摘要 普通畑、野菜畑及び飼料畑において12年間の長期輪作試験を実施し、生産力の変動と肥培管理上の問題点を摘出した。普通畑のサトイモとカンショでは、有機物施用や冬作導入によって生産力は経年的に高まり生...
摘要 澱分原料用甘しょの生産が減少するに伴い、様々な用途の甘しょ品種が育成されるとともに、甘しょを基軸作物とした高品質・高位生産の作付体系の開発が要望されている。本課題では、土壌の理化学性と線虫害の...
摘要 甘しょ塊根の色価は、栽培期間には影響されなかったが、晩植ほど色価が高く、その傾向は九州113号で顕著となり、多量施肥で色価が低下する傾向を示した。甘しょ塊根のβカロテン含量は、挿苗期との関係は...
作物間相互作用の解明・利用による高度土地利用技術の開発(97)
摘要 高収益作物の導入と青果用甘しょの高品質化による、甘しょを中心とした高収益作付体系を確立するため、導入作物と甘しょの作物間相互作用を解明し、高品質甘しょ生産のための導入作物の適性を評価しようとし...
土壌水分の管理・制御による畑作物の高品質生産技術の開発(96)
摘要 アントシアン系統甘しょの収量、色価に対する土壌水分の影響を調べたところ、品種によって反応が異なり、九州109号は低水分ほど収量が高く、九州113号では土壌水分の適値がpF2.2となった。一方、...
摘要 ネギの地上部乾物重と調整葉の新鮮重は、ロータリ耕、堆肥、冬作作付の組合せで最も多く、堆肥の施用効果と冬作の導入効果が大きかったが、プラウ耕は安定した増収効果が得られなかった。ラッカセイの莢数と...
摘要 甘しょ地上部の生育及びイモ収量は、堆肥施用や冬作作付けにより促進又は増加し、プラウ耕の導入により抑制される傾向を示した。プラウ耕の導入は全般に収量低下を招いたが、堆肥施用と冬作作付けの組合せで...
摘要 高品質甘しょ生産のための作付体系と管理条件を明らかにするために、理化学性の異なる土壌において作付体系とその管理法が甘しょの品質に及ぼす影響について検討した。上イモ重は、土壌の種類を問わず前作物...
土壌水分の管理・制御による畑作物の高品質生産技術の開発(92)
摘要 土壌水分がイモ収量に及ぼす影響は、高水分条件でイモの形成が促進されてイモ数は多くなるが、その増加程度以上にイモの肥大が乾燥条件下で促進されるため、上イモ収量は低水分処理で多くなる傾向を示した。...
作物間相互作用の解明・利用による高度土地利用技術の開発(93)
摘要 上イモ重は、ベニオトメ、高系14号ともにカンショーイタリアン跡で多く、カンショーバレイショ跡、カンショーキャベツ跡で少なくなる傾向が認められ、カンショーバレイショ跡、カンショーキャベツ跡では切...
摘要 かんしょ塊根を粉末、ペーストとして加工・利用する場合には、塊根中の有用成分の含量が高く、しかも変動が少ない原料いもを安定的に供給する必要がある。これまでに、土壌の種類や栽培条件がかんしょの外観...
摘要 カンショの品質に関与する導入作物の特性を解明し、カンショの高品質化を図るとともに、線虫対抗植物等の効率的利用技術を開発することを目的として以下の試験を行った。栽培期間が長くなると、いずれの品種...
土壌水分の管理・制御による畑作物の高品質生産技術の開発(93)
摘要 カンショの生育期を3時期に分け、芋の形成・肥大期である中・後期に標準・高・低水分の各処理を組合せておこない、その影響を検討した。皮色は高水分処理で赤紫色となり、低水分処理では紅色で皮色の退色が...
摘要 ソルゴーは生育障害が発生するため供試作物をトウモロコシに変更し、4年輪作の3巡目として、堆肥施用、大麦作付、プラウ耕の有無がトウモロコシの生育・収量に及ぼす影響について検討した。普通畑の生育は...
摘要 クロタラリア、マリーゴールドは5月下旬から8月上旬の播種(定植)により播種後60~70日でミナミネグサレセンチュウの土壌中密度を乾土20g当り2~3頭にまで低下させ、その後も減少させた。落花生...
摘要 前作物の残渣鋤込み量は春収穫のキャベツ、イタリアンライグラスで多く、秋に播種した他の夏作物では生育量が不足したため少なくなり、特にギニアグラスでは著しく減少した。クロボクでは、いも長、長/径比...
摘要 いもの形状は土壌の種類による差が大きく、長さ/太さ比はクロボク、シラスで大きくボラで小さかった。前作の影響はいずれの土壌でもほとんどみられなかったが、施肥量の影響が認められ、クロボクのキャベツ...
土壌水分の管理・制御による畑作物の高品質生育技術の開発(113)
摘要 かんしょの生育期を3時期に分け,芋の形成・肥大期である中・後期に標準・高・低水分の各処理を組合せておこない,その影響を検討した。皮色,肉色では,低水分処理で皮色は赤紫色,肉色は黄色の傾向を示し...
摘要 4年輪作の2巡目のサトイモについて,堆肥施用,大麦作付,プラウ耕の有無の影響について検討した。各処理では堆肥施用,大麦作付で増収効果が認められた。プラウ耕は冬作休閑との組合せで若干の収量低下を...
摘要 線虫対抗植物のマリーゴールド,ギニアグラス等の9月播きでは昨年以上に生育が不良で,とくに地下部の乾物重は5月播きの1/2から1/3であった。播種後3か月の土壌中におけるミナミネグサレセンチュウ...