摘要 「ばれいしょ優良品種の育成、3~10経常」から引き継いだ育成途中系統の選抜をすすめる。さらに栄養繁殖性作物の育種法により、優良母本の選定と交配、実生養成と栄養系世代の選抜を行い、初期選抜では質...
摘要 CMV等のウイルス病に抵抗性を有する、完熟出荷向け高品質トマト系統の選抜・育成を図る。11年度はCMV抵抗性遺伝子組換えトマト由来のF4世代系統を用い、CMV抵抗性の確認、優良果実形質個体の選...
摘要 近年のトマト缶詰の輸入増加により、家庭でもトマトを加熱調理する機会が増えてきた。海外では通常、加熱調理向けに生の加工用品種が販売されているが、日本ではほとんどないのが現状である。一方で、直接消...
摘要 イチゴの秋どりに好適な短日処理の時期を明らかにするため、短日処理と定植の時期が収穫時期に及ぼす影響について検討した。また、休眠の深さが異なる5品種について、短日処理による収穫期の前進効果を検討...
中山間カンキツ作新技術の経営経済的評価と営農モデルの策定(7)
摘要 傾斜地カンキツ作用に開発された園内作業道のミカン品質への影響を糖度、酸度、出荷時期を指標に地区平均と比較して検討した。極早生温州、普通温州とも糖度は地区平均よりも0.9ポイント、酸度は0.02...
摘要 平成5年に当研究室が育成したナバナ品種、はるの輝は良食味品種として市場での人気が高く、高収益越冬野菜として産地化が進められている。しかし、この品種は晩生種であるため、ハウス栽培による早期出荷が...
摘要 わが国リンゴ市場は、消費の低迷、産地間競争の激化、輸入解禁などの問題を抱えており、本研究では、わが国のリンゴ生産の今後の展開方向を計量的分析をもとに明らかにした。8年度は、リンゴ輸出国における...
栽培管理条件の違いがカンキツ新品種の貯蔵性に及ぼす影響の解明
摘要 わが国の中晩生カンキツは、厳寒期の寒害回避かつ品質向上・出荷調整のために、収穫後一定期間貯蔵される場合が多い。長期の貯蔵においては、果汁成分の変化による商品性の低下、果皮障害や果実の腐敗による...
摘要 「月交19号」はやや晩生だが大玉で肥大性、品質、収量が優れたが、検定3年間のうち一部場所で抽台が発生したことから発生原因の解明が必要である。「月交20号」は「ツキサップ」より肥大期で3日、倒伏...
摘要 実生個体選抜では、31組み合わせ1925個体の中から15組み合わせ55個体を、系統選抜では50組み合わせ234系統から15組み合わせ27系統を選抜した。また、生産力検定では12組み合わせ22系...
摘要 関東以南では暗黒低温処理と夜冷短日処理が普及しているが、暖房費が高くつくために冬期間の収穫の継続が困難な寒冷地では処理コストの負担が相対的に大きいため、普及していない。最近、夏秋期に良質な国産...
摘要 イチゴは高ビタミンC作物であるが、その含量には遺伝的変異が大きく、安定高ビタミンC品種の育成が望まれている。またイチゴ栽培は高度労働集約的であるため、最大の労働時間を占める収穫・出荷調整作業の...
摘要 8年度は、フランスやニュージーランドなどのリンゴ輸出国では、試験研究機関のバックアップ体制のもとに品種の多様化とオリジナリティ化を進め、輸出競争力の向上を図っていることを明らかにした。9年度で...
摘要 傾斜地への新植が期待されるカンキツ新品種‘南香’は大果にすると生理的なす上がりが発生しやすいという欠点があるが、果皮が赤色で美しく、酸度を下げることで年内出荷が期待できる。‘津の香’は寒さによるす...
切り花の価格形成要因とマーケティング戦略のあり方の解明(72)
摘要 価格変動の激しい切り花では、市場価格の変動メカニズムの解明が産地のマーケティング戦略を策定する上で重要である。岩手県N農協産リンドウを対象に、市場価格の変動要因を分析するとともに、消費者調査を...
摘要 宮城、広島、有明、五島各地方集団マガキの比較養成;天然集団およびそれらの次世代(F1)とも全重量の増加速度は宮城産が最も優れ、有明産と五島産は緩慢であった。天然集団での斃死率は有明産が最も低く...
摘要 稲作経営における米の直接販売の実態調査を基に、代金回収等に伴うリスク増大に対して、大量注文は入金確認後に出荷する、取引先の信用調査を行う、初めての取引相手に対してはできるだけ現金で取引きすると...
摘要 これまで、水田農業確立のために、水稲-大麦-大豆の2年3作体系を中心とした輪作技術の開発が図られてきたが、今後は大麦・大豆等の畑作物に、土地利用型農業の中に位置づけられる露地野菜等を組み入れた...
摘要 果樹試験場で育成した興津45~49号、口之津18~23号について試験を継続して実施した。この内、口之津20号は減酸が早く食味が良好であり、じょうのうが薄く食べやすいとの評価が多かった。一方、樹...
摘要 最近の肉牛肥育経営における肥育方式等を調査するために肉牛生産組合の構成員にアンケートを実施した。各農家の規模は、戸数について10頭未満が44%を占め、1,000頭以上は8%であったが、頭数別で...