球状生子率が高く精粉収量が多いこんにゃく新品種候補系統「群系70号」
要約 群系70号は球状生子率が高いため生子植付け機が使用でき、球茎収量が多く精粉歩留が高いため精粉収量は「あかぎおおだま」より15%程度多い。また、葉枯病、根腐病にも「あかぎおおだま」並に強く、低コスト...
要約 結果枝の摘心処理を行うと、満開後15~20日の本摘果1回のみでも糖度を低下させることなく、果実肥大や玉揃いが良く、安定した収量が得られる。また、摘果、せん定時間ともに短縮され、摘心と新梢誘引を...
要約 アロウカナを産卵性と卵殻色で7世代選抜した結果、産卵率は31.9%から65.4% に倍増した。一方、卵殻色は多少濃くなる傾向にあるが、大きな改良効果は得られなかった。しかし、白色レグホーンとの交雑鶏と比...
要約 烏骨鶏を産卵性と外貌で7世代に渡り選抜した結果、産卵率が倍増し外貌の揃った烏骨鶏が作出された。また、第6世代を自然日長下で平飼いした場合就巣行動が顕著となり産卵率が低下した。 キーワード 烏骨鶏...
要約 混合精液を用いて一腹から複数の種雄豚の産子を得て、父親はDNAにより親子判定を行った産子の肥育試験を行ない、種雄豚3頭の能力判定を行ったところ、種雌豚の効果を取り除くことができたためより正確な...
要約 種雄豚の正確な血統管理を目的として、父親とこどものみのDNAから親子関係が確認できるかどうかについてマイクロサテライトマーカーを用いた遺伝的解析を行った。種雄豚7頭とそのうち4頭を父親に持つ産...
要約 8~38細胞期の牛胚53個を用いて129個の分離集合胚を作出したところ、62個の胚で移植可能ステージまでの発生が認められた。分離集合胚の作出条件としてはドナー胚のステージは16細胞期以上、集合割球数は5...
要約 黒毛和種去勢牛において、肥育素牛導入時体重が大きいほど枝肉重量が大きくなる傾向がある。肉質等級は導入時体重が290kg前後の場合が最も良好である。 キーワード 黒毛和種去勢牛、肥育素牛、適正体重...
要約 泌乳前期(乳量40kg/日程度)の飼料として、粗蛋白質15.6%でも乳生産に影響はなく、糞尿中への窒素排泄量低減の可能性が示唆された。 キーワード 蛋白質、乳生産、糞尿中窒素排泄量 背景・ねらい 飼料中の...
要約 水田の脱窒能力を利用した尿浄化処理水の窒素除去は、冬季は温度低下により困難であるが、稲ワラを鋤込むと水稲栽培期間中は平均で水田10ア-ル当たり1日約2キログラムが可能である。茎葉型の飼料稲は浄化...
要約 家畜ふんから炭を作ることができ、その生成量と成分含量は原料に依存し、原料中の組成から推定できる。炭化により肥料成分は水に溶けにくくなる。 キーワード 家畜ふん、炭化 背景・ねらい 未利用有機物は家...
要約 生産段階における慢性疾病の浸潤状況が枝肉資質におよぼす影響を検討するため、県内4農場から出荷された計463頭の枝肉について、慢性疾病浸潤の指標として枝肉の胸腔内癒着痕の有無と枝肉の格付、背脂肪...
要約 食品製造副産物を高泌乳牛にTMRとして給与する場合、粗脂肪、NDF、NFCなどの飼料成分に留意して、飼料設計を組み立てることにより、乳生産を損なわずに低コスト生産が可能である。 キーワード 高泌...
要約 シ-トを用いることにより、家畜ふんを屋外において低コストで堆肥化できる。また、堆積時の水分を70%以下とし、通気のため暗きょ排水管等を設置することにより切り返しを実施せずに堆肥化が可能である。 キ...
背景・ねらい キャベツは、群馬県の主要農産物であり、このうち約8割を嬬恋村で生産している。その大部分は生食用に出荷されており、価格変動が激しく、加工品も少ない。そこで、キャベツの利用拡大を図るため、...
要約 消費の伸びが期待できる調味こんにゃくは、陳列中に軟化症状を呈することがある。軟化防止には85℃30分の加熱処理を2回(隔日)するか、85℃30分加熱処理後10℃以下で保存するのが有効で、1ヶ月以上軟化を防止...
要約 キャベツセル育苗における水管理の省力化を図るため、pFセンサー、ディジタルタイマーと制御回路の組み合わせにより灌水を自動化した。片側灌水式の多孔チューブによる育苗では、苗の大きさや揃いは手灌水と...
要約 ダイコンのバーティシリウム黒点病に対する抵抗性に品種間差異が認められる。抵抗性の高い8品種は、バーティシリウム黒点病対策として実用的に使用できる。 背景・ねらい 群馬県内のダイコンに、バーティシ...
要約 緒糸は、収斂状態から分繊化、精練して綿状の単繊維にする。電動つむぎ車に掛ける際、撚りの強弱や送り量を調整することにより、多種類のつむぎ糸ができる。 背景・ねらい 製糸工場で発生する緒糸等の副蚕糸...
要約 色素を混入した生桑葉ペースト飼料を調製し、5齢起蚕から上蔟時まで給餌することにより、蚕が吐糸営繭した繭はそれぞれ混入した色素に応じた色繭となる。色繭からは、繭色と同系統の色生糸を製糸することが...