摘要 除草ロボットシステムの撹拌による除草効果は、ヒエの本数が初期の1割程度まで除草できる。ロボットによる除草は、無除草区に比較して明らかに本数が少なくなっている。また、ヒエの乾物重も除草剤区に比較...
摘要 10年度新たにタチスズメノヒエ、ムラサキノキビ、ハイキビの3草種でEphelis sp.の感染が確認された。アワヨトウ幼虫は本菌の感染したパンゴラグラスよりも非感染葉をより好んで摂食した。また...
摘要 スルホニルウレア系除草剤(SU剤)に抵抗性を示すアゼナ類の防除を目的とした除草剤を選定するために、ポット試験と現地試験によって数種除草剤の効果を検討した。その結果、ポット試験ではプレチラクロー...
マレイシアにおける水稲生産性拡大のためのハイブリッド稲の開発(182)
摘要 マレイシアでは持続的に高い収量を維持するため、ハイブリッド稲の実用化に対する期待が大きい。ハイブリッド稲の実用化のために解決しなければならない細胞質雄性不稔系統(CMS)の稔性及び安定多収のた...
摘要 水田多年生雑草キシュウスズメノヒエの水田における防除法を確立するため、各種除草剤の殺草効果をポット条件でスクリーニングした。供試した除草剤はポット条件でキシュウスズメノヒエの切断茎に対して、湛...
早期水稲栽培田における多年生雑草の栄養繁殖器官の密度低減技術の確立(120)
摘要 連続耕うんや稲刈り後30日におけるグリホサート液剤の散布はショクヨウガヤツリの塊茎形成を阻止するが効果が高く、稲刈り後45日あるいは60日の散布では塊茎が多く形成されるものの、萌芽不能塊茎が多...
摘要 走行速度連動型の液剤少量散布装置を装着した乗用管理機を用い、散布圧力を変えて除草剤の散布試験を水田で行った。散布量を一定にした場合、散布圧力は乗用管理機の走行速度によって変化し、速度を増すほど...
摘要 直播栽培での播種~出芽期の食害が問題となるカルガモ(7年度)とドバト(8年度)の採食生態を茨城県新利根町の試験圃場周辺で調査した。カルガモの1夜あたりののべ滞在時間は平均6.9時間だった。直播...
摘要 現地調査と各地からの情報収集の結果、水田に発生するイネ科多年生雑草には、キシュウスズメノヒエ、チクゴスズメノヒエとエゾノサヤヌカグサの他にアシカキ、サヤヌカグサ、ハイコヌカグサ、ウキガヤ、ムツ...
早期水稲栽培田における多年生雑草の栄養繁殖器官の密度低減技術の確立
摘要 暖地の早期水稲栽培田におけるショクヨウガヤツリ、キシュウスズメノヒエ、クログワイなど多年生雑草の増殖及び繁殖特性を解明し、早期水稲の収穫後の除草剤処理による栄養繁殖器官の密度低減技術を確立する...
熱帯・亜熱帯性強害雑草の水田への侵入・定着条件の解明(183)
摘要 我が国に未定着の熱帯・亜熱帯性水田強害雑草の侵入・定着条件を解明し、地球温暖化に対応した雑草防除技術を確立するため、コヒメビエをモデルとして生態的特性を在来のヒエ属雑草と比較検討した。種子の一...
摘要 近畿・中国・四国地域の飼料畑に発生している主要帰化雑草についてその発生、分布、作物被害状況についてアンケート調査を行った。発生の確認件数が多かったのは、イチビとアメリカセンダングサであった。ま...
水田強害帰化雑草の生存戦略の解明と制御技術の開発ーショクヨウガヤツリ、ナガボノウルシ、ヒエ類、キンポウゲ属等(184)
摘要 早期水田のショクヨウガヤツリの発生は中干し時期以降に多く、塊茎は水稲収穫後に多く形成された。水稲収穫後のグリホサート液剤処理は塊茎の形成を抑制するとともに、既に形成された塊茎の萌芽率を低下させ...
摘要 多年生雑草の個生態解明と防除手段の開発につき試験を行った。糸状菌Epicocosorus nematosporus K-035菌株によるクログワイの防除効果を除草剤と組合わせて調べ、同薬量の併...
暖地における帰化植物の情報収集と動向予測ー暖地・水田(185)
摘要 水稲作水田における帰化雑草14草種の分布状況を明らかにした。アメリカセンダングサ、アメリカアゼナは九州全域に、ホソバヒメミソハギ、アメリカミソハギ、キシュウスズメノヒエは九州各県の平坦部に分布...
摘要 "5月10日と5月29日に水稲を移植した水田を用いて、移植5日後とノビエ2.5葉期に除草剤を処理し、カフェンストロール含有剤3剤(NC-355顆粒水和剤、CH-907-1KG粒剤、CDS-94...
土壌生態系中におけるアレロパシー物質の動態と植物の生育制御(64)
摘要 植物から土壌生態系に放出されるアレロパシー物質の動態を把握し、これを利用した植物の生育制御を行う。プラントボックス法により、牧草や雑穀など約300種類を探索した結果、エンバク、アマ、ヒエ、アワ...
摘要 イネ科植物から新たなエンドファイトを探索するととともに、エンドファイトの感染によってイネ科植物に耐病虫性が付与されたかどうかについて検討した。スズメノヒエとチューイングフェスクからエンドファイ...
暖地における帰化植物の情報収集と動向予測-暖地・水田(165)
摘要 暖地水田における帰化植物の発生実態を文献調査、アンケート調査および定点観測等の現地調査を通して明らかにし、今後の発生動向を予測する。7年度は福岡県筑後地域、佐賀県平坦部の水田における帰化植物1...
水田強害帰化雑草の生存戦略の解明と制御技術の開発ーショクヨウガヤツリ、ナガボノウルシ、ヒエ類、キンポウゲ属等(164)
摘要 水田の強害帰化雑草について原産地にはない暖地の水田条件下での生理・生態的特性を解明し、省力的防除体系を確立する。7年度はショクヨウガヤツリについて、耕起時の幼植物の大きさ、代かきによる土壌への...