摘要 切断茎から再生した2~3葉期のキシュウスズメノヒエに対するシハロホップブチル含有剤の殺草効果は混合剤の種類および処理時の水深によって異なった。シハロホップブチル以外の除草剤では,キシュウスズメ...
早期水稲栽培田における多年生雑草の栄養繁殖器官の密度低減技術の確立(119)
摘要 刈跡に再生したキシュウスズメノヒエの防除に、水稲収穫後32日目および50日目のグリホサート処理が有効であったが、水稲収穫後15日目および33日目の耕耘は効果がなかった。クログワイについては、ス...
摘要 切断茎から再生した2~3葉期のキシュウスズメノヒエに対するシハロホップブチル1kg粒剤およびその混合粒剤の殺草効果は、処理時の水深が5~8cmで高く、水深3cmでは劣った。畦畔から侵入したキシ...
摘要 除草ロボットシステムの撹拌による除草効果は、ヒエの本数が初期の1割程度まで除草できる。ロボットによる除草は、無除草区に比較して明らかに本数が少なくなっている。また、ヒエの乾物重も除草剤区に比較...
摘要 スルホニルウレア系除草剤(SU剤)に抵抗性を示すアゼナ類の防除を目的とした除草剤を選定するために、ポット試験と現地試験によって数種除草剤の効果を検討した。その結果、ポット試験ではプレチラクロー...
摘要 現地調査と各地からの情報収集の結果、水田に発生するイネ科多年生雑草には、キシュウスズメノヒエ、チクゴスズメノヒエとエゾノサヤヌカグサの他にアシカキ、サヤヌカグサ、ハイコヌカグサ、ウキガヤ、ムツ...
摘要 走行速度連動型の液剤少量散布装置を装着した乗用管理機を用い、散布圧力を変えて除草剤の散布試験を水田で行った。散布量を一定にした場合、散布圧力は乗用管理機の走行速度によって変化し、速度を増すほど...
摘要 水田多年生雑草キシュウスズメノヒエの水田における防除法を確立するため、各種除草剤の殺草効果をポット条件でスクリーニングした。供試した除草剤はポット条件でキシュウスズメノヒエの切断茎に対して、湛...
摘要 多年生雑草の個生態解明と防除手段の開発につき試験を行った。糸状菌Epicocosorus nematosporus K-035菌株によるクログワイの防除効果を除草剤と組合わせて調べ、同薬量の併...
早期水稲栽培田における多年生雑草の栄養繁殖器官の密度低減技術の確立
摘要 暖地の早期水稲栽培田におけるショクヨウガヤツリ、キシュウスズメノヒエ、クログワイなど多年生雑草の増殖及び繁殖特性を解明し、早期水稲の収穫後の除草剤処理による栄養繁殖器官の密度低減技術を確立する...
暖地における帰化植物の情報収集と動向予測ー暖地・水田(185)
摘要 水稲作水田における帰化雑草14草種の分布状況を明らかにした。アメリカセンダングサ、アメリカアゼナは九州全域に、ホソバヒメミソハギ、アメリカミソハギ、キシュウスズメノヒエは九州各県の平坦部に分布...
水田強害帰化雑草の生存戦略の解明と制御技術の開発ーショクヨウガヤツリ、ナガボノウルシ、ヒエ類、キンポウゲ属等(184)
摘要 早期水田のショクヨウガヤツリの発生は中干し時期以降に多く、塊茎は水稲収穫後に多く形成された。水稲収穫後のグリホサート液剤処理は塊茎の形成を抑制するとともに、既に形成された塊茎の萌芽率を低下させ...
摘要 "5月10日と5月29日に水稲を移植した水田を用いて、移植5日後とノビエ2.5葉期に除草剤を処理し、カフェンストロール含有剤3剤(NC-355顆粒水和剤、CH-907-1KG粒剤、CDS-94...
摘要 6年度に引き続き北陸農試場内大区画圃場(約1ha)及び頸城村Y氏圃場(約1.1ha)を用いた水稲の潤土直播栽培体系化試験を実施した。播種・施肥・農薬散布作業は試作改良を続けている作業幅10mの...
水田強害帰化雑草の生存戦略の解明と制御技術の開発ーショクヨウガヤツリ、ナガボノウルシ、ヒエ類、キンポウゲ属等(164)
摘要 水田の強害帰化雑草について原産地にはない暖地の水田条件下での生理・生態的特性を解明し、省力的防除体系を確立する。7年度はショクヨウガヤツリについて、耕起時の幼植物の大きさ、代かきによる土壌への...
摘要 クログワイの生物的防除法確立のため、自然発生のクログワイに糸状菌Epicoccosorus nematosporus K-035菌株を106/mlの胞子濃度で接種し、翌日に除草剤ベンタゾン・M...
暖地水田における主要雑草の発生・生育予測と除草剤低減技術の開発
摘要 近年、農産物への安全志向が強まり、また、農薬による環境負荷が懸念されており、それに対処する方策として除草剤使用量の低減が急務である。そこで雑草の発生状況に応じた必要最低限の除草剤使用の徹底を図...
水田強害帰化雑草の生存戦略の解明と制御技術の開発-ショクヨウガヤツリ、ナガボノウルシ、ヒエ類、キンポウゲ属等(168)
摘要 トゲミノキツネノボタンとイボミキンポウゲは土壌への痩果混入5年目でも水稲単作(常時湛水)、水稲-小麦、大豆-小麦の各作付体系下において痩果の生存及び出芽がみられ、完全防除には5年以上の期間が必...
摘要 土壌処理除草剤チオカーバメートの効果変動について、前作のアブラナ科作物残渣に含まれる芥子油配糖体に視点をあて、畑ワサビ茎葉を混合、腐植させた土壌にベンチオカーブを処理した場合の作用性持続程度を...
水田強害帰化雑草の生存戦略の解明と制御技術の開発 ショクヨウガヤツリ,ナガボノウルシ,ヒエ類,キンポウゲ属等
摘要 近年九州地域の水田に侵入した新帰化雑草の、地域水田条件下での生理・生態的特性については、ショクヨウガヤツリ、アメリカミソハギ、イボミキンポウゲ、トゲミノキツネノボタン等で検討されてきた。しかし...