乳汁中への抗菌タンパク及びヘムタンパク高分泌能トランスジェニックブタの作出
摘要 トランスジェニックブタの出現率は極めて低く、遺伝子注入した受精卵をすべて受卵ブタに移植する必要があり、数千頭規模の候補ブタの中から供卵・受卵ブタを選び外科的に処置する方法が採られている。そのた...
視床下部神経系の機能偏倚による排卵障害の防止技術の開発(190)
摘要 中枢神経の制御によって排卵障害の治療が可能であるかどうか検討する目的で,ホルスタイン雌牛にLPS投与による実験的ストレスを与えて排卵抑制を誘起する実験モデルを用い,ストレス負荷後に,薬物的にα...
サイトカインによる豚の細菌感染症の予防・治療技術の開発(158)
摘要 豚のキラー細胞活性を測定する際に用いる標的細胞株を決定するため、家畜衛生試験場保有細胞株11種について、SPF豚の末梢リンパ球をエフェクター細胞として、キラー活性に対する感受性を比較検討した。...
摘要 サイトカイン製剤を利用したネオスポラ感染症の治療法の応用について検討した。牛の脳の初代培養細胞に500千個のネオスポラ原虫を感染させたところ、Vero細胞での増殖と比較してより早く多くのタキゾ...
摘要 体重425kg~608kgのホルスタイン種成牛5頭を用いて、牛の脳神経外科手術に必要なモニター方法(頭蓋内圧、血圧など)の検討と開頭手術後の影響について調べた。頭蓋内圧の測定は術後の感染症を考...
初期胚でのサイトカイン関連遺伝子の発現制御技術の開発(217)
摘要 ホリスタチン(FS)の牛初期胚の発生に及ぼす影響とアクチビン(ACT)共存下における相互作用について検討した。FS添加培地で牛胚を培養したところ、胚の発育は濃度依存的に抑制された。また、ACT...
視床下部神経系の機能偏倚による排卵障害の防止技術の開発(218)
摘要 α2アドレナリン作動薬による牛の排卵抑制を試み,LPS投与による実験的ストレスによる排卵抑制モデルとの比較,検討を行った。発情同期化させた実験牛のLHサージ直前にキシラジンを投与してα2アドレナ...
摘要 雌豚が雄を許容しない鈍性発情や雌豚の発情の見落としによる生産性の低下を防止するため、ホルモン製剤を用いて雌豚の発情同期化法を開発し、豚における新しい繁殖衛生プログラムの確立と人工授精の普及に資...
摘要 牛の第一胃弛緩症、鼓腸症、第四胃変位などの胃腸運動障害を主とする疾患は、近年の濃厚飼料多給による飼養管理の広がりとともに発生が増加し多大な経済的損失を与えている。牛に易発酵性の穀物飼料を多給す...
乳牛及び肉用牛の生産性及び内分泌機能に対するサイトカイン投与の影響(247)
摘要 本研究は、サイトカインが乳牛及び肉用牛の生産性、内分泌機能、代謝機構等に及ぼす影響を検討し、サイトカインを利用した家畜疾病の新しい診断、予防及び治療技術を開発することを目的としている。9年度は...
乳牛及び肉用牛の生産性及び内分泌機能に対するサイトカイン投与の影響
摘要 最近、家畜の感染症の防除に対して免疫調節作用、抗ウイルス作用等多彩な生理活性を持つサイトカインの臨床応用が期待されている。サイトカインを臨床応用するためには家畜の生産性に及ぼす影響の評価が欠か...
摘要 ネオスポラ症は、ネオスポラ原虫の感染により引き起こされる疾病で、乳牛へのネオスポラ原虫の感染により流産や仔牛の神経症状を主徴とする疾病として問題視されている。この感染症は、神経組織内にシストと...
摘要 呼吸器病、消化器病を始めとする豚の重要疾病の多くは細菌によって発生し、大きな経済的損失の原因となっている。環境要因等のストレスにより免疫機能が低下した場合には、病原性のあまり強くない細菌でも日...
摘要 牛早期妊娠因子を検出するため、市販の抗牛CD2抗体と牛リンパ球を用いてロゼット抑制試験を行った。その結果、本法により妊娠、非妊娠を明確に区別することができ、妊娠例においては早期妊娠因子は排卵後...
豚の下垂体を中心とした内分泌系臓器の病理形態学的研究および診断技術の開発(169)
摘要 豚の下垂体を含めた内分泌系臓器を形態学的に解析し、内分泌系臓器に関連した疾病を診断し、繁殖障害等の予防や治療を目的に実験を実施した。卵巣静止や黄体共存型単胞性のう腫ではFSH陽性細胞が多く、染...
初期胚でのサイトカイン関連遺伝子の発現制御技術の開発(170)
摘要 牛初期胚におけるアクチビンの機能を解明するため、アクチビンサブユニットおよびアクチビンレセプターに対するアンチセンスオリゴヌクレオチドを作成し、体外発生培地に添加して発生に及ぼす影響を検討した...
摘要 現在、動物の脳・神経機能の解析には、正確な脳地図の作成されている実験動物を用いた研究が行われ、多くの成果が上がっている。ヒトにおいては、記憶、認識及び思考などの脳の高次機能についての研究が盛ん...
摘要 豚の繁殖では種雄豚を用いた自然交配が多く、雌豚が雄を許容しない鈍性発情や雌豚の発情の見落としによる生産性の低下が問題となっている。雌豚の発情同期化により、群単位での繁殖管理が可能となり、鈍性発...
視床下部神経系の機能偏倚による排卵障害の防止技術の開発(171)
摘要 前年度に開発した牛の簡易脳定位手術法を用い、側脳室内にカテーテルを留置し、回復後、安静時の脳脊髄液を採取し、モノアミン類を定量した。また、実験牛に発情を誘起し、LHサージ直前にLPSを投与して...
摘要 "全国各地(青森、東京、鳥取、奈良、沖縄)の山林等から土壌を採集し、これより通常の細菌培養方法で土壌菌を分離した。回収した細菌群より、軟寒天を含む最小培地上で、豚糞のエキスに向かって遊走する菌...