摘要 水稲生育期間中に低湿重粘土の畑地化を促進する早期落水栽培および慣行水管理栽培を行った圃場で、水稲作後の大麦-大豆作を行った。大豆作では土壌の改善効果は持続していたが、4月下旬以降の生育が劣り、...
高水分大豆のしわ粒発生機構の解明による品質保持技術の開発(88)
摘要 生脱穀された高水分大豆をしわ粒や裂皮粒の発生なしに乾燥する実用的な技術は、未だ確立されていない。そこで、乾燥に起因するしわ粒、裂皮粒の発生機構を解明し、新たな乾燥技術を開発する。送風温湿度条件...
摘要 輪換来歴を異にした輪換畑および輪換田の土壌調査を行った。まず、輪換田から畑転換する場合、早期に良好な畑状態を達成し砕土性を確保するには、予め水田期間中に早期落水栽培を実施することが重要なこと、...
摘要 通風乾燥における送風温度を20-45℃、湿度を27-75%RHの範囲で変化させた場合の乾燥後の胴割れ率、発芽率、白度とヨード呈色度等の炊飯特性、動的弾性率等の米飯物性及び糊化特性を調査した。胴...
高水分小麦の収穫乾燥過程と品質特性に基づく高品質維持技術の開発
摘要 北海道十勝地方は小麦の主産地であり、国内生産量の2割、約15万トンの小麦を生産している。しかし、小麦の収穫期には降雨に遭遇する恐れがあるため、普通型コンバインによる短期間の一斉収穫作業となって...
摘要 高水分小麦の収穫・乾燥調製時における品質維持の必須条件を解明するため乾燥温度と品質特性について検討した。コンバイン収穫後40~75℃で乾燥すると、自然区・風乾区に対し粒度の減少、緑色粒率の増加...
摘要 小麦の高水分収穫乾燥技術を確立するため、品質・成分の経時変化からみた早刈限界を検討した。千粒重が一定に達する生理的成熟期の小麦の子実水分は40%以上であり、原粒蛋白・灰分、粒度、沈降価、粒度等...
水田機能を活用した畑作物の高品質・安定多収技術の確立(93)
摘要 だいず、秋播小麦および春播小麦の輪作畑における収量向上を図るため、窒素追肥及び乾燥時の潅水を組み合せて検討した。だいずでは開花期~粒肥大始期の乾燥時(土壌深10cmでpF2.7以上)における潅...
摘要 調製機能付乾燥機を開発するため、遠心式ディスク型籾摺試験装置を試作し籾摺試験を実施した。回転数750rpm、ディスク間隙0.5、1.0、1.5、2.0mmで試験した。供給速度はディスク間隙0....
摘要 遠赤外線放射制御試験装置により遠赤外放射に関する基礎試験を行い、循環式遠赤外線乾燥機(CFD-2)を試作した。張り込み量(790、1560kg)、乾燥開始時含水率(18~26%)、風量比(10...
摘要 九州の露地野菜特産物である「たかな」について、機械化による収穫作業の軽減化を図るため、栽培・作業および利用の実態調査を行った。その結果、経営面積は10~50a程度であり、耕耘・整地及び防除作業...
摘要 近年北部九州の水田裏作麦圃で発生が増加しているカズノコグサの生態的特性をスズメノテッポウと比較して解明する。5年度は生育初期に両種を識別するための形態的特徴を検討した。カズノコグサとスズメノテ...
摘要 イネミズゾウムシ成虫の口器周辺に存在する味覚および近距離での嗅覚に重要な働きをすると考えられる感覚器官、小腮鬚(しょうさいひげ)の微細形態を観察するために、まずイネミズゾウムシの口器を解剖し、...
高水分小麦の乾燥メカニズムと品質特性の関連解明に基づく乾燥技術の開発
摘要 小麦収穫期の降雨による作業遅延・品質劣化を防止するために、高水分で収穫・乾燥調製作業を可能にする作業技術を開発する。本研究では、■静置式・循環式・回転式など乾燥機の構造および乾燥速度の違いが製...
摘要 地域に導入された乾燥調製施設の最適運転条件解明のために籾およびそばを対象に乾燥温度・乾燥機の種類と乾燥特性・品質との関係を調査した。■籾を常温除湿した場合、30℃熱風乾燥に比べて乾燥速度が低く、...
摘要 小麦の高品質乾燥調製技術を確立するために、小麦乾燥時における乾燥温度・乾燥機の種類・収穫水分と乾燥特性・品質との関連を調査した。■小麦を常温除湿乾燥した場合、60℃の高温乾燥に比べて乾燥速度は1...
環境のむらに対する作物体の適応機能と調和した環境制御技術の開発(75)
摘要 側枝から発達したトマトの2つの根系を、別々のワグネルポットに定植して生育させた後、両方の側枝と主茎の蒸散流を茎流センサーで測定した。一方のポットを湿土側として毎日潅水し、もう一方のポットを乾土...
摘要 ニンニク乾燥用に普及しているシート乾燥法を模した実験から、ニンニク表面の蒸発に関係する湿り指数や物質伝達係数などのパラメータを求め、それらを用いてシート乾燥機を設置する施設の環境管理法をシミュ...
摘要 四国地域においては、大豆作の登熟初期は高温環境下に当たる。一方、地球規模の環境変化として西南日本域は温暖化・乾燥化が懸念されている。本研究は、気象要因の変動によって大豆の品質や収量の特性を明ら...
摘要 F町農業公社は収穫作業受委託の斡旋・引受と育苗・乾燥調製施設の管理運営を主業務としているが、土地利用調整には未着手である。H集落の農家悉皆調査によると、低湿水田基盤下における首都圏への組み込に...