東北二毛作向けおよび温暖地二期作を可能とする耐病性とうもろこし系統の開発(DNAマーカーを利用した早生系統・耐病性系統の開発)
摘要 ごま葉枯病圃場抵抗性QTLの導入は世代促進を実施し、BC4F2またはBC4F3種子を得た。また、すす紋病圃場抵抗性QTL導入についても世代促進を実施し、BC4F1種子を得た。
寒冷地水田における水稲無代かき疎植と水稲立毛間麦播種による家畜ふん堆肥を活用した飼料用稲-麦二毛作栽培技術の開発
摘要 寒冷地の飼料用イネ麦二毛作に適した飼料用稲の栽植様式を検討した結果、田植機の苗掻き取り量を最小にした60株/坪移植条件は、育苗箱数を半減しても減収が少なく、葉色値が低く維持されて害虫被害の軽減が...
摘要 飼料用オオムギについての品種比較試験では、六条オオムギ「シュンライ」が有望視され、栽培面では堆肥と窒素肥料を利用した生産体系を確立した。また、寒冷地における飼料用イネ専用品種「リーフスター」の...
麦立毛間水稲直播栽培を導入した省力的飼料用稲-麦二毛作栽培技術の開発
摘要 麦立毛間直播水稲の苗立ち安定には、麦踏を行い、播種時期を2月中旬から3月中旬とすることが有効であり、現地実証試験において、稲麦の合計乾物実収として2,081kg/10aが得られた。一方、麦WCS発酵品質向...
飼料用稲-ライ麦二毛作体系のためのライ麦生育予測モデルの開発
摘要 ライムギの播種日及び品種による生育特性、収量データが得られ、飼料用イネとの二毛作には極早生品種を用いて作業競合を回避し、11月上旬までに播種することで収量の減少を抑えることができた。また、飼料用...
大規模コントラクタによる家畜ふん堆肥を有効活用した飼料用稲-麦二毛作栽培と収穫調製技術の開発と実証
摘要 二毛作水田において、乳牛曝気尿液肥を利用した飼料用イネ栽培は、化学肥料を使った慣行栽培と同等の収量性を得ることを実証した。一方、飼料用オオムギ栽培では、牛ふん堆肥を茎立ち前までに10aあたり1トン...
飼料用稲専用収穫機等による稲-麦WCSの年間収穫作業計画支援モデルの構築
摘要 モデルの充実を図るため、気象データベースと耕種農家が保有する作業機械データベースを組入れ、さらに多様な耕種農家の保有する作業機械の設定作業の煩雑さを回避することを目的に、耕種農家の経営形態に適...
摘要 各県の現在までの栽培法における原物1kg当たりの温室効果ガス発生量を機能単位とし、栄養価が等価な輸入乾燥と比較した。どの県の飼料用稲・麦も輸入乾燥よりも温暖化負荷量が小さくなり、国産飼料生産の優...
飼料用稲-麦二毛作体系を基軸とした飼料生産技術の実証-九州北部-
摘要 二毛作体系で有望な品種は、稲では早生「まきみずほ」、極晩生「タチアオバ」、麦では大麦「西海皮67号」であり、これらを組合わせた普通期体系では年間最大2.4t/10aの坪刈乾物収量を得た。
飼料用とうもろこしにおける耕うん同時畝立て播種法の適用拡大技術の開発 ②二毛作及び飼料畑への適用拡大技術の開発
摘要 湿害発生圃場の二毛作とうもろこしについて畝立て播種を行うことにより、雌穂乾物重及び全乾物収量は慣行区(平畝)に比較し22%向上した。また、アップカットロータリを用いた耕うん同時畝立て播種機の適用...
持続的な飼料生産のための土壌診断に基づく肥培管理技術の高度化と施肥支援ツールの開発 ①温暖地の飼料作物二毛作生産体系における土壌窒素の診断に基づく肥培管理技術の開発
摘要 播種前土壌の無機態窒素量に着目し、土壌中の無機態窒素含量が13mgN/100g乾土以上のときは、窒素無施肥で、未満のときは無機態窒素量に応じて窒素施肥量を調節することで硝酸態窒素をほとんど含まないイタリ...
米粉等加工用・業務用水稲品種の育成及び米の未利用成分利用技術の開発
摘要 米粉パンなどの新規需要用品種の育成に関しては、アミロースエクステンダー変異系統「北陸粉243号」と高アミロース系統「北陸254号」、グルテリンとグロブリンの割合が少ない「奥羽405号」と「西海269号」、...
二毛作水田に対応可能な堆肥活用技術の開発 、 1)飼料用稲麦二毛作に対応した堆肥施用方法の開発
摘要 低温時における堆肥の経時的な肥効の把握 、当場で開発した堆肥施用量計算ソフトは、低温時での正確な窒素溶出量を把握するため、牛ふん堆肥、豚ぷん堆肥、鶏ふん堆肥のそれぞれ4種を使用し培養試験を行...
「自給飼料を基盤とした国産畜産物の高付加価値化技術の開発」 、
摘要 二毛作水田において、飼料用稲麦の年間最大収量を得るため、液肥、堆肥を活用した飼料用イネおよび飼料用オオムギの栽培試験を実施した。 、 乳牛曝気尿液肥を利用した飼料用イネ栽培は、化成肥料を使った...
大規模飼料作物栽培における草種の組み合わせ技術の開発 、-飼料用稲ーライムギ二毛作体系のためのライムギ生育予測モデルの開発-
摘要 目的:飼料用稲-ライムギの二毛作体系において、高いTDN収量を確保するための草種・品種の組み合わせ、播種・収穫時期の検討と作期移動試験の生育データの蓄積により、発育予測法を作成する。 、これまでの...
摘要 目的:水田の利用形態に沿った飼料用稲・飼料用麦の栽培技術を開発するために,現地水田の高度利用を踏まえ,飼料用稲と飼料用麦の年間作付体系の確立を図る。 、成果:品種比較では2条大麦及びライ麦1品種...
摘要 目的:湿害対策用に開発された耕うん同時畝立て播種機による飼料用トウモロコシ栽培地実証を行い,単作及び二毛作条件下での耕うん同時畝立て播種技術を体系化する。 、成果:過湿ほ場における本機の有効性...
不耕起栽培トウモロコシを導入した寒冷地向け飼料作物周年作付体系の確立
摘要 【目的】トウモロコシ不耕起栽培におけるライ麦導入のための再生残草及び畑地雑草の制御法を明らかにし、飼料作物の1年2作体系を確立する。 、【予定成果】トウモロコシ不耕起栽培での飼料作物二毛作体系...
摘要 岩手県、栃木県、群馬県、三重県の飼料用稲・麦の試験栽培における栽培インベントリーを積み上げ法で算出した。また、岩手県において飼料用稲単作と飼料用稲・麦の比較を行った。単位収量(生)当たりの負荷...
米粉等加工用・業務用水稲品種の育成及び米の未利用成分利用技術の開発
摘要 米粉パンなど新規需要用品種の育成に関しては、a)米粉用として、ライスパスタなどの加工用途に向く北海道に適した高アミロース系統「北海315号」を新品種候補系統として育成した。平成22年度に育成し、山口...