摘要 1.抗トマトモザイクウイルス(ToMV)薬剤の高活性化に向けて、ToMV複製タンパク質のヘリカーゼドメイン(ToMV-Hel)を 標的として19F-NMRによるフラグメントスクリーニングを実施し、得られた16ヒット化合物の...
摘要 1.遺伝資源や育種素材から、比較的繭糸強度の高い系統を中国種及び日本種それぞれ選出し、高強度遺伝子の集積を想定して交雑育種を行った結果、6世代目において強度の向上が見られ、これまで高強度といわ...
摘要 1.インドと共同で栽培及び野生アズキ類の耐塩性評価を進め、強い耐塩性の系統を見出した。リョクトウの連鎖地図を作成した。ツルマメとダイズの雑種自殖後代の適応度(種子生産と越冬性)が低かったのに対...
摘要 1.遺伝資源や育種素材から、比較的繭糸強度の高い系統を中国種及び日本種それぞれ選出し、高強度遺伝子の集積を想定して交雑育種を行った結果、中国種系、日本種系において選抜効果が認められ、強度は高ま...
摘要 1.植物遺伝資源の収集調査のため7隊の国内探索調査と2課題の海外共同調査(ラオス・南インド)を実施した。遺伝資源の多様性解析として、新たにインド・ハリアナ州MD大学とVigna属豆類の耐塩性の共同研究...
摘要 1.7隊の植物遺伝資源国内探索調査、1件の海外探索調査、4課題の海外共同調査を実施した。微生物は、3隊の国内探索、2件の海外探索調査を実施した。インドのタミール・ナドゥ農業大学と3ヶ年の共同調...
セリシン蚕等の特異な繭糸質を有する蚕品種の育成および飼育技術の開発(C411)
摘要 極細繊度蚕やセリシン蚕品種とその効率的飼育法を開発するとともに、カイコ新品種素材の開発を目的とした。本年度はフラボノイドを分泌するセリシン蚕を育成し、抗酸化性や抗菌性、紫外線吸収性が高まること...
摘要 新たにカイコホールゲノムショットガンシーケンシングを行い、約21万個のシーケンスコンティグ、全ゲノムの約80%に相当する塩基配列を得た。80,000個のBACクローンのフィンガープリントを終了し、ESTをマー...
セリシン蚕等の特異な繭糸質を有する蚕品種の育成および飼育技術の開発
摘要 気温、日長、枝条長の3変数から桑の枝条長生育の予測モデルを構築し、細繊度蚕品種の繭糸質と桑の熟度との関係を解明した。有用色素を分泌するセリシン蚕、着色繭、細繊度3眠蚕などの品種育成を進めるととも...
遺伝資源の特性評価・素材化と遺伝特性評価のための家禽等のDNAマーカー開発
摘要 サブバンク等の協力のもとに、収集・保存している遺伝資源について、植物198,036点、微生物17,583点、動物4,806点の特性評価を実施した。うち、微生物5,069点は品質管理検査、動物3,820点はカイコ育種素材分...
蚕遺伝資源の長期保存法-蚕卵の超低温による凍結保存-(179)
摘要 未受精卵、発育初期卵のカイコ胚の耐凍性および凍害防止剤の卵内浸透法について検討した。その結果、雌蛾から採取した未受精卵を35%DMSOに60分間浸漬後、-80℃に24時間凍結処理した卵の活性は認められなか...
蚕遺伝資源の長期保存法-蚕卵の超低温による凍結保存-(169)
摘要 蚕遺伝資源の安定的な保存と蚕種製造の効率化をはかるため、発育初期卵の耐凍性および培養条件について検討した。その結果、卵巣を凍結保護剤セルバンカーに浸漬し凍結(-80℃、24時間)・融解(40℃)を行っ...
マルチメディア技術を活用した遺伝資源情報のデータベース化及び利用技術の開発(4)
摘要 蚕遺伝資源に関わるデータベース化を図るとともに、各種蚕糸情報の相互関係を解析し、用途に応じた蚕品種を選択できるシステムの構築を図る。カイコの成長過程において、蚕の掃き立てから上蔟、蔟中、繭中、...
摘要 カイコの識別同定を分子生物学的手法を用いて行うことにより、従来よりもより正確に行えることが期待される。本研究ではジェノタイピング法として再現性が高く、一回で数多くのDNA断片を解析できるAFLP法に...
摘要 オガサワラグワは小笠原諸島の高木湿性林の優占樹種であったが、明治以降の乱伐による激減と養蚕で導入したシマグワとの雑種による遺伝子汚染により、絶滅の危機に瀕している。本課題ではまず、純系オガサワ...
摘要 制限酵素断片長多型(RFLP)による家蚕遺伝資源の特性評価法を検討した。実験材料として、遺伝的マーカーを持つカイコを10系統から作製したBF1集団を利用した。各BF1集団から遺伝的マーカーを指...
摘要 精子の長期保存の目的は保存した精子を用い人工受精、体外受精(卵殻との融合および雄殻発生)などにより個体を発生させ遺伝資源を保存しょうとするものである。そこで、本研究では体外受精による雄核発生技...
摘要 カイコの遺伝資源の保存のために、精子長期保存法と保存精子による受精、個体発生技術を開発する。前半では卵殻に細孔をあける方法を確立するとともに、貯精嚢、受精嚢から採取した精子の受精能を検定し、体...
摘要 4種のプライマーを作製し、カイコのゲノムDNAを鋳型としてPCRを行ったところ検討した全てのプライマーの組み合わせにおいてDNA断片の増幅が確認された。これらの増幅産物が、カイコの熱ショック蛋...
摘要 カイコはこれまでDNAレベルの研究が多数行われており、しかも形質遺伝学の知見の蓄積もあって、形質と分子の情報を結び付けられる貴重な生物である。そこで、カイコのゲノムの構造を分子レベルで網羅的に...