1.開発途上地域の土壌、水、生物資源等の持続的な管理技術の開発
摘要 地球温暖化の緩和のために、CDM事業を展開し、パラグアイでは植林プログラムCDM手法の活用ガイドラインを策定し、ベ トナムではバイオガス発生装置(BD)の導入により得られたCO2排出削減量に対して炭素クレ...
細菌・寄生虫感染症成立の分子基盤の解明と診断・防除のための基盤技術の開発
摘要 より特異性が高く現場で簡便に診断できる手法の開発と侵入防止対策に関しては、a) ヨーネ菌遺伝子組換え抗原Map-echAを用いるMap-echA ELISAは、3種の市販ELISAと比較して、感度、特異性ともに高い検査法で...
特産ラム肉の安定生産のための種畜生産利用マニュアルによるスクレイピー抵抗性羊の普及
摘要 目的:畜産試験場が養成し維持するスクレイピー抵抗性羊群を活用し、安心・安定した羊飼養経営を可能とするスクレイピー抵抗性羊の普及を行なうため、(1)種畜羊生産農場のスクレイピー抵抗性遺伝子171Rの...
(3)熱帯・亜熱帯地域における家畜飼養技術の高度化とアジアの乾燥地における持続可能な農牧業生産システムの構築
摘要 ・ タイ畜産振興局のグループが中心となって、これまで同局が蓄積したデータならびに本プロジェクトで共同研究を行った各大学が分析した飼料成分データの取りまとめを行い、昨年度試作した肉用牛飼養標準に...
(3)熱帯・亜熱帯地域における家畜飼養技術の高度化とアジアの乾燥地における持続可能な農牧業生産システムの構築
摘要 ・ 平成20年度作成したタイ語版飼料成分表を英訳し、平成21年度新たにデータを追加して肉牛飼養標準試作版(平成21年11月)に飼料成分表として収載した。さらに、実験手法を統一するために栄養試験法マニュ...
摘要 1)BSE等プリオン病の検査・診断技術の高度化・迅速化では、牛のプリオンたんぱく質(PrP)に特異的なプローブとしてアプタマーを作製し、その特徴的な構造を解析することにより、牛のPrPとの結合にはGGA配列...
摘要 1)豚繁殖・呼吸障害症候群の制御を目的として、一般農場の肥育豚舎入気口にエアフィルターを装着しウイルス伝播の遮断を試みたところ、感染阻止を示す事例が確認され、本ウイルスの空気伝播を遮断するとい...
免疫賦活化物質の給与による採卵鶏及びブロイラーの自然免疫機能の向上
摘要 1.背景・目的:鶏卵又は鶏肉を原因とする食中毒は、それぞれの生産農場における鶏のサルモネラ又はカンピロバクターなど危害因子への感染が発端であるとされている。しかし、採卵中の採卵鶏には抗菌性薬剤...
乳房および門脈系臓器における器官レベルでの栄養素出納手法の開発
摘要 成めん羊4頭を用いて、門脈へ超音波血流計プローブを付けるとともに、門脈・前腸間膜動脈カテーテルの装着手術を施した。術後めん羊は3か月間正常な状態で生存し、門脈系臓器(PDV)血流量の長期間の測定...
摘要 現地で必要な意見の交換や情報収集ために、カザフ農業科学アカデミーセンター、カザフ草地飼料研究所、カザフ農業研究所等の研究機関やカザフ農業大学及びエスケルディ協同組合農場等の現地の農場や農家を訪...
反すう家畜の採食調節機構におけるコレシストキニンの役割の解明(189)
摘要 カニューレ装着めん羊用いて、コレシストキニン(CCK)とそのアンタゴニストであるプログルミドの同時注入およびB受容体アゴニストである非硫酸化型CCK-8の注入を行い、採食への影響を観察した。そ...
妊娠末期のクローン胎子の発育および分娩発来機構に関する研究(177)
摘要 クローン牛に頻発する出生時異常の発生要因を探るため、妊娠後期のクローン胎子の体液成分を経時的に採取し、胎子の成長や発達の指標となる物質をモニタリングする手法を開発する。妊娠後期のクローン胎子受...
摘要 新草種ガレガの品種「gale」の北海道への導入試験と平行して、その栽培、調製及び飼料特性の評価をホクレンとの連携試験として実施する。12年度は、めん羊によるサイレージの消化試験、飼料成分の経時...
妊娠末期のクローン胎子の発育および分娩発来機構に関する研究(205)
摘要 本研究では、クローン牛に頻発する出生時異常の発生要因を探るため、妊娠後期のクローン胎子の体液成分を経時的に採取し、胎子の成長や発達の指標となる物質をモニタリングする手法を開発する。胎子体液を連...
妊娠牛の血液中内分泌かく乱物質の胎子への移行様式の解明(202)
摘要 本研究では、雌牛の血液中に存在する内分泌かく乱物質が胎盤を介してどの程度胎子に移行するか検討し、発生への影響の可能性を明らかにする。胎子体液を経時的に採取するため、妊娠後期の肉用種繁殖牛を供試...
北方系落葉広葉樹林における大気-森林系CO2フラックスの解明(562)
摘要 北方系のシラカンバ・ミズナラ2次林(北海道支所羊ヶ丘実験林内、平均樹高20m)において微気象学的方法を用いて森林群落の正味CO2吸収量測定を行った。センサー配置、精度維持、データ処理などの観測手...
摘要 新規植林の炭素貯留効果の実態把握のため,緑化植栽後12年目の御岳岩屑流堆積地で土壌炭素貯留量を調査した。土壌炭素貯留量は12年間でサワラ植栽列で8.1MgC/haほど増加した。Ao層の炭素貯留量をその重量か...
森林の更新を制御する因子としてのササの動態およびその被覆の影響の評価(539)
摘要 落葉広葉樹林における樹木実生群の更新特性を,林床を覆うササの状態と関連づけて調査,解析した。特に野ネズミの採餌行動が更新へ及ぼす影響が大きいことに注目し,その特質との関係を解明する。札幌市羊ヶ...
摘要 札幌市羊ヶ丘のホオノキ集団でアロザイム分析を行った結果、5遺伝子座における接合体不平衡係数Dzの推定値は0に近い値となり、アロザイム遺伝子座における超優性はこの集団の生活史後期段階における近交弱勢...
第3脳室へのCRFおよびCRFアンタゴニスト投与による牛のストレス反応発現機構解明(210)
摘要 6ヶ月齢の去勢雄子牛4頭を用い、ウシ-CRFの第3脳室内投与に対する用量反応性について検討した。また、ヒツジ4頭を用いて、心理的ストレス反応におけるCRFアンタゴニスト(αhCRF9-41)の...