有用植物の水質浄化特性の解明による資源循環型水質浄化システムの開発(150)
摘要 これまで畜産農家では、過剰となる尿汚水処理には活性汚泥法等の汚水浄化処理が適用されてきた。しかしコストが高く、処理という負の投資に対する抵抗感も根強く、新たな対策技術への期待は大きい。そこで、...
低投入に適合した高品質葉菜類の育種選抜指標の策定及び育種素材の開発(142)
摘要 1)育種素材検索:ハクサイ、カブ、ツケナ類の62品種を標準施肥と少肥でセル育苗した。最大葉長が少肥区で大きく標準施肥区に対する比率も大きい品種として‘ビタミン菜、五月慢、天津青麻葉’などがあげら...
短期採り栽培法による果菜類の軽作業化栽培技術の開発(205)
摘要 キュウリの短期どり栽培法を開発するため、Lシステムによる生長モデルを検討した。モデルでは書き換え、すなわち、雌花が着花するか、側枝が発生するか等を確率で表現した。10品種を水耕栽培し、雌花着花...
摘要 "環境負荷低減のため、水耕栽培でも廃液を出さない技術が求められている。そこで、フロートマット水耕栽培において、前作の培養液の更新の有無が、ホウレンソウの生育に及ぼす影響を検討した。処理は、前作...
軟弱野菜における塩類ストレスの評価手法の確立に関する研究-光合成・蒸散速度測定による塩類ストレスの評価-(108)
摘要 葉数8~13枚に達したホウレンソウを、大塚A処方の1/4、1/2、1、2、4、8単位の培養液で17日間水耕栽培し、塩類濃度と生体重の増加、蒸散量との関係を調べた。処理期間中の生体重増加は、1/...
摘要 "ホウレンソウの水耕栽培では、特に夏期の高温条件が周年生産の大きな阻害条件となっている。そこで、7月下旬にフロートマット水耕装置にホウレンソウ6品種を定植し、高温時の栽培に適する品種の選定を行...
摘要 目的:軽作業・省力的な湛液水耕装置であるフロートマット水耕が導入された場合の、地域のホウレンソウ生産に及ぼす影響、効果等について事前評価を行うとともに、その経済性と定着条件を解明する。研究計画...
摘要 軟弱野菜の連作障害回避技術と夏期における生産安定技術の確立をめざし、ホウレンソウの水耕栽培において、収穫時においてもホウレンソウの生育(地上部及び地下部)の促進傾向を示す蛍光性シュードモナス属...
摘要 クヌギ、コナラの水耕栽培における適正な培養液濃度と通気の必要性について検討した。両樹種とも2年生苗を水耕栽培に供した。培養液濃度はN濃度にして10,50,100ppmの3段階とし、これを通気し...
マメ科作物における窒素固定の宿主による制御機構の解明(81)
摘要 (1)大豆の根粒着生自己調節機構における制御物質の生物検定法を確立するため、この制御物質が含まれていると考えられる品種「エンレイ」の茎葉抽出液を、水耕栽培した根粒超多量着生系統の大豆「En65...
ICP-QMS/安定同位体を利用した施肥ホウ素の動態解明(128)
摘要 1)測定液中の硝酸濃度は、ICP-QMS(誘導結合プラズマー四重極質量分析装置)によるボウ素(B)の定量に大きく影響したが、amu(原子質量単位)10と11におけるシグナル強度比には影響がなか...
摘要 水田からの水稲を通したメタン放出機構の解明の一環として、水稲体のメタン拡散コンダクタンスに及ぼす温度の影響について、水耕栽培の水稲を用いた室内実験により検討した。根を浸した水耕液の温度、すなわ...
野菜・花きの栄養環境制御による病害軽減技術の開発およびその機構解明(286)
摘要 トマト体内のカルシウム(Ca)栄養条件は青枯病の発病抑制に関与し、水耕栽培では菌接種後0~4日までの高Ca処理で発病が抑制されるが、地上部病徴確認後の高Ca処理は発病遅延効果があるものの発病抑...
摘要 肥料、農薬、廃棄物などによる外部環境へのインパクトを最小にした温室システムを早急に開発するため、閉鎖型養液栽培システムおよび環境低インパクト型のかんがいシステムと温室構造について検討を行った。...
摘要 植物体の生理・生長情報を利用したきめ細かな環境制御を行うための情報の一つとして茎部における音を検討する。5年度は施設園芸の典型的作物であるメロンのパッシブ水耕栽培において茎部に主周波数域が10...
小胞子の分化発育過程における多窒素条件下の冷温障害発生機構の解明
摘要 穂ばらみ期冷害を助長する大きな因子として多窒素があるが、この因果関係は解明されてきていない。これまでに前歴多窒素が不稔発生を助長することが明らかにされているので、8~10年度に水耕栽培によりイ...
摘要 水耕栽培および水田圃場試験において、ピラゾスルフロンエチルはインド型稲が日本型稲に比べ、耐性が強い傾向であり、さらにジメピペレートの添加により、本剤の薬害は軽減された(水耕栽培試験)。また圃場...
摘要 低リン酸肥沃度のアルフィソルで生育できる特異的な能力を持つキマメは根から鉄型リン酸を溶解できる有機酸の分泌と関連することを解明した。これらの根分泌有機酸の分泌条件およびその品種間差を明らかにす...
摘要 北海道の主要樹種8種(ハルニレ、ケヤマハンノキ、ダケカンバ、ラカンバ、ダイカンバ、タヤカエデ、ナナカマド、ドイツトウヒ)についてマンガン過剰害を診断する基準とするためにマンガンを過剰に供した水...
防除効果の変動における多年生雑草の遺伝的変異の役割の解明(164)
摘要 除草効果の変動に及ぼすオモダカの種内変異の役割を解明する。年間の水管理と水稲の移植時期を異にするコンクリートポット(1平方m)において、除草剤処理条件下でのオモダカ個体群の2年目の動態を検討し...