畑作物・野菜の新作付体系の経営的評価と経営管理方式の確立(38)
摘要 実証試験対象地区における既存野菜導入経営の特徴・条件を整理するとともに、野菜導入に伴う土地利用方式、経営管理面などの実態と変化を明らかにし、直面する問題点を抽出した。その結果、2世代経営が野菜...
摘要 実証試験農家における9年産青島温州の作業記帳結果を基に試算した交互結実園10a当たりの労働時間は、慣行結実園の170時間に対して129時間であり、大幅な短縮がみられた(慣行結実園の76%)。こ...
成分調整堆肥利用を中心とした新規形質品種の高付加価値化栽培体系の確立(44)
摘要 家畜ふん堆肥をローラーディスクダイ方式の成型機で5mmのペレット状に成型して大豆(九州127号)及び小麦(西海180号)の栽培試験に利用した。大豆の収量調査の結果は、牛ふんと鶏ふんの混合堆肥で...
摘要 新規形質のパン用小麦「西海180号」を用いて、牛糞、豚糞、鶏糞の各成分調整堆肥を施用し、化学肥料区に対する小麦の生育・収量を調査した。茎数は豚糞堆肥区で最も多く推移したが、穂数は少なかった。牛...
摘要 二毛作限界地帯の群馬県において水稲及び小麦の技術対応に関する実態調査を行い、水稲や小麦の単収が高い事例に比べて、一般の経営では、水稲の苗箱への播種時期の早期化、小麦の播種及び収穫時期の前進、化...
摘要 積み上げ法を用いて、水稲作で発生している各種環境負荷物質の発生量を栽培体系別に推計する。10年度は文献調査により各栽培体系別のCO2発生量は、水稲移植栽培では680kg/ha、水稲湛水直播栽培...
摘要 噴頭回転式広幅散布機を基幹とする大区画圃場の水稲直播機械化一貫作業体系をほぼ確立し、播種作業では作業能率15~30min/haが得られている。しかし、東北地域の水稲作においては従来からの移植栽...
摘要 九州地域の水田畜産地帯を対象に、水稲の生産調整による転作作物の需要の拡大を図りつつ安定生産 を行うため、近年開発されている革新的新規形質麦の特性を活かし、高付加価値化を図るための成分調整堆肥を...
成分調整堆肥利用を中心とした新規形質品種の高付加価値化栽培体系の確立
摘要 九州地域では水稲の生産調整による転作面積が毎年約10万ヘクタールにのぼり、新規の転作作物として、近年、九州農試で開発されたリポキシゲナーゼ完全欠失大豆、暖地向き硬質小麦等の新規形質作物の導入が...
摘要 子実中のリポキシゲナーゼ酵素を完全に欠失させることにより青臭みの発生を押さえた大豆ならびに従来の軟質小麦とは異なるパン加工適性の高い硬質小麦ついては、国内での新しい需要拡大に貢献できる新規形質...
摘要 作付体系の変遷と現状を明らかにすることで、窒素溶脱を低減する新たな作付体系の確立に資する。飼料作体系では夏作飼料-冬作休閑の体系が16%と周年体系の10%を上回り、畜産主体農家が増加しているこ...
摘要 対象地域の山口県大島郡のカンキツ生産の状況を農業センサス等の統計資料をもとに分析した。その結果、同地域の農業は温州みかん生産に著しく特化しているが、温州みかん生産農家は零細規模(平均栽培面積5...
摘要 新規形質を持った麦、大豆の品種を導入するには、品種にあった環境下で栽培する必要があり、栽培適地や作期の判定が重要となる。このため、栽培対象地域の気象に関する基礎的データを整備して、栽培体系の確...
マレイシアにおける水稲生産性拡大のためのハイブリッド稲の開発(182)
摘要 マレイシアでは持続的に高い収量を維持するため、ハイブリッド稲の実用化に対する期待が大きい。ハイブリッド稲の実用化のために解決しなければならない細胞質雄性不稔系統(CMS)の稔性及び安定多収のた...
大規模直播水田における害虫発生実態の解明と省力的害虫密度推定法の開発(42)
摘要 潤土直播栽培は水稲の初期生育が遅れるなど、移植水稲とは生育様相がかなり異なってくる。このような栽培体系の変化に伴う害虫の発生実態を解明し、効率的な防除技術の確立を図ろうとした。また、直播栽培で...
水稲乾田播種早期湛水栽培を中核とする寒地の大規模稲麦栽培体系の実証(24)
摘要 寒地における大規模な稲麦輪作栽培生産技術システムを確立するために、水稲乾田播種早期湛水栽培と春播小麦の根雪前播種技術を中核技術として実証試験を行った。試験は場内試験において問題点の改良と検証、...
春播小麦の根雪前播種を導入した転換畑の作業体系の確立(152)
摘要 寒地の春播小麦の根雪前播種は播種期の天候が不順で圃場条件も不良なため、播種作業法が問題点として残されていた。そこで、湿潤な圃場条件においても適応性が高く、播種作業能率も高い施肥播種機装着チゼル...
水稲乾田播種早期湛水栽培を中核とする寒地の大規模稲麦栽培体系の実証(153)
摘要 ■大規模水稲乾田播種早期湛水栽培実証試験は、美唄市において直播(3農家)と対照移植(2農家)を設けて、品種ゆきまる(早生)を供試、播種量は10kg/10a、酸素供給剤(過酸化カルシウム)を種子...
大規模直播水田における害虫発生実態の解明と省力的害虫密度推定法の開発(69)
摘要 栽培体系の変化にともなう害虫類の発生変動要因の解明と直播栽培で大きな問題となっている鳥類による播種直後の食害による苗立ち本数の減少が収量に及ぼす影響を調査し、被害許容水準を明らかにしようとした...
摘要 野菜生産における機械化ならびに省力化のニーズと地域の特性に基づき、セル成型苗利用の機械化栽培に対応したキャベツ畑の省力的な肥培管理技術を確立して野菜産地の拡大と地域農業の活性化に資する。9、1...