熱帯・亜熱帯島嶼の気象・土壌等に関わる生産不安定化要因の解明と節水栽培等対策技術の開発
摘要 本年度は、春植栽培において節水栽培技術としての地中灌水の時期と量を確認し、液肥の施用時期と回数による生産性を明らかにした。4月から10月までの7ヶ月間、灌水と液肥を施用した結果、生育は2週間隔で施...
摘要 低コスト防風施設は11月、12月出荷安定のために整備されてきたが、これまでの摘芯栽培では12月出荷後作が4~5月になる為、市場価格の不安定性などから作付け率が低い状況にある。そこで、市場価格の...
熱帯・亜熱帯島嶼の気象・土壌等に関わる生産不安定化要因の解明と節水栽培等対策技術の開発
摘要 密閉箱を連結して土壌酸素濃度の勾配を作出する装置を作製し、サトウキビの光合成は土壌酸素の減少に従って低下することを明らかにした。トマトのドリップ灌水によって灌水時刻と生育との関係を解析し、収量...
マンゴー、パパイヤ等熱帯果樹の物質生産・開花・食味等の特性評価及び高品質系統の大量増殖等に関する基盤技術の開発
摘要 パインアップルのアスコルビン酸簡易測定法を開発した。パパイヤについては食味に優れる2個体を選抜したので、今後品種登録を検討する。安定同位体を施用してパパイヤの分配特性を解析し、午前中の同化産物...
摘要 果樹試験場育成の新しい中晩生カンキツ品種の中で「天草」「南香」について、「着花・果安定のための生理生態特性の解明」「安定生産と高商品化のための栽培管理技術の確立」に関する調査を実施する。 研究...
摘要 イチゴ、種なしスイカ、カーネーション、ユースチャリス、バレイショを対象に、亜熱帯気象条件に適応した安定生産技術を確立した。とくにイチゴについては、13年度までに確立した一連の栽培技術体系を現地農...
摘要 熱帯・亜熱帯の小島嶼では、一般に灌漑設備が十分整備されておらず、夏季の干ばつによるサトウキビへの被害は深刻である。そこで、サトウキビの安定生産のために生育期に水と養分を直接根域に効率的に供給す...
摘要 緑肥(クロタラリア)すき込みと土壌破砕処理を組み合わせた結果、孔隙率、土壌硬度の改善が認められ、バレイショの生育、収量は、特に、ジュンシアのすき込みで向上した。青枯れ病に罹病すると減収となるた...
摘要 熱帯・亜熱帯のハクサイ栽培では、心腐れ等の生理障害が大きな問題となっている。そこで、心腐れ症に関与する細菌の性質を明らかにし、生理障害を軽減する栽培技術を確立することを目的として研究を行った。...
摘要 パパイヤの葉水処理により、新しく生長した根は乾物重で24%増加した。一方、地上部の生長は促進しなかった。葉水処理により曇りがちな日に光合成速度を高めた。これは新根の吸水促進によるものと考えられた...
摘要 熱帯・亜熱帯の小島嶼では、一般に灌漑設備が十分整備されておらず、夏季の干ばつによるサトウキビへの被害は深刻である。そこで、サトウキビの安定生産のために生育期に水と養分を直接根域に効率的に供給す...
摘要 環境保全的な土壌管理技術の体系化について現地実証試験を実施している。1999年度に引き続き、緑肥としてクロタラリアをすき込むとギニアグラスのすき込みに比べて気相率は低かった。輪作に組み入れた冬作バ...
摘要 熱帯・亜熱帯のハクサイ栽培で大きな生理障害問題である心腐れ症に関与する細菌の性質および生理障害と病害との関係の解明を目的として研究を進めた。地中点滴チューブを敷設した圃場に結球ハクサイ(品種:...
摘要 パパイヤのシュート再分化系のホルモン条件比(α-ナフタレン酢酸μM /6-ベンジルアミノプリンμM)の検討:葉片のシュート再分化は,初代培地(20/20)で高い発生率を示した,2代目培地の条件で葉片からのシ...
摘要 マンゴー接ぎ木樹(3年生)を用い,昼間の気温及び光強度の異なる条件下での,定常状態におけるクロロフィル蛍光比及びクロロフィル蛍光変量を検討した.その結果から、マンゴーの光合成の気孔要因は,光強...
摘要 目標の時期に集中的に開花させる栽培技術の開発を目指した。摘心と枝の横倒し、ならびに開花期の予測技術の組み合わせにより、目的とした技術が開発された。最終摘心は11月上旬前後に行えばよいこと、展開...
摘要 ショウロは日本海側から九州にかけて人気の高い食用きのこであるが、菌根菌であるため原木や菌床での栽培ができなかった。しかし限定された範囲ながら商取引も行われ市場性が見込めるため、各県林試で栽培を...
摘要 既に報告している短時間で測定したマンゴーの温度-光合成関係は35℃≧30℃>25℃であった。本実験では3試験区とも、葉面飽差を低く押さえたため、自然条件下でしばしば起こる日中の極端なCO2交換速度...
摘要 亜熱帯地域の高収益営農の成立を目指し、新規野菜・花き導入のために開発した土壌管理技術の体系化について現地実証試験を実施している。現地圃場の土壌化学性は、施肥によりリン酸と苦土を補給すれば輪作を...
摘要 本研究室では熱帯・亜熱帯の諸地域から導入した多数の果樹を保存しているが、それら果樹の利用を促進し持続的高位安定生産技術を開発する必要がある。10年度はパパイヤの大量増殖の一環として発根条件の設...