e.良食味で加工適性に優れた甘しょ品種の育成と新たな有用特性をもつ甘しょ育種素材・系統の開発
摘要 (1)甘みが強く良食味で線虫抵抗性を示す「九州143号」、イモの外観が優れ、線虫抵抗性を示す「九州138号」を食用(青果用)の新品種候補として選抜した。「九州143号」は、鹿児島、大分、千葉で、「九州138...
摘要 (1)Ca非依存的活性型のCCaMKを種々の共生変異体に導入することによりCCaMKが根粒形成プログラムのみに関与し、菌の感染受容シグナル伝達経路はこれとは独立に存在すると考えられること、感染糸形成に関わるL...
摘要 目的:水稲の有機栽培における収量への不安定要因である、種子伝染性病害や育苗期の病害防除対策を確立する。また、初期生育向上のための栽培技術を開発し、有機栽培向けの育苗指針や本田施肥基準を作成する...
露地圃場におけるマイクロ波土壌消毒法の効果試験 3.バーティシリウム萎凋病およびリゾクトニア苗立ち枯れ病に対するマイクロ波土壌消毒法の性能と効果
摘要 目的:マイクロ波土壌消毒機のバーティシリウム萎凋病およびリゾクトニア苗立枯病に対する適応性を明らかにする。目標達成状況:・バーティシリウム少発現地圃場でのマイクロ波処理によりバーティシリウム抵...
病害虫防除農薬試験 1)殺菌剤に関する試験 (3) シメコナゾール剤のデルフィニウム病害に対する効果
摘要 目的:デルフィニウムの病害に対する防除試験を実施している。 成果:シメコナゾール剤の2剤のデルフィニウム立枯病に対する効果は明らかでなかった。しかし、うどんこ病に対しては長期的に抑制することが確...
(ii) 無化学肥料農産物栽培技術の確立 ア 有機質資材を活用した栽培技術の確立 ア)箱育苗での施肥法
摘要 目的:化学肥料の代替資材として、有機質資材を活用した箱育苗の施肥法を検討する。 成果:有機アグレット666又は同666+816の施肥量は、窒素成分で箱当たり4.5g程度が適当と考えられる。また、クレハ有機培...
花き類の新病害虫の同定と環境保全型防除技術の確立 3)難防除病害虫の効率的防除法確立 (3)キクの立枯れ病に対する有効薬剤
摘要 トルコギキョウ立枯病に対する、土壌消毒剤キルパー液剤の土壌灌注(6L/a)の防除効果と薬害について検討した結果、防除効果はクロルピクリンより劣ったが、バスアミドより優れており、防除効果が認められた。...
葉たばこ栽培における総合病害虫管理技術の確立(1)立枯病菌密度測定法の開発 (i)立枯病菌密度測定法の開発 (ii)立枯病菌密度別防除法の開発 (iii)立枯病抑制資材の探索
摘要 立枯病菌の病原性遺伝子配列からプライマーセットを作成した。既存の選択培地では、検出できない土壌中の立枯病菌を液体選択培地とPCRとの組み合わせにより検出可能となった。研究成果の組み立てと現地実...
摘要 i)キクのピシウム立枯病菌は温度反応性の異なる5種のピシウム菌により発生すること、及び各菌種の発病に適した温度範囲を明らかにした。花き類の新病害として、キンギョソウうどんこ病及びバミューダグラス...
微生物及び植物の二次代謝物等が微生物の増殖に及ぼす影響の解析
摘要 抗菌物質を生産し、コムギ苗立枯病の発病を抑制する蛍光性Pseudomonas 属細菌株に、GFP(緑色蛍光たんぱく質)遺伝子マーカーを導入した形質転換体を作製し、コムギの種子に接種して根圏環境における動態解...
イチゴに発生する疫病などの生態解明と環境負荷の低い防除体系の開発
摘要 イチゴ立枯性病害の病原菌の究明及び発生要因の解明を行い微生物農薬等を用いた環境負荷が小さい防除体系を組み立てるため、現地圃場で立枯病の発生実態を明らかにし、微生物農薬等の有効薬剤の検索や処理方...
77.畑作物の高品質生産技術の確立(1)カンショ病・障害の発生要因の解明
摘要 “周皮乾腐症状”の発生と土壌水分との関係を調査した結果、生育後期の土壌水分が本症の発生に強く影響しているものと推察された。また、「立枯病」に対する罹病性変化の要因について調査した結果、ウイルス...
摘要 水田転作作物として栽培面積が増加している平坦地のソバについて、農薬を用いないソバの安定生産技術を構築する。光による害虫防除技術と湛水処理による立枯病防除技術を検討した。9月7日播種・10月5日消灯...
地域特産作物の効率的病害虫防除に関する農薬及び非農薬手法の開発と普及
摘要 (目的)クワイの茎腐病に対し、緩効性肥料の施用および圃場の浅水掛け流し管理を併用した耕種的対策をさいたま市で現地実証した。水耕ミツバ立枯病に対する新旧パネル等の影響につき、鴻巣市内で試験を行う...
摘要 (目的)本県で問題となっている野菜類の土壌病害について、発生生態を解明し、防除対策を確立する。(計画)キャベツ苗立枯病、ホウレンソウ萎凋病およびミョウガ根茎腐敗病について、防除対策を検討する。...
摘要 i)大豆では、これまでに認められた耐湿性を支配するQTLは早晩性遺伝子E1に対応したため、E1を優性に固定した60系統を用いてQTL解析したところ、早晩性とは無関係な4つにQTLを認めた。年次間による再現性の検...
環境負荷軽減技術の開発試験 3 農薬依存度軽減のための高精度発生予察技術の開発 (2)農薬依存度軽減のための野菜・花き類病害虫の総合防除技術の開 (i)主要花き類病害の発生生態の解明
摘要 主要花き類病害の発生実態を調査するとともに、発生実態を解明し、防除対策を講じる。トルコギキョウにおいては、立枯病、灰色かび病、炭疽病の発生が認められ、また、新病害として青かび根腐病を報告した...
10 花きに発生する病害虫の診断と被害実態の解明 (2) デルフィニウムの病害虫の発生相と被害実態の解明 (i) 病害
摘要 デルフィニウムに対する登録薬剤が少なく、防除が難しくなることが予想される。本試験では、現地農家において発生する病害の種類と時期、被害程度を調査する。青森地域の調査で、ベラドンナ系品種でうどん...