水稲経営体の規模拡大に寄与する気候変動に適応した極早生多収品種の育成
摘要 目的:極早生を含む早生熟期と多収性を両立するための要因を解明して関連するDNAマーカーを開発し、ドローン等を用いた多収性個体評価法も開発し、これらを用いて効率的に極早生多収系統の選抜・育成を行う...
摘要 これまでと同様に、「Davao1」等複数品種の割籾率は低く、斑点米率も低い傾向が認められた。また、「Davao1」と「てんたかく」の交雑系統においても、割籾率及び斑点米率が低い数系統が確認された。
摘要 県内に広く適応し、良食味で病害虫に強い、高温耐性を有するなどの特性を持つ水稲新品種の育成、素材を開発するとともに、水稲のカメムシ抵抗性マーカーを開発する。
摘要 「Davao1」は穂肥の有無に関わらず、割れ籾率が低かった。「Davao1」と「てんたかく」の交雑系統は、割籾率や斑点米率にばらつきが認められた。
遺伝子組換え技術やゲノム編集技術の高度化とそれらを活用した新規有用作物・昆虫素材作出技術の開発
摘要 除草剤抵抗性遺伝子 HIS1 のトリケトン系除草剤抵抗性に必要なアミノ酸残基を明らかにし、ゲノム編集による遺伝子破壊イネ系統が同除草剤に感受性となることを示した。新規閉花性遺伝子の変異体で植物ホルモ...
摘要 斑点米カメムシ抵抗性に連鎖したDNAマーカーを開発し、カメムシ抵抗性を有する系統を育成する。
摘要 割籾率が低い系統は斑点米率も低い傾向であった。「Davao1」と「てんたかく」の交雑系統の中でも、割籾率や斑点米率には系統ごとでばらつきが大きかった。
摘要 1.キチョウにおいてはこれまでZ染色体を2本持っている遺伝的なオスが細胞内共生細菌であるボルバキアによってメス化されていると考えられていたが、Z染色体上の遺伝子の相対的存在量、及びその遺伝様式を...
摘要 農業に有用な生物多様性指標の評価に基づいた環境保全型農業の評価・管理技術の開発に関しては、 a) リンゴの有機農法再現圃場において、リンゴハマキクロバの天敵として、寄生蜂及び寄生ハエを確認した。 b...
摘要 1. ツマグロヨコバイの共生リケッチアはヨコバイの細胞の細胞質だけでなく細胞核内、さらには成熟した精子の核内にも存在していた。共生リケッチア感染ヨコバイと非感染ヨコバイの交配実験の結果、感染雌か...
摘要 土壌への農薬散布によって農薬を分解する能力のあるベータプロテオバクテリア綱の細菌(特にBurkholderia属細菌)が増殖しカメムシに感染する事を明らかにした。カンシャコバネナガカメムシの内部共生系では...
エンドファイトを活用した害虫発生源になりにくいイタリアンライグラス品種の育成(東北地域における害虫抵抗性系統のカメムシ類発生程度の評価)
摘要 216個体について、4月中旬に隔離圃場に定植し、そのうち感染個体88個体の種子の感染率をより個体毎に20~30粒の感染を調査したところ平均感染率は約70%であった。東北農研所内に調査圃場を設置し、感染試験...
摘要 農業に有用な生物多様性指標の評価に基づいた環境保全型農業の評価・管理技術の開発に関しては、a)天敵類の活動を強化する下草管理を行ったナシ園において、9月以降にハダニ類が発生し、それに伴う天敵カブ...
エンドファイトを活用した害虫発生源になりにくいイタリアンライグラス品種の育成(エンドファイト感染の安定性の評価および実規模によるカメムシ類発生程度の評価のための害虫抵抗性系統の種子増殖)
摘要 家畜改良センターに、感染系統を約1000個体定植し、うち142個体の感染を調査した。根雪期間が90日以上あり、約半数の個体が枯死し、越冬直後の生長も良好でなかったが、越冬後に生存した個体のうち、約半数...
摘要 土壌への農薬散布によって農薬を分解する能力のあるベータプロテオバクテリア綱の細菌(特にBurkholderia属細菌)が増殖しカメムシに感染する事を明らかにした。カンシャコバネナガカメムシの内部共生系では...
摘要 1.カイコ細胞でJH誘導性の変態抑制因子Kruppel homolog 1(Kr-h1)の転写調節機構を明らかにした。その知見に基づき、トビイロウンカのJH受容体遺伝子Methoprene tolerant(Met)とそのコファクターsteroi...
摘要 目的:本県のオリーブは、主に希少性でオンリーワン産地を形成してきたが、国内新興産地の参入が加速化しており、トップワン産地へ移行するための新技術の開発が急務である。そこで、本県オリジナル品種の早...
エンドファイトを活用した害虫発生源になりにくいイタリアンライグラス品種の育成(東北地域における害虫抵抗性系統のカメムシ類発生程度の評価)
摘要 圃場に定植したエンドファイト系統の感染個体率は36%であった。カメムシの発生最盛期に発生数は非感染品種区より低い傾向にあった。
摘要 1. JHシグナリングの分子機構の詳細を明らかにし、JHスクリーニング系の改良に資するために、JH受容体候補遺伝子Met(メソプレントレラント)のパートナー分子の探索を行った。カイコのMetとsteroid recep...