マイクロサテライトDNAマーカーによる個体識別手法を用いた牛二卵性双子産子に起因するキメラ体の確認
要約 発生分化の起源が異なる造血細胞由来DNAと毛根細胞由来DNAの2種類のDNAおよびマイクロサテライトDNAマーカーによる個体識別法を用いれば、牛二卵性双子産子のキメラの有無を確認できる。 キーワード 育種、...
黒毛和種の子牛市場出荷時体重に対する母性遺伝効果の育種価と60日齢体重の関係
要約 子牛市場出荷時体重から推定した母性遺伝効果の育種価と子牛の60日齢体重との間に有意な関係が認められ、子牛市場出荷時体重に対する母性遺伝効果の育種価は泌乳能力の指標となる。 キーワード [キーワード...
要約 早期加温栽培「デラウェア」における地中加温は、ハウス加温の10日前ころからジベレリン前期処理期ころまで行うことが、高品質果実の多収生産に有効である。 キーワード ブドウ、デラウェア、早期加温栽培、...
イチゴにおけるワタアブラムシ防除のための天敵(コレマンアブラバチ)放飼時期
要約 施設土耕栽培イチゴにおいて、栽培期間中のワタアブラムシ密度を収穫果に影響がない程度に抑制するためのコレマンアブラバチの放飼時期は、ワタアブラムシ寄生株率が秋では5%程度である。 キーワード ワタア...
要約 餌植物を寒天(2%)で固定して,温度20±1℃,関係湿度79%の条件で飼育密度を1容器当りワタアブラムシで10頭程度,モモアカアブラムシで8頭程度として,1~2日毎に子虫を取り除き,3~4日毎に餌を交換すると,1...
高温登熟条件下における乳白粒発生を抑制する「コシヒカリ」の適正籾数
要約 「コシヒカリ」の乳白粒は出穂後20日間の平均最低気温が高いほど、また籾数が多いほど発生が多くなる。出穂後20日間の平均最低気温が23℃となる場合、乳白粒の発生を6%未満に抑制するには籾数を平方メートル...
要約 アルコール発酵関連酵素であるピルビン酸デカルボキシラーゼ(PDC)遺伝子アンチセンスをメロン'No.44'へアグロバクテリウム法により導入することで発酵果の発生を抑制することが可能である。 キーワード メロ...
MNSVコート蛋白質遺伝子アンチセンス導入によるMNSV抵抗性メロンの作出法
要約 黄皮白肉メロン‘No.44’に、メロンえそ斑点ウイルス(MNSV)コート蛋白質遺伝子の一部をアンチセンス方向に導入することにより、MNSVに対する抵抗性を付与することが可能である。 キーワード メロン、遺伝子...
シバ、ススキ、オーチャードグラス各生草のルーメン内分解率とそしゃくの効果
要約 シバ、ススキの生草のルーメン内分解率は、オーチャードグラス生草にくらべ低いが、 シバのCP分解率は、ススキとくらべて、季節変化がなくCPのルーメンへの安定供給源である。ウシのそしゃくによりルーメン...
シバ型草地放牧における季節別の採食草種、飼料成分およびin vitro 消化率
要約 シバ型草地放牧時の推定採食草種は全123種で、うち29種が季節を通して共通し、採食量中69~82%を占め、シバの採食割合は37~51%である。夏は採食量が低下し、秋の採食草は、粗蛋白質含量とin vitro 乾物消化...
要約 火入れ予定のススキ草地の外縁部を電気牧柵でベルト状に囲い、肉用繁殖牛を放牧させて草を採食させることで、極めて省力的に防火帯を創り上げることができる。 キーワード 生態、野草類、放牧、防火帯、半自...
要約 野草植生の遊休農地への繁殖牛の放牧飼養及び小型機械体系による牧乾草の確保は、肉用牛経営の省力化、所得増加など顕著な経営改善を可能にする。また、放牧等の畜産利用は中山間地域の農用地の経済的価値を...
要約 平坦部の冷房育苗による秋出しトルコギキョウ栽培において、播種期に応じて短日処理を10~30日間行うことにより、採花率を低下させずに開花抑制と品質向上が可能になる。 背景・ねらい 平坦部における秋出...
要約 秋出しアレンジメント用アスターにおいて、本葉15枚展開期までに電照(深夜4時間の暗期中断)を始め、電照終了日を9月中旬~10月上旬(電照期間8~12週間)に設定することで10月に草丈70cm以上の切り花生産...
発情周期、妊娠初期のウシ子宮内膜におけるIL-2、IL-4、およびIL-10遺伝子の発現
要約 ウシの発情周期および妊娠初期の子宮内膜では、免疫に関与するインターロイキン2(IL-2)、IL-4およびIL-10遺伝子の発現が時期特異的に変化し、また、子宮内膜の小丘部および小丘間部の部位によって各遺伝子の...
過剰排卵処理開始時期をコントロールするためのプロスタグランジンF2 αと性腺刺激ホルモン放出ホルモンの併用処理
要約 発情排卵後5~15日目の牛に、プロスタグランジンF2 αと性腺刺激ホルモン放出ホルモン(Gn-RH)を併用処理することにより、卵胞波の同期化が可能である。Gn-RH投与後3日目から過剰排卵処理を行った結果、その後...
要約 ボタン主要43品種について、RAPDマーカーにより品種識別が可能である。不明な品種の同定または品種名の確認に有効な比較品種、プライマーセットを設定し、効率的かつ簡易に品種の確認が行える。 背景・ねら...
要約 水稲品種「ハナエチゼン」は、同熟期の「チドリ」よりやや多収、良質・良食味であるので、本県の早場米地帯向けの極早生品種として奨励品種に採用する。 背景・ねらい 本県の早場米地帯を中心に栽培されてい...
チンゲンサイ根圏土壌における窒素の形態変化およびプロテアーゼ活性
要約 チンゲンサイの根圏土壌は無機態窒素、水抽出タンパク質、アミノ酸含量が多く、またプロテアーゼ活性も高いことから、根圏においてタンパク質を分解して吸収している可能性が高い。 背景・ねらい 有機物施...
要約 石灰質肥料の施用はボタンの根の発達と生長を促進し、良質苗の生産に効果がある。黒ボク土における好適値は概ねpHが6~7、交換性カルシウム含有量が3~4g kg -1 である。 背景・ねらい 島根県の八束町は...