からもCd濃度0.4 mg kg-...
合成性フェロモントラップによるアカヒゲホソミドリカスミカメの発生消長の把握
要約 アカヒゲホソミドリカスミカメ合成性フェロモン剤を誘引源としたトラップによる雄の誘殺消長は、設置場所の成虫の発生消長を反映している。トラップとしては、水盤トラップと粘着トラップで誘殺雄数に差がな...
要約 家畜ふん堆肥を露地野菜栽培で連用すると、通常化学肥料で施用するリン酸、またはカリの施用量を、堆肥の成分で代替でき、リン酸、カリの化学肥料削減が可能である。ただし、窒素が不足するので、必ず不足量...
要約 オオムギ雲形病では、レースにかかわらず、幼苗接種試験で抵抗性と判定された品種の多くが、圃場試験で出穂期以降に著しく発病する。このため、抵抗性品種育成のための評価は圃場試験を主体に行う必要がある...
キーワード 遺伝子発現、イネ、茎葉、デンプン 背景・ねらい イネの葉鞘や稈は光合成産物の一時貯蔵器官として機能し、出穂前には多量のデンプンを蓄積するが、出穂後にはこれを分解して穂に再転流し、穎果の登熟...