耐虫性品種と薬剤少量施用等を核とした水稲害虫の総合防除技術の確立(87)
摘要 水稲の農薬施用量を減らした防除体系を確立するために、初期害虫の育苗箱施薬、中後期害虫への複数回の殺虫剤散布における少量施用方法の適用の可否を明らかにする。12年度の試験圃場における発生密度の場合...
セル成型苗育苗時におけるトビムシ類の生態と苗立枯れ症防除効果の解明(51)
摘要 苗立枯れ症を抑制するトビムシ・Folsomia hidakanaをアブラナ科野菜のセル育苗に利用するため、苗立枯れ症を引き起こす糸状菌・Rhizoctonia solani汚染土壌をセルに充填し、個体数を変えてF. hidakanaを導入...
摘要 アブラナ科野菜の苗立枯れ症を生物的に防除する技術を開発するため、作物病害糸状菌を摂食するトビムシ類を野外から選抜し、大量増殖系を確立することを目的とした。新たに収集したトビムシ類のうち、シロト...
摘要 絶対寄生菌であるイチゴうどんこ病菌の発生生態研究のためには簡易な純粋菌株の保存法の開発が不可欠であるが、本菌は低温条件や凍結乾燥では保存ができないことが平成10年度の研究により明らかとなった。そ...
高付加価値野菜・花き生産と周辺地管理の一体的営農システム(27)
摘要 営農試験地において水稲及び夏秋トマトの月別作業時間を調査して、作業競合を回避した夏秋レタスのトンネル栽培を導入した。5月下旬~6月中旬播種、7月下旬~8月下旬収穫及び8月上~中旬播種、10月中旬...
拮抗微生物活用によるイネもみ枯細菌病(苗腐敗症)の制御(147)
摘要 微生物農薬の安全性試験ガイドラインに従い、拮抗微生物CAB-02 株のイネ、トウモロコシ、タマネギ、レタス等14種類の農作物に対する病原性を調査した。陽性対照として各々の病原細菌を用いた。その...
摘要 果菜類栽培について、作業上の問題点と機械化への要望を調査し、今後の機械開発の基礎資料とすることを目的とした。アンケートは対象農家への郵送による調査とし、対象地域は対象作物(トマト、きゅうり、す...
摘要 中山間地の水稲早期栽培地帯では播種時や育苗時に加温するため、苗箱でイネ苗立枯細菌病のような種子伝染性病害が発生しやすい。イネ苗立枯細菌病菌は高温性で病原力が極めて強く、育苗期に加温する地域では...
拮抗微生物活用によるもみ枯細菌病防除を核とした病害の総合防除技術の確立
摘要 水稲の育苗期にはもみ枯細菌病、苗立枯細菌病及びばか苗病が発生して苗不足を引き起こす。一般にこれらの病害は化学農薬による種子消毒によって防除してきた。しかし、耐性菌の出現や化学農薬の環境汚染の問...
上越市西部地域における土壌条件と米の食味特性との関係に関する調査(55)
摘要 本田に施用するN、P、K肥料全量を播種時に育苗用肥料に加えて水稲育苗箱内に施肥し、約20日間水槽育苗後、本田移植時には長期持続型育苗箱施用殺虫殺菌混合粒剤でも処理し、田植機の爪によって苗の根に...
摘要 ロングマット水耕苗移植栽培に適した害虫防除法を確立するため、育苗箱用粒剤のロングマット苗への適用の可否を検討した。イミダクロプリドあるいはフィプロニルを殺虫剤成分として含む殺菌殺虫剤2薬剤を供...
耐虫性品種と薬剤少量施用等を核とした水稲害虫の総合防除技術の確立
摘要 東日本の水稲栽培で実施されている農薬の育苗箱施薬や地上散布、空中散布などの防除法の合理性を吟味し、減農薬栽培法の確立とその普及方策を研究する。11~13年に、初期害虫の防除に対しては現行の育苗...
摘要 雨よけ栽培トマトのライフサイクルにおける環境負荷物質の発生・吸収量を定量的に把握する手法を開発するために、岐阜県高山市近郊の雨よけ栽培トマトを対象に、投入される肥料、農薬、堆肥、ビニルフィルム...
摘要 水田の生物相を害虫、天敵、それ以外の生物の三つに区分けし、殺虫剤がこれら生物相の発生生態にどのような影響を与えているかを調べた。水田圃場(10a)を無処理区、イミダクロプリド剤処理区(育苗箱施...
摘要 東北地域ではイネのいもち病による被害が著しいため、効率的な防除法の確立が望まれている。そこで、新しく開発されたいもち病を対象とした殺菌剤の作用特性を明らかにするとともに有効で効率的な施用法を検...
摘要 東北地域では、寒冷地・中山間地振興に重要な野菜に関して、播種・育苗から収穫までの栽培期間中に発生する種々の病害虫の防除を化学農薬の使用量を大幅に削減して行う環境保全型野菜栽培システムを構築する...
摘要 東北地域では、寒冷地・中山間地振興に重要な野菜に関して、播種・育苗から収穫までの栽培期間中に発生する種々の病害虫の防除を化学農薬の使用量を大幅に削減して行う環境保全型野菜栽培システムを構築する...
果菜類におけるストレスの付与が果実の糖代謝に及ぼす影響(263)
摘要 セル育苗の際、非病原性のシュードモナス菌を接種した培養土を用いて、微生物によるストレスをトマト苗に与えたところ、地上部および地下部の生長が抑えられた。茎伸長においては30~40%抑えられたが、...
摘要 稲作の省力・低コスト、大規模化を図るため開発されたロングマット水耕苗移植技術の実用化と体系化に必要な初期害虫の防除技術の確立を目指す。10、11年は育苗箱処理剤を施用したロングマット水耕苗を移...
摘要 ロングマット水耕苗におけるいもち病用箱施薬剤及びばか苗病に対する移植前薬剤施用の有効性及び発生病害の特異性について検討した。いもち病に対し箱施薬粒剤のカルプロパミド、ばか苗病に対しベノミル水和...