摘要 水稲では、予備試験で福島63号をやや有望、本調査で福島47号を試験終了、福島59号を継続とした。小麦の夏黄金はやや有望、ダイズの東山239号は特性把握につき中止とした。
摘要 出穂期が「あきたこまち」~「コシヒカリ」熟期の高温登熟性の優れる良質・極良食味品種、低温出芽性・伸長性、耐倒伏性の優れる直播向け品種、高度精白可能な酒造好適米品種の育成を目標とし、50組合せの...
摘要 双葉町、大熊町、葛尾村の特定復興再生拠点区域に設置された試験水田における水稲の生産性と安全性を評価した。この結果、いずれのほ場においても玄米収量は基準収量並みか上回り、玄米中放射性セシウム濃...
「雪若丸」ブランド確立に向けた高品質・良食味米の低コスト・安定生産技術の開発
摘要 目的:水稲品種「雪若丸」において、適正生育に導く栽培技術、省力・低コスト栽培技術を検討し、生育と圃場の診断と管理手法の構築に取り組み、品質、食味、収量のバランスのとれた効率的な栽培管理技術を開...
摘要 目的:主要農作物種子法に基づき、水稲や大豆等で優良品種選抜のための調査を実施する。 成果:水稲の本調査では「はえぬき」熟期の「山形142号」が極有望で、「あきたこまち」熟期の「山形139号」と「はえぬ...
摘要 目的:酒米では「美山錦」タイプの酒造特性を持つ品種を、糯米では「でわのもち」よりも収量性や穂発芽が優る品種を育成する。飼料用イネでは多収で低コスト栽培に対応した飼料用イネ(米・WCS)を育成す...
摘要 目的:米の消費販売ニーズは高価格帯のブランド米と低価格帯の業務用米に2極化している。この状況に対応し①早生と晩生の極良食味品種、②低価格でも所得確保ができる多収品種を育成する。 成果:「庄6032」に...
スマート農業の普及を加速化する衛星情報を活用した県オリジナル品種の生育診断技術の開発
摘要 衛星リモートセンシング情報による水稲の生育の把握と、ICTを活用した情報提供により、広域かつ複数品種の生育診断を行う技術を構築する。
普通作物の優良品種選定と原種生産 1 水稲品種の比較試験 (2)予備調査 1)多用途米
摘要 多収系統として「ミズホチカラ」、「みなちから」、「ホシアオバ」、「西海310号」、「クサホナミ」が、飼料(WCS)用として「つきあやか」「つきすずか」、糯米として「きぬはなもち」が栽培性や収量性、品質...
摘要 通常の栽培管理においてもカドミウムを吸収しにくく玄米カドミウム濃度が基準を大幅に下回り、かつ栽培しやすい水稲糯品種の交配・選抜を行った。
新規ALS阻害剤交差抵抗性雑草の発生実態と抵抗性対策剤の効果変動要因の解明
摘要 目的:本県水稲作ほ場において,初中期剤使用後に残草する各種雑草種のALS阻害剤抵抗性の頻度を明らかにし,地域的な除草剤選択指針の基礎資料とする。 成果:田面露出の少ない水管理により,ベンゾビシクロ...
摘要 目的:葯培養の手法により育種年限を短縮し,有望系統を早期に育成,選抜する。 成果:32,094個の葯を置床し,植付個体数は,1,899だった。 前年までの葯培養作出系統の53系統群を養成し,20系統群を選抜し...
摘要 目的:「金のいぶき」の収量確保のための栽培上の改善策を明らかにする。各業務用米向け多収品種についての栽培特性を把握する。水稲直播栽培は,各地域にあった乾田直播栽培の推進を支援する。 成果:「金...
精緻なゲノム改良による低コスト生産可能な超多収良食味水稲品種の育成
摘要 目的:先端ゲノム解析技術等を活用して,多様な遺伝資源から同定した収量等の農業形質に関与する遺伝子領域を「ひとめぼれ」ゲノムに集積し,玄米収量800kg/10a以上で低コスト生産可能な超多収良食味品種を...
摘要 目的:カドミウム低吸収性の品種・系統と宮城県育成の品種及び育成中の有望系統を交配し,その後代から宮城県に適したカドミウム低吸収性品種を育成する 成果:単独系統8組合せ156系統から7組合せ14系統を...
摘要 目的:安定した多収性を選抜指標として系統の養成・選抜を行い,宮城県において超多収となる水稲中間母本を育成する。 成果:クサユタカ/蔵の華 交配後代F2を用いた解析で穂数を増加させるQTLが第6染...
寒冷地中部向きの複合抵抗性を有するCd低吸収性主力品種の育成
摘要 目的:Cd低吸収性を導入した系統に,耐冷性のQTLやいもち病抵抗性遺伝子を集積した系統を育成し,その固定度や「ひとめぼれ」との同質性,集積した遺伝子の評価を行う。さらに上記系統の相互交配を行って有...
摘要 目的:耐冷性,いもち病抵抗性に優れ,良質で極良食味な粳や糯品種,また,低コスト生産が可能な直播適性品種,多収品種,加工用,多用途向きの水稲品種を育成する。 成果:新配付系統として「東北241号」(...