
摘要 4年度は、3年度までに得られた成果をもとに迅速同定マニュアルを作成し、野外分離菌を用いて検証を行った。その結果、全国的に最も出現頻度の高かったのは連鎖球菌で、次いで類結節症菌であった。ビブリオ...

下痢症の病態成立機構に関与する腸管関連リンパ組織の機能の解明
摘要 牛の下痢症は、一般に哺乳子牛、ことに肉用子牛に頻発する疾病で、成牛においても泌乳、繁殖および肥育期の発症では、経済的損失が甚大である。下痢症の多くは、感染性と非感染性の複数の因子が原因あるいは...

摘要 マレック病(MD)ワクチンを接種しても十分な効果が得られないワクチンブレイクの原因はいろいろ考えられるが、欧米では、主因としてワクチン効果の及ばない超強毒株の関与が指摘されている。米国から導入...

摘要 Mycoplasma hyophneumoniae(M)は豚に慢性呼吸器病を誘起する重要な病原体である。本菌感染により形成される主要病変の肺炎の病理発生機構について、サイトカインの産生異常の観...

Bacillus anthracisに対する動物種の抵抗性に関する遺伝学的検討
摘要 炭疽菌(Bacillus anthracis)に対する動物種の抵抗性に差異がみられるので、その生体防御機構に関する知見を得るため実験動物を用いて抵抗性に関する遺伝学的要因を検討する。1.特定の...

生殖関連細胞を介した牛初期胚のウイルス感染機序の解明(51)
摘要 牛ウイルス性下痢・粘膜病(BVD・MD)ウイルス(Nose株)が感染した卵丘細胞付着牛未成熟卵子は未処理の対照群と同様に成熟し、さらに発生過程における分割率にも大差なく、Day8~10(媒精日...

牛のピロプラズマ病スポロゾイト生ワクチンの開発・実用化(50)
摘要 T.sergentiとT.buffeliの表在性主要抗原であるp33とp34を発現するcDNAクローンを選択し塩基配列を決定した。これに基づいてプライマーを作成し、これを用いたPCR法を開発し...

摘要 牛流行熱ウイルスのサブユニット抗原の作製を目的に、本ウイルスのYHL株及びカゴシマ株についてHLT細胞による増殖性を調べた。HLT細胞はローリングボトルに1~5×10の5乗個/mlの濃度に細胞...

摘要 早熟化継代によって作出された鶏コクシジウム弱毒株のブロイラーに対する病原性は、症状の軽減(血便の排出期間及び程度)、増体率の維持、病変値の低下(2.0)等、強毒親株に比べ極めて低下しており、ま...

摘要 豚丹毒菌の感染防御抗原を明らかにするため、SPF豚を用いて感染防御試験を行い、ウェスタンブロッティングにより、血清中の抗体応答を検査した。1カ月齢の豚6頭を非免疫群、弱毒生菌(2x10の8乗c...

遺伝子工学を用いたサルモネラ症の新たな早期鑑別診断法の開発(46)
摘要 Salmonella Dublinの病原プラスミド(80kb)上には血清抵抗性に関与する遺伝子領域が存在する。その領域内のPst■断片(Pa;0.5kb)をプローブとしたサザンハイブリダイゼー...

Bordetella bronchisepticaの付着因子の性状及び病原学的役割の解明(44)
摘要 Bordetella bronchiseptica付着因子を分離・精製し、その生物学的性状を明らかにすることにより、豚萎縮性鼻炎における病原学的役割を解明し、本病の防除技術の確立に資する。4年...

摘要 牛乳房での細胞内情報伝達に対するガングリオシドの効果について調べている。乳房には主にGM3、GD3、GD1、GT1bが局在するが、これらのガングリオシドのプロティンキナーゼC活性および内在性タ...

PCR法によるスローウイルス感染症の病原体遺伝子の検出(43)
摘要 今年度は牛白血病ウイルス感染動物血液からテンペレートの調整法、動物血液からのプロウイルス検出と確認、既存の生物学的検出法との比較について検討した。テンペレートの調整には、ヘパリン血液からトリト...

摘要 豚オーエスキー病の遺伝子診断法の開発を目的に、平成4年度はウイルス分離が困難と考えられる中和抗体や精液を含む材料からの、PCR法によるウイルスゲノムの検出を試みた。標的遺伝子にはIE遺伝子を用...

摘要 スポロゾイト(Sp)感染鶏をシクロスポリンA(CsA)で処理すると、ロイコチトゾーン症では極めてまれな、再感染による血液中への原虫出現が認められた。CsA処理鶏では、CD4、CD8、TCRαβ、...

ブロイラー鶏群の生産性低下における鶏腎炎ウイルスの役割の解明(40)
摘要 本研究は、鶏腎炎ウイルス(ANV)が鶏群の生産性に及ぼす影響の解明を目的とした。発育不良症候群の鶏から分離されたANV及びレオウイルスをそれぞれ2系統の1日齢SPF雛に経口接種したところ、これ...

牛ウイルス性下痢・粘膜病(BVD-MD)ウイルス持続感染牛の細胞性免疫に関する研究(38)
摘要 牛ウイルス性下痢・粘膜病(BVD-MD)ウイルス持続感染牛の免疫寛容の範囲は、液性抗体の産生能に限られたものか、それとも細胞性免疫にまで及んでいるのかを調べた。In vitroの実験で、BVD...

摘要 4年度は逆受身ラッテクス凝集反応の特異性を増すための検討を行なった。各血清型特異的腹水から抗体を精製し、ラテックス最適感作濃度を求めた。さらに、多価抗体感作ラテックス作成のための抗体の最適ブレ...

摘要 1.ブルセラ補体結合反応用標準血清の抗原価をヘモグロビン量から測定した。抗原の相対力価は0.98~1.02であった。2.牛カンピロバクター病のベレネアル型参照血清(■)及びフィタス型参照血清(■...