摘要 タイ東北部の小規模酪農経営に適した低コストで取り扱いやすい粗飼料生産技術を開発するため、長大飼料作物を小容量のロールベールに梱包してフィルムで密封するミニロールベールサイレージ調製装置をコンケ...
摘要 本研究では、浅層地下水汚染が顕在化しつつある南九州畑作地域の月野原台地を対象に農業経営の動向を解析し、その展開方向を予測する。月野原台地関係集落の農業生産の特徴として、■1975年以降、いも、麦・...
摘要 1994~2000年におけるシバ型草地(ノシバ主体)の乾物生産量は450~650kg/10a、また、被食量は300~520kg/10aでほぼ安定していた。植生は、1999年までは安定していたが、放牧圧を高くした2000年には、バヒ...
摘要 統計データ等により対象地域の水田利用の特徴を明らかにし新規形質作物導入の可能性を検討した。対象地域は飼料作物が中心であるが近年減少しており,新規形質作物との競合程度は低下傾向にある。集落別では...
摘要 温暖な気象条件の九州地域では飼料イネを多回刈りできる可能性が大きい。多回刈りには、気象災害の危険分散、多収、労働の平準化、多様な栄養価の飼料が得られる等の利点がある。飼料イネの多回刈り栽培法を...
ダイオキシン類の飼料作物への吸収・蓄積機構と調製貯蔵過程における動態の解明(90)
摘要 品種別、生育ステージ別のダイオキシン類蓄積量の変化を見たところ、品種、生育ステージに関係なく、生育日数が増加するにつれて生重あたりのダイオキシン類濃度は増加する傾向にあった。部位別のダイオキシ...
摘要 フランス、カナダなどから導入したF1親自殖系統の一般生育特性、組合せ能力等を明らかにし、優良系統を活用して寒地向きサイレージ用とうもろこし品種の早期育成を図る。11自殖系統の特性調査を行って5...
摘要 諸外国および国内の民間会社により育成された品種・系統の主要特性を明らかにし、北海道に適応する優良品種の選定に資する。16品種・系統の生産力検定試験を行うとともに、56品種・系統のすす紋病抵抗性...
摘要 新草種ガレガの品種「gale」の北海道への導入試験と平行して、その栽培、調製及び飼料特性の評価をホクレンとの連携試験として実施する。12年度は、めん羊によるサイレージの消化試験、飼料成分の経時...
子実及び茎葉高消化性を導入した寒地向けとうもろこし親系統・F1品種の育成(158)
摘要 褐色中肋(bm)およびワキシー(wx)遺伝子保有系統の選抜と自殖による固定化を進めた。S5世代相当以降のbm保有系統については、すす紋病抵抗性ならびに人為検定による倒伏および折損抵抗性の評価を...
摘要 北海道東部の土壌凍結地帯におけるアルファルファの安定栽培のためには、耐寒性の高い■型品種の導入が必要と考えられているが、■型品種はこの地帯で被害の大きい葉枯性病害に弱く、長所が発揮できなかった。...
エンドファイト利用による土壌凍結地帯向きメドウフェスクの育成(156)
摘要 北農試の保存栄養系と育成品種および導入品種の種子におけるエンドファイト保有率を調査したところ、多くの品種・系統はエンドファイトに感染されていた。しかし、Sena由来の1栄養系からは家畜に有害な...
摘要 チモシー主体草地の維持に有効な、適度な競合力のアカクローバ系統を選定するため、「ホクセキ」よりやや晩生あるいは2番草の再生が穏やかな4系統を供試し、北海道内5場所において地域適応性検定、根釧の...
摘要 阿蘇高原施設での周年放牧試験の結果から、冬季放牧において体重500kgの繁殖牛が体重維持するためにはトールフェスク草地(TF、10月上旬から60日間)が30a、イタリアンライグラス(IR)草地が14aおよび...
摘要 バヒアグラス草地の乾物収量および延べ放牧頭数はそれぞれ658~826kg/10a、557~653頭・日/ha/年であった。イタリアンライグラス草地の乾物収量および延べ放牧頭数はそれぞれ1206~1239kg/10a、490~663...
阿蘇久住地域の半自然草地における火入れ等人為圧による植物群落の構造と機能の解明(148)
摘要 阿蘇地域のススキ草地において、火入れの放棄は、全地上部現存量のうち立枯れとリターの蓄積を著しく増大させた。さらに、火入れ放棄された草地では、出現種数やススキの優占度は低下し、全地上部現存量に占...
九州中標高地域における周年放牧用草地の簡易造成と牧養力向上技術(149)
摘要 中標高の菊池(標高約450m)に、12年6月に暖地型牧草3草種・4品種、9月に寒地型牧草3草種およびトールフェスクと暖地型牧草3草種混播の各草地を造成した。11月における暖地型牧草の被度は、最も高...
摘要 シバの根の生育特性および養水分吸収等の機能と土壌環境との関連を解明し,造成,管理技術に役立つ知見を得るために放牧および放牧管理法,踏圧,土壌水分がシバの根系の発達,機能に及ぼす影響について検討...
摘要 外来雑草の侵入後の動態を明らかにするために土壌撹乱試験を行った結果、現在蔓延しているイチビは耕起状態、侵入はあるものの蔓延していないアメリカキンゴジカは不耕起状態に適応していた。また、さく果の...
強害外来雑草の遺伝的背景の解明と拡散予測システムの構築(85)
摘要 アキノエノコログサについて、国内で採集した67集団、韓国で採集した3集団、輸入飼料からサンプリングし増殖した外来の5集団、アメリカコーンベルト地帯で採集した4集団の生育特性をそれぞれ調査し、国内...