
摘要 コマツナの前作・鋤込みはハクサイ黄化病等に対して発病軽減効果がある。7年度は、コマツナ鋤込みのホウレンソウ萎ちょう病防除効果、鋤込み後のポリフィルム被覆の影響および土壌中の微生物密度との関係を...

作物汁液の多成分・微量分析による栄養診断および生体・培地管理手法の開発(86)
摘要 作物生体液中の物質の濃度や存在形態からリアルタイム診断情報を得て、迅速な栄養診断手法を確立するため、これまでほとんどデータのないマンガン(Mn)、亜鉛(Zn)、鉄(Fe)等の微量元素の濃度レベ...

摘要 作物の生産性は栄養生理機能によるところが大きい。この診断法を確立するため、作物種や系統間でのミネラル代謝等の変異を明らかにした。2年は多収稲タカナリの栄養生理をむさしこがねと比較した。2・3年...

摘要 集約栽培では土壌窒素養分が集積し、地下水汚染など環境に負荷を与えることが懸念されている。栽培跡地の土壌養分の集積量や分布の実態を把握し、集積養分の制御技術の開発に資するため、養分供給法の違いと...

作物汁液の多成分・微量分析による栄養診断および生体・培地管理手法の開発(90)
摘要 きゅうりとこまつなを培地のカルシウム濃度を変えて栽培し、その導管液や葉身、葉柄の汁液のカチオン、アニオン濃度を分析した。培地のカルシウム濃度が2mMから7mMになると、両作物で汁液のカルシウム...

摘要 ハクサイ黄化病に対して、コマツナの前作と鋤込みが発病軽減効果がある。6年度は、圃場におけるコマツナの前作・鋤込み区の効果を、熱水土壌消毒区、クロルピクリン土壌消毒区および無処理区と比較した。夏...

摘要 ハウス栽培のホウレンソウ、コマツナおよび露地栽培ニンジンの各種ビタミン含有量に対する冬期低温処理の影響を検討した。ホウレンソウに対する外気低温処理により糖、ビタミンC、βーカロテン、ビタミンE...

ハーベスタブル・ストック期間中の葉菜類の生育とビタミン含有量に及ぼす低温の影響解明
摘要 環境条件の良い秋から初冬にかけて生育させた葉菜類の生育を冬の低温で抑制し、生きたままハウス内の圃場で保存して必要に応じて収穫することにより、厳冬期に出荷する技術が確立されつつある。これまでの研...

摘要 べたがけ下の地表面に深さ5cm、幅10cm程度の連続した溝を作り、この底にコマツナなどの葉菜類を播種する「べたがけ下の溝底播種法」を開発した。この方法で、厳冬期の無加温ハウスにコマツナを播種し...

摘要 気温と地温に対するべたがけの作用はそれぞれ異なり、べたがけの昇温効果は地下部でより顕著であった。また、べたがけ下のコマツナの生長は地温と相関が高かった。潜熱輸送を抑え、通気性のないフィルムを用...

摘要 大分県の非汚染土壌25点中のCuとZnの存在状態は、鉱物結晶態>酸化物結合態>有機物結合態>可給態(水溶態や交換態)の順で、可給態はわずかであった。13点の土壌に添加した両元素の形態は、大部分...

摘要 土壌処理除草剤チオベンカルブの消失速度の変動を、アブラナ科作物の後作圃場に施用した本剤の土壌水中濃度の経時変化で調べた。前作物コマツナ、カラシナおよびダイコン作付跡圃場の土壌水分率と有効水分率...

摘要 4年度にコマツナの前作・鋤込みによるハクサイ黄化病防除試験を行なった圃場でハクサイ根こぶ病が併発したため、黄化病と根こぶ病の同時防除を目的として熱水土壌消毒およびクロルピクリン消毒試験を行なっ...

農地における主要鳥類の加害性の解明と適性密度の推定(149)
摘要 つくば市内の5ヶ所で1990年8月から93年7月まで月に1回キジバト、ヒヨドリ、ムクドリ、オナガの個体数を調査した。キジバトとオナガの個体数は年間を通して安定しており、利用していた生息場所にも...

摘要 ヒヨドリ、ムクドリその他の鳥の生態と作物加害との関係を調べた。ヒヨドリの形態測値を基にして、雌雄を判別する式を作った。この式を用いて、つくばで捕獲されたヒヨドリを雌雄に分けたところ、雌の体重は...

摘要 ほうれんそう(おかめ、リード、マジック)およびこまつな(さおり)を水耕栽培で培地のCa:K比を9:1、5:5、1:9に変えて、また窒素の形態(NO3:NH4)を10:0、5:5、2:8に変えて...

摘要 本年度は、カチオン吸収の作物系統変異の解析の一環として、水耕栽培した水稲4系統(日本晴、タカナリ、フジミノリと根が伸長しないミュータント)、コマツナ、テンサイ、トウモロコシ、ソルガムがK欠乏処...

摘要 黒ボク土壌に窒素施用量を0-30gN/■と変えて、ホウレンソウ(マジック)とコマツナ(さおり)を栽培し、品質成分の変動について明らかにした。ホウレンソウ・コマツナでは窒素施用量が増加するにつれ...

摘要 キャベツ、キガラシ等のアブラナ科作物の前作・鋤込みによりハクサイ黄化病の発病軽減効果が認められたので、今年度は冬期の生育が良好であり、また春夏期にもよく生育するコマツナによる防除効果について試...

摘要 銅、亜鉛の土壌中での存在状態や作物への可給性を明らかにするために、大分県の非汚染土壌および両金属塩を添加した汚泥連用土壌を対象にして、連続抽出法によって銅、亜鉛の形態別存在割合を調べた。また、...