摘要 キュウリおよびユリ科野菜を対象として、品種育成の際の系統の特性データ、育成経過、系譜、および系統適応性試験結果などのデータをファクトデータベースとして収集・蓄積し、育種関係者間での情報の共有化...
摘要 ウリ科野菜の育種素材を得るため、キュウリ382点、メロン381点、カボチャ147点、ユウガオ43点の合計953点の遺伝資源の特性調査と種子増殖を実施した。その結果、つる割病、つる枯病などに対す...
摘要 キュウリのうどんこ病抵抗性品種は夏キュウリでは存在するが、秋~春のハウスキュウリでは抵抗性品種がないため、省力、低コスト、安全性等の面から抵抗性品種の育成が強く求められている。研究は、9~10...
ウリ類つる枯病菌の病原性及び宿主特異性関連遺伝子の検索・単離(138)
摘要 つる枯病菌の病原性の変異を把握するため、国内15道県から取り寄せたメロン、キュウリ、カボチャから計31菌株を分離し、ウリ科植物に接種した。メロン分離菌は、大多数の菌株が従来の抵抗性品種をも含め...
摘要 ウリ科野菜の糸状菌病に対する抵抗性育種法を確立するため、抵抗性検定法の改良および抵抗性素材の検索を行った。メロンのつる割病抵抗性については、北海道夕張市で分離された極めて病原力の強い菌株に対す...
摘要 メロンに大きな被害を与えている3種のウイルス(キュウリモザイクウイルス(CMV)、ズッキーニ黄斑モザイクウイルス(ZYMV)及びカボチャモザイクウイルス(WMV-2))すべてに高度の抵抗性を持...
摘要 小葉系キュウリ‘中間母本農3号’について、小葉形質の遺伝や実用形質上の欠点を改良するための方策を検討した。その結果、小葉性は少数の劣性遺伝子に支配されることが明らかになった。果実形質については、...
中国におけるダイズウイルス病の実態解明と遺伝資源の抵抗性評価(154)
摘要 中国吉林省各地で採集した大豆ウイルス病様症状株をELISA検定した結果、ダイズモザイクウイルス(SMV)、キュウリモザイクウイルス、インゲンマメ南部モザイクウイルス、インゲンマメモザイクウイル...
摘要 第2期においてキュウリ新品種‘滬116号’と‘滬119号’、イチゴ新品種‘申旭1号’と‘申旭2号’、ピーマン新系統‘9-38’と‘93-16’を育成した。キュウリ‘滬116号’は春作の半促成栽培に適した早生...
イネ・キチナーゼ遺伝子導入によるうどんこ病抵抗性作物の作出(266)
摘要 イネから単離された溶菌酵素キチナーゼの遺伝子を、菌類病に対して有用な育種素材の少ないキュウリ及びブドウに導入し、新たな菌類病抵抗性素材を作出することを目的として研究を行った。8年度は(1)導入...
摘要 イネ・キチナーゼ遺伝子をきゅうりへ導入することにより、8年度までに灰色かび病抵抗性を示すきゅうりを作出した。その自殖後代における遺伝的分離についても確認した。9年度においては、自殖後代における...
摘要 イネ・キチナーゼ遺伝子を導入することにより、灰色かび病抵抗性のきゅうりを作出した。7年度までに得られた形質転換体を用いて、灰色かび病抵抗性を検定したところ、高度な抵抗性を示す3系統が得られた。...
摘要 ザルコトキシンは抗細菌性のペプチドとして知られていたが、比較的高濃度では病原糸状菌の増殖も阻害することが始めて示された。このザルコトキシン遺伝子をタバコに導入して植物病原菌に対する抵抗性を獲得...
摘要 "先に育成した小葉系キュウリ‘中間母本農3号’の果実形質や節成性を向上させるため、実用品種との交雑後代F2検定を行った。その結果、供試80組合せのほとんどで小葉形質の分離が認められた。小葉系の分...
摘要 "イネ由来のキチナーゼ遺伝子の導入が確認された60系統の組換えキュウリのうち20系統を順化し、灰色かび病に対する抵抗性を検討した。その結果、13系統の組換えキュウリで抵抗性の増強が認められ、3...
摘要 中国における野菜類、特にキュウリ、ピーマン及びイチゴに関する耐病性優良品種の育成を図った。キュウリ及びピーマンでは6年度に引き続き、自殖系統間交配により作出したそれぞれのF1について、イチゴで...
摘要 キュウリモザイクウイルスのP系統の非構造タンパク質遺伝子であるレプリカーゼをトマトに導入することによってウイルス抵抗性を付与する目的で組換えトマトが作出された。育種第1研究室で育成された組換え...
摘要 "アブラムシで容易に伝搬されるためにメロンで多発して被害を与えている3種のウイルス(キュウリモザイクウイルス(CMV)、ズッキーニ黄斑モザイクウイルス(ZYMV)及びカボチャモザイクウイルス(...
ウリ類つる枯病菌の病原性及び宿主特異性関連遺伝子の検索・単離(101)
摘要 メロン幼苗へのつる枯病菌の接種法を検討した結果、葉柄の切断面に胞子懸濁液を滴下する方法により抵抗性の差異を明瞭に判別できた。各種ウリ科植物における抵抗性の品種・系統間差異を検討したところ、抵抗...
農業有用遺伝子(ウイルス抵抗性付与遺伝子)のクローニング・構造解析(33)
摘要 キュウリモザイクウイルス(CMV)抵抗性付与遺伝子として、サテライトRNA(satRNA)のcDNA及び外被タンパク質(CP)遺伝子を単離して植物発現用ベクターへ組み込んで外来遺伝子としての利...