要約 「おおきみ」は、平均果重が20g以上の極大果で日持ち性と食味に優れ、摘果作業が不要な促成栽培用イチゴ品種で、萎黄病、炭疽病およびうどんこ病に対して抵抗性を有する。 キーワード イチゴ、極大果、日持...
要約 「こいのか」は、早生で連続出蕾性に優れ、年内収量の多い促成栽培用イチゴ品種である。果実の硬度は高く日持ち性に優れ、糖度が高く、食味は極めて良い。 キーワード イチゴ、早生、日持ち性、良食味、連続...
「雪姫」の12月出荷における挿し穂及び発根苗低温処理による生育・開花促進
要約 福岡県で育成した白色系の電照栽培用秋ギク「雪姫」は、電照抑制12月出し栽培で、挿し穂及び発根苗をそれぞれ2.5℃で3週間低温処理を行って夜間最低気温15℃で栽培することにより、茎伸長がよくなり、開花が促...
要約 促成栽培に適するトマト黄化葉巻病抵抗性品種として、収量性および食味に優れる「TY桃太郎さくら」、「秀麗」を選定した。 キーワード トマト、トマト黄化葉巻病、抵抗性、品種、食味 背景・ねらい
要約 イチゴの高設栽培による普通促成作型において、クラウン部加温を行うことにより、ハウス内最低温度4℃管理でも厳寒期の生育が促進され、ハウス内最低温度10℃管理と同等以上の商品果収量が得られるとともに、...
オレンジ香で生食およびフレッシュジュースにも適したカンキツ「果のしずく」
要約 カンキツ「果のしずく」は1月下旬に成熟し、糖度11度、クエン酸含量1.0g/100ml程度で食味良好である。剥皮しにくいが、果肉が軟らかく多汁、オレンジ香で無核果の割合が高く、生果およびフレッシュジュース...
ブドウ無核「巨峰」の電照処理による果粒の肥大促進と花穂の確保
要約 早期加温栽培におけるブドウ無核「巨峰」では、電照処理を行い、新梢先端の管理を摘心とした場合、樹勢が強化され、果粒重が重くなる。さらに、翌年の花穂着生数も電照処理により増加する。 キーワード ブド...
要約 カキ「富有」を側枝単位で環状剥皮することで、樹勢を低下させずに着色と果実肥大が促進され、果実糖度が上昇する。日持ち日数は処理により短くなる。6~8月に処理すると果実品質の向上効果が高く、処理時期...
「ヒリュウ台」高糖系ウンシュウの連年安定生産のための適正な株間と結果数
要約 樹勢が旺盛で隔年結果性の強い高糖系ウンシュウに「ヒリュウ」を台木として用いて、植え付け時の株間を1.5~2mとし、結果数を樹冠容積当たり25~30果/m3、葉果比30程度とすることで高品質果実を連年安定生産...
ウシCランク胚を超急速ガラス化前に短期培養すると高い受胎率が得られる
要約 ウシ低ランク胚のうち、Cランク胚を採取後に短期培養すると、発育が見られ、FSD法で超急速ガラス化して移植すると、保存良質胚と同等の高い受胎率が得られる。 キーワード 低ランク胚、培養、超急速ガラス化...
要約 水田でのイタリアンライグラスの播種期が12月まで遅延した場合、弾丸暗渠や明渠を設置して圃場の排水性を高め、低温伸長性の高い品種を用い、5kg/10aで播種すると、スズメノカタビラ主体の雑草割合を最小限...
コクシジウムワクチンによる有機JAS飼育条件下の肉用鶏の発育改善
要約 有機畜産物JAS規格に準拠した飼育条件では肉用鶏の発育が低下するが、コクシジウムワクチンの投与により慣行飼育と同等の発育成績を得ることができる。 キーワード 肉用鶏、有機畜産物JAS、コクシジウムワク...
ホスホエノールピルビン酸利用によるウシバイオプシー胚の修復効果
要約 性判別のために胚の一部を切断したウシバイオプシー胚を、ホスホエノールピルビン酸を添加した培地で培養すると、胚の形態回復が良好となり、移植後の受胎率が改善する。 キーワード ホスホエノールピルビン...
要約 アメリカアサガオ、ホシアサガオ、マメアサガオおよびマルバルコウは短日性植物としての特徴を示す。7月上旬播種の場合には開花までの日数はアメリカアサガオで短く、ホシアサガオで長い。また、開花から結...
要約 暖地の大豆畑に蔓延する雑草アサガオ類の種子は、傷つけ処理後に湛水土中に埋土することで死滅する。埋土温度が低いほど死滅に要する日数が長くかかる。屋外の条件でも、季節を問わず十分な効果がある。 キ...
要約 「森多早生」と「コシヒカリ」の正逆の戻し交配系統を用いて、炊飯米の食味に関するQTLの遺伝子型効果を実証した。食味に関する主要なQTLは第3、6、7、10染色体上にある。その中で、特に第3染色体上のQTLが...
イネ品種「初山吹」胚乳由来の新規黄色色素oryzamutaic acid Aの構造
要約 oryzamutaic acid Aは、「初山吹」胚乳由来の新規黄色色素であり、従来にない含窒素複素環骨格を有し、フラボノイドやカロテノイドなどの食品に広く含まれる黄色色素とは全く異なる。 キーワード 水稲、初山...
極低ポリフェノールで加熱後褐変せず多収で高品質の二条大麦新品種「白妙二条」
要約 二条大麦新品種「白妙二条」は、褐変を引き起こすポリフェノール含量が極低く、炊飯後に褐変をほとんど起こさない。精麦白度と歩留りが高く精麦品質が優れる。ニシノホシと同等の早生、短稈、多収である。穂...
要約 「初山吹」は、「キヌヒカリ」のガンマ線照射による突然変異に由来する粳種である。胚乳に黄色の新規化合物を含み、精米、飯米ともに明らかな黄色を呈する。 キーワード イネ、突然変異、胚乳、黄色、有色素...
要約 「ルリアオバ」は、刈取後の再生茎の生育が旺盛で、2回刈り栽培における地上部全重が極多収で稲発酵粗飼料に適した晩生種である。九州南部において茎葉型の2回刈り専用種として利用できる。 キーワード イネ...