摘要 これまでにトマト養液栽培における培養液組成の日変化は、生育や収量に影響することを示したが、その条件や理由については明らかでない。そこで、昼夜で硝酸カリウム濃度の変化させた場合の養分吸収量につい...
摘要 養液栽培カイワレダイコンで病原性大腸菌による汚染が問題となっている。また養液栽培トマトでは青枯病等の病害が問題となっている。そこで本研究では養液栽培系における作物及び人に対する有害微生物の除去...
摘要 1996年に発生した病原性大腸菌O157による集団食中毒事件では、原因食材として養液栽培のカイワレダイコンに嫌疑が掛けられた。また、土壌病害の回避が利点であるはずの養液栽培で、植物病害がかなり...
摘要 1)抵抗性系統の選抜:タイサイ・ハクサイ類のF1・F2の選抜株間の交配系統をセル育苗でCa欠養液栽培し、健全株をポットに鉢上げして活着後再度Ca欠養液で栽培した。‘秦白3号’(直筒型ハクサイ)と...
一段採り栽培法・閉鎖型養液栽培法による果菜類の軽作業・環境保全型栽培技術の開発(204)
摘要 トマト一段栽培では、一段花房の着果数確保と肥大性及び高品質、短い栽培日数、少ない側枝発生など、通常の多段栽培とは異なる品質特性が求められる。そこで冬期の作型について品種選定試験を行ったところ、...
摘要 養液栽培においては、病原性大腸菌が培養液に混入すると急速に培養液、作物体中へと拡散してゆくことが危惧されている。そこで、大腸菌が培養液に混入したときの培養液及び作物体中における移動や消長を調べ...
摘要 様々な処理で水や水溶液の性質を変化させたものが機能水と呼ばれ、農業分野での植物栽培成長促進や減農薬等の効果が期待されている。しかし効果は再現性に欠け、解析方法や現象を説明する理論も不足している...
摘要 キク栽培においては、苗更新時の土の入れ替えや土壌消毒に要する労力が、経営規模拡大の阻害要因の一つとなっている。養液栽培ではこれらの問題を回避できることから、キクでもロックウール耕を中心にいくつ...
摘要 肥料、農薬、廃棄物などによる外部環境へのインパクトを最小にした温室システムを早急に開発するため、閉鎖型養液栽培システムおよび環境低インパクト型のかんがいシステムと温室構造について検討を行った。...
摘要 近畿・中国地域におけるホウレンソウの省力周年安定生産技術体系の確立に関する地域総合研究を行う。この中で養液栽培の導入を図り、高品質安定生産技術を開発する。7年は培養液の窒素濃度及び形態とホウレ...
省エネルギー型養液栽培法の確立に関する研究-トマト及びサツマイモの栽培について-
摘要 熱帯・亜熱帯地域は野菜の栽培に不適な不良土壌が多い。このような地域には土壌から離れた養液栽培が一番簡単な方法である。開発した省エネルギー型養液栽培装置の実用性の検討を7年度から開始した。トマト...
農林生態系利用による浅層地下水の水質浄化技術の開発に関する研究-畑・樹園地・草地における水質浄化機能の評価(210)
摘要 九十九里海成砂質沖積地における地下水流動量は畑678、樹園地652、草地618、平均650t/10aであった。この地下水流動に伴う窒素溶脱量は、畑2.8、樹園地14.4、草地4.3Kg/10a...
摘要 トマト1段栽培は慣行多段栽培に比して高品質生産・軽労化等が可能となる。これまでに環境保全を考慮したコンテナ移送式1段栽培装置を開発したが、装置の操作機構が若午複雑で、設備費等が高く、コンテナ洗...
摘要 "近年、ネギの養液栽培が普及しつつあるが、夏期にFusarium属菌によるとみられる萎ちょう病が多発生し問題になっている。本研究では、ネギの種子が病原菌によって汚染されていることを明らかにし、...
摘要 噴霧耕・培養液組成制御システムを用い、トマト収量に対する培養液組成の日変化制御の影響を調査した。園試処方50%濃度を対照区にし、昼間の硝酸態窒素濃度(N)、カリウム濃度(K)を高くリン酸濃度(...
摘要 ハクサイのカルシウム欠乏症抵抗性系統を育成するため、草型と抵抗性を異にする品種間の交雑後代の抵抗性を、Ca欠養液栽培で検定して遺伝様式を検討するとともに、有望系統・個体を選抜した。交配親品種や...
一段採り栽培法・閉鎖型養液栽培法による果菜類の軽作業・環境保全型栽培技術の開発
摘要 生産者の老齢化と後継者不足、管理作業の重圧等の事態を打破するためには、きつい・汚い・危険の3Kイメージの慣行栽培技術から高品質、軽作業化、環境保全の新しい3Kを目指す先端的栽培法を早急に開発す...
摘要 トマトの養液栽培で培養液への食塩添加は果実の糖度上昇効果があることを明らかにしたが、この方法は生理障害果の発生が多い点が欠点である。そこで7年度は生理障害果の発生率を抑制する培養液管理として夜...
亜熱帯地域における新植物活性剤(KC剤)の園芸作物活性効果に関する基礎研究
摘要 新植物活性剤KC剤が、亜熱帯地域におけるトマトの生育・収量に及ぼす影響を調査した。栽培方法は、KC剤の影響が出易いように養液栽培とした。KC処理区の草丈及び葉数は、対照区に比較して、最終調査日...
摘要 国内の養液栽培には安定した電力供給が前提となっている。従って、この技術を直ちに熱帯や亜熱帯に導入することはできない。そこで、高温下で電力を用いず、また栽培期間中の養液の分析も必要としない、そし...