Ⅱ-1 環境にやさしい農業を推進する研究の強化 [16] 農業生産環境の維持管理技術の確立 1 農業生産環境維持保全のための調査及び対策 (1)土壌くん蒸による硝酸化成抑制の持続性と対策技術の評価
摘要 クロルピクリンの土壌くん蒸による硝酸化成抑制対策技術を、コマツナのポット試験及び秋冬ニンジンの圃場試験で検証した。その結果、クロルピクリンの土壌くん蒸後における牛ふん堆肥の10a当たり1tの施用...
摘要 目的:トマトおよびイチゴなどの果菜類において、難防除病害虫を対象に、効果的かつ環境負荷の少ない防除技術を開発する。 成果:葉ネギおよびタマネギから採集したネギアザミウマ、コマツナおよびトマトか...
農産物の生産段階におけるヒ素・カドミウム等のリスク低減技術の開発
摘要 コメ中のヒ素リスク低減技術ついては、出穂期前後の 4 日間の落水を 2 回実施することで玄米中カドミウムを低濃度に維持し、収量品質に影響を与えずに無機ヒ素濃度を湛水区より も平均 23 %低減できること...
摘要 土壌診断に基づく適正施肥実践のための簡易診断法の開発・改良に関しては、_x000D_ a) 平成26年度に開発した水田土壌の風乾土湛水培養可給態窒素の迅速評価法について、家庭用オーブンや市販の簡易COD分析キ...
摘要 土壌診断に基づく適正施肥実践のための簡易診断法の開発・改良に関しては、 a) 水田土壌の風乾土湛水培養による可給態窒素は、風乾土を105℃で24時間絶乾後に25℃1時間水抽出して得られる抽出液中の有機態炭素...
摘要 土壌診断に基づく適正施肥実践のための簡易診断法の開発・改良に関しては、a) 80℃16時間の水抽出法によって得られる可給態窒素を構成する有機物は、ほぼ均一なアミノ酸組成を持つ分子量数千~数十万の有機態...
摘要 土壌診断に基づく適正施肥実践のための簡易診断法の開発・改良に関しては、a)土壌可給態窒素について、湿潤土湛水培養無機化窒素は80℃・16時間水抽出法による有機態炭素抽出量、あるいはアスコルビン酸添加...
摘要 農林水産省では食品安全に関する「レギュラトリーサイエンス新技術開発事業」の委託研究を実施している。本事業の一環として、千葉県で生産が盛んなニンジン、サトイモ、ホウレンソウ及びネギについて、カ...
摘要 環境保全型農業の評価・管理技術開発のための指標候補種の生活史や餌メニュー解明に関しては、a)ハダニ類の有力土着天敵であるキアシクロヒメテントウの腸内容物からその食性を調べたところ、ハダニ類に加え...
摘要 外皮のカドミウム含量が、ニンジンでは可食部の1.8倍、サトイモでは1.1倍で高かった。また、ネギでは葉鞘のカドミウム含量は、葉身の約2倍で高かった。品種間差では、ニンジンは「愛紅」と「向陽二号」、...
摘要 (1)バラ科植物等が産生する生理活性物質の機能解明多数のバラ科植物から選抜を行い、除草剤の前駆体として誘導体合成等の研究を進めているシス桂皮酸について、植物に対する作用機構を遺伝学的に解析し、リ...
a.農作業の高精度化・自動化等による高度生産システムの開発及び労働の質改善のための評価指標の策定
摘要 精密管理技術の開発では、1)収量・品質のばらつきを是正するために開発したコンバイン搭載型の収量・品質モニタリングシステムと収量計測装置を局所管理の体系化試験や生産者による作業に、延べ1,500ha以...
6 病害虫総合管理技術(IPM)の開発研究(2) 代替農薬等の効率的防除技術の開発
摘要 (i)コマツナ品種の白さび病に対する感受性の差異を明らかにした。(ii)カブ品種の根こぶ病に対する感受性の差異を明らかにした。(ii)コマツナ白さび病防除薬剤の探索し、有効薬剤を明らかにした。(iii)コナガ...
根面境界層の形成を制御する新しい養水分管理技術の確立 1 土壌,液肥濃度,給液方法の違いがコマツナの生育に及ぼす影響
摘要 通常,土壌中の無機要素はマスフローと拡散によって移動する。根によって吸収される無機要素の量に対して,その周囲の土壌から移動して供給される無機要素の量が必ずしも十分ではない場合があり,無機要素濃...
屋敷林-畑-平地林の窒素循環と環境負荷物質の適正管理及び低減化技術の開発
摘要 (目的)三富地域の屋敷林-畑-平地林における窒素循環を解明し、 施肥窒素の低減化技術を開発して環境負荷物質の適正管理技術を確立する。また、施肥法改善による露地野菜畑の窒素削減技術、自然循環向上...
62.農林業未利用資源の再資源化技術及び再資源化物を活用した農林地の維持管理技術の開発(2)再資源化物の農地還元における環境影響評価
摘要 牛ふん炭化物の農地還元について検討した。牛ふん炭化物中に2~9%含まれるリン酸及びカリは、化学肥料を対照にして黒ボク土及び砂質土でコマツナ栽培を行った結果、肥料代替効果が高く、4作目まで効果が...
8 土壌総合管理技術および農作物の機能性成分解明(4) 硝酸性窒素蓄積を抑えた周年コマツナ施肥方法の開発
摘要 (i)施設栽培の春~秋作の収量は100%区よりも60%および80%で多かった。(ii)施設において土壌中に残存する硝酸性窒素は窒素施肥量に応じて多くなった。(iii)施設の春~秋作における窒素最適施肥量は施肥基...
野菜 1 高密度市街地における効率的園芸システムと技術開発(2) おいしく栄養価の高いコマツナ管理技術の開発
摘要 目的・計画:近年、消費者、生産者から「おいしい小松菜」「栄養価の高いコマツナ」が求められている。そこで、施設化率の高い地域性を活かした栽培管理技術を確立し、差別化を図り競争力のある東京産コマツ...
屋敷林-畑-平地林の窒素循環と環境負荷物質の適正管理及び低減化技術の開発
摘要 目的:三富地域は武蔵野台地の扇状地中央に位置し、循環型農業が営まれているが、生活用水、畑地潅漑用水の水源である台地地下水の多くは硝酸性窒素濃度が環境基準を上回り、水質劣化が進んでいる。そこで、...
1 高密度市街地における効率的園芸システムと技術開発(2) おいしく栄養価の高いコマツナ管理技術の開発
摘要 目的・計画:近年、消費者、生産者から「おいしい小松菜」「栄養価の高いコマツナ」が求められている。そこで、施設化率の高い地域性を活かした栽培管理技術を確立し、差別化を図り競争力のある東京産コマツ...