摘要 再資源化物施用土壌における肥料の溶脱浸透及び作物生育の状況を調査し、環境負荷の少ない再資源化物施用技術を明らかにする。牛ふん炭中のリン酸及び加里成分は、コマツナに対して化学肥料と同等の効果が...
摘要 農林水産バイオマスに着目し、再資源炭の農業的用途開発に取り組んだ結果、(1)水田における再資源炭の施用効果を重粘土転換畑ダイズに投入すると、透水性の向上によって収量が増加すること、(2)伏せ焼き等の...
土壌環境の好適化と根圏環境の制御による高品位作物生産技術の開発
摘要 i)地中冷却処理によって春~夏作ホウレンソウ・コマツナの硝酸含量を低減できることを明らかにした。ii)大豆・小麦・大豆2年3作体系の現地試験から、牛ふん堆肥秋施用や緩効性肥料施用による1作目大豆の...
土壌環境の好適化と根圏環境の制御による高品位作物生産技術の開発
摘要 i)冬作ホウレンソウの低温障害を回避し、寒締め効果を高めるためには、最低気温よりむしろ最高気温の低下が大きく影響することを明らかにした。ii)夏作ホウレンソウ・コマツナの高温障害を軽減し、高品質...
熱帯・亜熱帯地域特有の植物・微生物による効率的環境管理技術の開発-水田土壌における生物窒素固定およびメタン生成の管理技術-(184)
摘要 地下15cmに埋設した灌水パイプから液肥を点滴灌漑した地中区と緩効性肥料を全層施肥し地表から水を点滴灌漑した対照区でキャベツとコマツナの養水分利用効率と収量を比較した。両区とも同じ施肥量とし,灌水...
組換え体植物の開放系での利用に伴う遺伝子拡散のリスク評価のための基礎的研究(76)
摘要 セイヨウアブラナを含む近縁なアブラナ科5種の野生状況下における生育地及び開花期を調査した。その結果、セイヨウカラシナは河川の堤防や河川敷で大きな群落を形成している。セイヨウアブラナも河川沿いに...
雲仙普賢岳における植生遷移および土壌生成の初期過程の解明(815)
摘要 雲仙普賢岳垂木台地に試験地を設定した。複雑な堆積様式は多様な火砕流による攪乱が起こっていたことを示した。試験地内では火砕流堆積物の堆積様式に大きな違いが認められた。つまり,普賢岳火口側では直径...
摘要 乾燥した牛ふん、豚ぷんおよび鶏ふんを適当な割合で混合することにより、窒素の無機化量の調節が可能であった。混合ふんの窒素無機化量は単独ふんの無機化量に混合比を乗じた値の和と一致した。乾燥ふんは成...
忌避音声と誘導因子の組み合わせによる鳥類の行動制御技術の開発(187)
摘要 忌避音声を代替餌などの誘導因子と組み合わせることによって鳥の行動制御技術の開発を目指した。オナガの警戒声を野外の鳥の群れに聞かせると、ムクドリとヒヨドリの大部分はただちに飛び去り、多少劣るもの...
土壌動物及び双翅類による家畜排泄物堆肥化技術の開発(160)
摘要 牛糞と木質廃材混合堆肥への土壌動物導入効果を明らかにするため、下層土と各種試料を1:1の割合で混合してコマツナを播種し、成長を比較した。コマツナ20本の20日間の総成長量は、対照区7.1g、サ...
摘要 近年多用されるようになったレアメタル類の農業環境中での動態制御を目的として、種々の発生源と処理過程をもつ水処理余剰汚泥中のレアメタル類の化学形態と植物への移行性を調査した。レアメタル類の内、希...
摘要 微生物分解型緩効性窒素肥料および家畜ふん尿を原料とする環境保全型緩効性新資材を開発し、それらを利用して野菜等の高品質化を図る。8年度では、■ゼオキサミドの緩効性がホウレンソウとコマツナの収量と...
摘要 アブラナ科作物の栽培と土壌への鋤込により後作の土壌病害発病が軽減される事例が知られている。これを防除に利用するため、現像の再現と原因の解明を行った。農業研究センター内人工汚染圃場でコマツナを栽...
摘要 2種類の土壌(淡色黒ボク土、灰色低地土)に、ベリリウム、バナジウム、ガリウム、ランタンを水溶性塩の形態で添加してコマツナを栽培し、それぞれの金属のコマツナ地上部への吸収及び収量を調査した。ベリ...
摘要 コマツナの前作・鋤込みはハクサイ黄化病等に対して発病軽減効果がある。7年度は、コマツナ鋤込みのホウレンソウ萎ちょう病防除効果、鋤込み後のポリフィルム被覆の影響および土壌中の微生物密度との関係を...
作物汁液の多成分・微量分析による栄養診断および生体・培地管理手法の開発(86)
摘要 作物生体液中の物質の濃度や存在形態からリアルタイム診断情報を得て、迅速な栄養診断手法を確立するため、これまでほとんどデータのないマンガン(Mn)、亜鉛(Zn)、鉄(Fe)等の微量元素の濃度レベ...
摘要 作物の生産性は栄養生理機能によるところが大きい。この診断法を確立するため、作物種や系統間でのミネラル代謝等の変異を明らかにした。2年は多収稲タカナリの栄養生理をむさしこがねと比較した。2・3年...
作物汁液の多成分・微量分析による栄養診断および生体・培地管理手法の開発(90)
摘要 きゅうりとこまつなを培地のカルシウム濃度を変えて栽培し、その導管液や葉身、葉柄の汁液のカチオン、アニオン濃度を分析した。培地のカルシウム濃度が2mMから7mMになると、両作物で汁液のカルシウム...
摘要 集約栽培では土壌窒素養分が集積し、地下水汚染など環境に負荷を与えることが懸念されている。栽培跡地の土壌養分の集積量や分布の実態を把握し、集積養分の制御技術の開発に資するため、養分供給法の違いと...
摘要 ハクサイ黄化病に対して、コマツナの前作と鋤込みが発病軽減効果がある。6年度は、圃場におけるコマツナの前作・鋤込み区の効果を、熱水土壌消毒区、クロルピクリン土壌消毒区および無処理区と比較した。夏...