① 農業生物のゲノム解読の推進とゲノムリソースの拡充・高度化
摘要 1.コムギ6B染色体のBAC物理地図の構築について、BMC Genomics誌に論文として発表した。物理地図情報(Ver. 2.0)は、フランス国立農学研究所(INRA)の「Wheat URGI」サイトにて公開された。また、この物...
① 農業生物のゲノム解読の推進とゲノムリソースの拡充・高度化
摘要 1.生物研で担当しているコムギ6B染色体を含め、21対の染色体ごとの概要配列解読が終了し、国際コムギゲノム解読コンソーシアム(IWGSC)として26年9月にScience誌に発表した。この概要配列情報は、マーカ...
h.暖地における長距離移動性、新規発生等難防除害虫の発生メカニズムの解明と総合防除技術の開発
摘要 1)平成20年6月に西日本に飛来したヒメトビウンカは、薬剤感受性や保毒虫率が国内土着個体群の特性と明確に異なることから、中国江蘇省を飛来源とした海外移動であることを明らかにした。また、これが契機...
摘要 1)ハダニに対する土着天敵カブリダニ類の密度抑制効果は、ハダニが防衛のため糸を吐いて造る立体網に対抗できる糸切断能力に依存することを解明し、カブリダニ類の評価法開発を可能とした。2)土着の寄生...
摘要 農業生産に及ぼす温暖化の影響の解明に向けて、1)土壌凍結深モデルによる最大土壌凍結深の長期シミュレーションを行い、北海道道東地方における土壌凍結深は顕著に減少する傾向にあること、十勝の火山灰土...
摘要 4年度と同様にアブラナ科野菜ほ場に於けるコナガの発生消長をフェロモントラップで調べた。捕獲虫数は年間を通じて多く、通常、発生の少ないとされる6~10月の雨季にも多いことから、コナガの発生ポテン...
摘要 アブラナ科野菜圃場から採集した15個体群のコナガの薬剤感受性を葉片浸漬法で検定した。標準系統との抵抗性比(LC50値での比較)はMethomyl(5~23)、B.T.剤のDelfin(1,4~...
摘要 タイ中央平原のアブラナ科野菜圃場で、1993年2~3月にフェロモントラップを用いて、マーキング法によってコナガ雄成虫の個体群密度を推定した。同時に黄色粘着トラップを設置し、両トラップによる雄成...