気象環境条件による障害発生機構の解明と防止技術の開発(191)
摘要 R/FR比を変更できるフィルム資材を用いて、キュウリ苗を生育させ、生長及び水分状態特性を調べたところ、R/FR比が0.73の条件下では生長が促進され、1.88では生長が抑制され、水ポテンシャル勾配と生長との間...
摘要 病害抵抗性系統の効率的選抜法を開発するため、主要病害について接種方法を検討した。ニンジン根腐病菌をポットの土壌に接種し、市販品種を播種して発病差を調べたところ、強い抵抗性を示す品種は認められな...
摘要 ニンジン黒葉枯病に対する品種反応の差異を調べるため、適当な人工接種法について検討した。圃場の自然発病株から分離した病原菌を用いて分生子形成培養法を検討し、その結果と合わせ分生子形成能が高く実験...
摘要 ホウレンソウ、レタス、ニンジン等の栽培で問題となる抽苔性、耐暑性、耐冷性について、簡易で、迅速な評価法を開発し、利用する。長日期のホウレンソウ栽培で問題となる抽苔を抑制するために6月まきの苗に...
摘要 夏秋野菜の重要病害に対する品種抵抗性の機構を明らかにするとともに、抵抗性系統の効率的選抜法を検討する。8年度は土壌接種したポットにニンジンを栽培し、品種の苗立枯病(根腐病)の発生の差異を観察し...
単調作業解消のためのインテリジェント機械導入が快適性向上に資するための条件解明(62)
摘要 野菜作において、単調作業を解消するため、単調作業の労働科学的解析と機械導入による労働負担評価について検討した。単調作業解析のため、金時ニンジンの1次間引きとレタスのセル成型苗移植の人力作業を調...
摘要 試作3号機により、ばれいしょ、かんしょ、さといも、短根にんじん、こんにゃくへの適用性と作業性能を調査した。ばれいしょは加工用、原料用に適用でき、4人組作業時の能率は毎時7a以上であった。加工用...
摘要 有用植物病害診断ファクトデータベースの内容を充実するために、トマト、ナス、トウガラシ(ピーマン)、キュウリ、メロン、マクワウリ、シロウリ、スイカ、カボチャ、ダイコン、ハクサイ、キャベツ、タマネ...
摘要 金時ニンジンの播種、間引き及び追肥作業のため、既に動力付き野菜運搬車を台車とした汎用機を開発したが、旋回等に手間取るため、現地への適応性が高く、より軽量化を図った専用機の開発の必要性を認めた。...
摘要 高畝・2条植え東洋ニンジンに適用できる動力付野菜運搬車搭載型一次間引き機および同運搬車を汎用利用した播種・追肥機について、現地適応性を調査した。一次間引き機はM社製の試作機を改良し、間引き爪刃...
ベルト挟持式根菜収穫機構を利用した露地野菜汎用収穫技術の開発(233)
摘要 低コストで普及力のある野菜機械化を図るため、葉茎菜類にも根菜類にも幅広く利用でき、しかも1人作業可能な露地野菜汎用収穫技術を開発する。6年度は、ハクサイ及びニンジンへの適用の拡大を図るとともに...
摘要 根菜類の大量かつ低コストな貯蔵・流通システムを開発するため、大規模貯蔵庫における環境制御技術、貯蔵条件と品質変化の関係等について検討した。(1)既存貯蔵庫(間口9.6m、奥行き14m、最大天井...
新規作物の初期生育促進・斉一化のための施肥播種技術の開発(226)
摘要 開発中の帯条施肥装置と播種装置を組み合わせて、寒地畑作に新規導入される野菜類の高品質・低コスト生産システムの確立のための生育の斉一化を図る。多様な播種様式に対応することを目指して、にんじんに比...
摘要 人力作業割合が高いニンジン作の軽作業化技術を開発するため、高畝・2条植え東洋ニンジン栽培に適用できる一次間引き機、および同機を汎用利用した播種・追肥機を開発した。一次間引き機は、市販の動力付き...
摘要 にんじんを供試し、洗浄方法及び貯蔵形態の違いが品質変化に及ぼす影響、貯蔵期間及び温度が呼吸速度に及ぼす影響、さらに大規模貯蔵庫内の環境の分布性などを検討した。貯蔵中のにんじんの目減りは、ブラシ...
摘要 食品産業における高水分材料からの脱水処理については、新たな低コストで分離効率が高い連続処理が望ましい。本研究はスクリュープレス等の連続圧搾装置による脱水技術の開発を目的とした。生イワシからの脱...
摘要 培地の養水分条件及び生育制御物質の存在等に基づくストレスに対する野菜・花きの生理生態反応を解明し、ストレス付与による生育制御法及びストレス耐性付与技術を開発する。これまでに、■各種の繊維性支持...
摘要 品目の多様性、地域による栽植様式の違いなどの理由により機械化が遅れ、重労働作業割合の高い野菜作の作業について、軽作業化技術の開発をはかる。東洋にんじん(金時にんじん)を対象に、高畦密植栽培にお...
摘要 (1)畑作地帯で生産されるヒマワリ、ナタネ、大豆等の油料作物と小麦、菜豆などの規格外穀物を混合し、エクストリューダ処理することで、それら飼料の飼料特性を明らかにする目的で実施した。TDN含量は...
新規作物の初期生育促進・斉一化のための施肥播種技術の開発(170)
摘要 寒地畑作地帯に新規に導入される根菜類に適応し、初期生育を促進・斉一化できる施肥播種技術を確立することを目的とし、4年度はにんじんを対象に施肥幅、施肥量を変えて初期生育を調査した。室内実験では肥...