台風被害が少ない、サトウキビ新品種候補系統「RK94-4035」
要約 サトウキビ「RK94-4035」は台風時の茎の折損が少なくて、潮風害後の収穫期の糖度も高い。黒穂病にも抵抗性である。本系統を台風による低収、低糖度地域に普及することで、サトウキビ生産の安定向上が期待で...
イネ雑種集団内の穂いもち圃場抵抗性弱個体を淘汰する世代促進技術
要約 多肥栽培、スプリンクラーによる毎朝夕の散水、風除けの設置により、沖縄支所内の圃場で従来の世代促進栽培より穂いもちを安定して発病させることができ、雑種集団内の穂いもち圃場抵抗性弱個体を淘汰できる...
要約 〔カンキツグリーニング病のベクターであるミカンキジラミは、蛍光顔料粉末を粉衣するダストマーキング法により標識できる。 背景・ねらい カンキツグリーニン...
出穂特性の異なる小麦 8 品種が持つ Vrn および Ppd 遺伝子
要約 〔Vrn遺伝子について、小麦品種「フクワセコムギ」、「ゼンコウジコムギ」、「Schomburgk 」はそれぞれVrn-D1、Vrn-D1、Vrn-A1を持つ。
要約 〔乾期に低下した気孔開度は、乾期が終わって土壌水分が増えても直ぐには回復しない。この不可逆的反応で光合成、吸水が低下し、作物の生育、
背景・ねらい ウミガメなど漁獲対象外の生物が漁業による混獲で死亡する問題は、海洋希少生物保護の観点から国際的な注目を集めている。一方、漁業者には混獲による漁具の損傷が大きな経済的打撃である。本研究で...
背景・ねらい マグロにみられるヤケと呼ばれる身質の変性は,商品価値の著しい低下を引き起こすため,その対策が求められてきた。一方,伊良部漁協の漁業者伊良波淳世氏は,生きたまま低水温槽で予冷することによ...
ポップアップタグによる推定位置と追跡調査でのGPSによる位置との比較
背景・ねらい これまで不明であったクロマグロ産卵親魚の産卵後の移動・回遊の知見を得る。
高度回遊性魚類の長期間の回遊調査に利用されているポップアップタグの推定位置の誤差を検討する。
クロマグロ親...
要約 サトウキビの出穂した穂のアルコール抽出液および出穂前の穂の酸抽出液は、α-アミラーゼに対しそれぞれ強い阻害活性を示す。 キーワード サトウキビ、穂、α-アミラーゼ、阻害活性 背景・ねらい ...
要約 豚ぷん尿の曝気処理後に発生する処理上澄液をニガウリに栽培期間中、施用(6mm/日の量を週5日)したところ、化学肥料施用と同等の収量が得られるが、土壌中のカリウムの集積が見られる。 キーワード 豚ぷん...
要約 沖縄県八重山・南部離島地域の施設圃場では、交換性塩基や可給態リン酸含量が基準値より著しく高い傾向にあり施肥改善が必要である。また、2層目のち密度が高いほ場がみられ、物理性の改善も必要である。 キ...
要約 種いも植付け後30日間の日平均気温が摂氏21.1度以上、その積算値が摂氏633.7度以上で経過した場合には、植付け60日以降に青枯病が多発するリスクが高い。 キーワード ジャガイモ、青枯病、日平均気温の積算...
要約 クルクマ・アリスマティフォリアは休眠のさめた長期貯蔵球根を出荷時期に合わせ随時植え付け、日長の短い9月から3月までは電照を行って休眠を防止し、気温の低下する11月下旬から4月下旬まで最低気温摂氏20...
要約 ユーチャリスは、充実した長径5cm以上で3ヶ月程度前に植え替え処理を行った球根を用い、摂氏32度で2週間処理した後、昼摂氏20度夜摂氏15度で栽培すると高率に開花し、周年開花も可能である。 キーワード ユ...
要約 本県でのカーネーションの起き上がり仕立て栽培は早期定植では台風被害を受けやすいため、10月定植が良い。また、栽培品種は早生~中生品種の「ソネットブラボー」「エチュード」「アルテア」などが適する。...
要約 沖縄県でのシンテッポウユリの早期出荷の品種は「オーガスタ」「雷山1号」が適し、露地生産も可能である。また、摂氏10度、15日間の吸水種子と摂氏10度、30日間の苗の低温処理、4時間の暗期中断による長日処...
要約 露地電照栽培に適した秋小ギクの新品種「沖の乙女」を育成した。花色は濃い赤紫色で優れる。開花揃いは良く、一斉収穫が可能である。水揚げ、花持ちも良い。葉は濃緑色の照り葉で、葉質は良い。 キーワード ...
要約 ハワイのデンファレ切り花品種「ユニワイ・ミスト」と「ユニワイ・スプリーム」、並びにシンガポールの品種「ルーシーピンク」は、沖縄の栽培環境に適応し、多収性である。 キーワード デンファレ、切り花品...
要約 pH7.0程度の国頭マージ土壌に、土壌10kgあたり60gを上限としてイオウを施用することにより、アルカリ萎凋症を改善することができる。しかし、それ以上になると改善困難である事から、原因となるアルカリ性の...
要約 沖縄におけるカンキツ「南香」は、7月下旬~8月上旬と8月下旬~9月上旬に裂果のピークが見られ、3ppmジベレリンの散布により7月下旬~8月上旬の裂果が軽減される。 キーワード カンキツ、「南香」、裂果、ジ...