摘要 目的:都育成の新品種‘東京紅’の栽培指針を確立し、普及を促進する。、成果:受粉樹混植で良く人工受粉は不要。比較的高品質で果重の重い果実を生産するには、30~59cmの母枝を残し、着蕾数が1~3の結果枝...
リンゴの病原ウイロイド及びウイルスの遺伝子構造・機能の解析(184)
摘要 平成7年から12年までの6カ年間、リンゴさび果病、リンゴゆず果病、高接病等の病原ウイロイド・ウイルスの遺伝子構造を解明し、全系統を検出できる遺伝子診断法の開発を試みた。リンゴさび果ウイロイド5...
リンゴ接ぎ木伝染性病害の病原究明ならびに迅速診断法の開発(183)
摘要 輪状さび果病の1分離株から分離された小球形ウイルスは,本病病原ではないことが判明し、新種のApple latent spherical virus として報告した。リンゴモザイクウイルスのリンゴ樹体内での移行は遅く、顕著...
リンゴ接ぎ木伝染性病害の病原究明ならびに迅速診断法の開発(190)
摘要 由来の異なるリンゴさび果ウイロイドの8分離株を、高接ぎ、または芽接ぎにより、‘王林’、‘スタ-キング・デリシャス’、‘印度’、‘ふじ’の4品種に接種し、果実に発現する病徴を少なくとも接種後2年目まで観...
リンゴの病原ウイロイド及びウイルスの遺伝子構造・機能の解析(175)
摘要 リンゴさび果ウイロイドおよびリンゴゆず果ウイロイドのRT-PCRによる遺伝子診断試み、2種ウイロイドの同時診断が可能となったが、供試感染樹により検出感度にばらつきが認められる。また、リンゴクロ...
摘要 ニホンナシの果面に凹凸を生じた果実異常発症樹(品種新高、吉野)の樹皮組織から、健全樹にはない核酸を見い出し、その核酸の戻し接種によって、果実の病徴を再現できたことから、本障害をニホンナシ奇形果...
リンゴの病原ウイロイド及びウイルスの遺伝子構造・機能の解析(189)
摘要 これまで遺伝子構造が不明であったリンゴゆず果病の病原、リンゴゆず果ウイロイド(AFCVd)の塩基配列を決定した。その結果、本ウイロイド(分離株P-196)は371塩基よりなる環状分子で、他のウ...
摘要 海外でも報告のない2種の新ウイロイドを国内のカンキツより発見した。塩基配列解析により、ともに約330塩基よりなりリンゴさび果ウイロイドのコア配列を持つことが分かった。そして一方はカンキツウイロ...
摘要 圃場の被害果より分離した糸状菌を培養後、その胞子を健全「不知火」幼果に接種した結果、圃場における病徴が再現され、本菌が本症の病原であると断定した。培地上での菌叢形態、生育適温、分生子形態、さら...
リンゴの病原ウイロイド及びウイルスの遺伝子構造・機能の解析(182)
摘要 7年度、温度勾配電気泳動法や病徴観察により異なる遺伝子構造を持つことが示唆された3分離株を含むリンゴ樹由来のリンゴさび果ウイロイド(ASSVd)5分離株の塩基配列を決定した。その結果、5分離株...
リンゴ接ぎ木伝染性病害の病原究明ならびに迅速診断法の開発(181)
摘要 ゆず果病罹病リンゴ樹より特異的に検出されるウイロイド(AFCaVd)のリンゴ樹への病原性が確認され、本ウイロイドがゆず果病病原であることが明らかとなった。すなわち、AFCaVd単独感染実生(純...
摘要 果実が凹凸を呈するニホンナシ‘新高’と‘吉野’より見い出されたリンゴさび果ウイロイド(ASSVd)とリンゴ由来のASSVdを健全‘新高’と‘吉野’に接種したところ、症状が再現され、本障害がASSVdに...
リンゴの病原ウイロイド及びウイルスの遺伝子構造・機能の解析(186)
摘要 我が国各地より収集したリンゴさび果ウイロイド(ASSVd)の8分離株を供試し、本ウイロイドの系統による遺伝子構造変異を温度勾配ゲル電気泳動法(TGGE)により検討した。罹病樹皮から純化したウイ...
リンゴ接ぎ木伝染性病害の病原究明ならびに迅速診断法の開発(185)
摘要 輪状さび果病の病原はリンゴクロロティックリーフスポットウイルス(ACLSV)の1系統であるとする報告があるので、我が国で採集された輪状さび果病9分離株についてACLSVの保毒状況をELISAで...
摘要 難防除病害に対する殺菌剤特性についてはベンレート水和剤の収穫前1週間の散布はカンキツ収穫果の緑かび病、青かび病、軸腐れ病に有効であり、デランフロアブルの6月下旬と9月中旬の散布は12月収穫の甘...
摘要 ウイロイドに抵抗性を発現するアンチセンスRNA遺伝子を植物体に導入するためのベクタープラスミドの構築を行った。リンゴさび果ウイロイド(ASSVd)のcDNA(相補的DNA)の一部を用い、(1)...
摘要 品種「新高」、「吉野」の果実面に凹凸を生じた樹よりリンゴさび果ウイロイド(ASSVd)に類似するウイロイドを検出した。そこで、日本産リンゴ由来の ASSVdの塩基配列からプライマーを合成し、果...
摘要 リンゴのゆず果病、さび果病、高接ぎ病等は接ぎ木によって伝染し、果実の商品価値を著しく低下させたり、樹を衰弱枯死させる病害である。これらの病原はウイロイド(ウイルス)であるが、これらの被害回避に...
リンゴ接ぎ木伝染性病害の病原究明ならびに迅速診断法の開発(201)
摘要 輪状さび果病に罹病した‘印度’の1樹より分離された小球形ウイルス(ARRAV)は、ARRAV分離樹に高接ぎされ輪状さび果病特有の病徴を発現している‘旭’からは全く検出されなかった(ELISAによる...
摘要 果実に凹凸症状を呈するニホンナシ品種‘新高’と‘吉野’から見い出されたRNA1は、リンゴさび果ウイロイドグループに属することが明らかとなった。そこで本ウイロイドの検定植物の探索を行ったところ、接ぎ...