摘要 目的:耐虫性因子と推定されているイネ・トリプシンインヒビター(RBTI)や二機能性のイネ・α-アミラーゼ/ズブチリシンインヒビター(RASI)の遺伝子を作物の病虫害抵抗性に利用することを目標とし、その分...
摘要 農産物・食品成分の脂質代謝調節機能、生体防御改善機能並びに魚介類に含まれる高度不飽和脂肪酸の生体調節機能について、文献情報を引き続き調査・収集した。これらの情報の一部は、日本栄養・食糧学会編「...
摘要 カンキツの遺伝情報データベースや相同性検索用サーバ、遺伝子機能推定用サーバの整備を進めて「果樹遺伝子情報ネットワークシステム」を構築した。果樹研究所内のネットワークシステムを利用して希望する研...
摘要 紫根抽出液を水/メタノール酢酸溶液で3日間低温透析を行い、透析膜より流出した液(=210mm付近に強い吸収をもつ)3滴を約0.5mLのD20に溶解し、1H NMR、13C NMR、二次元NMR、IR測定した結果から、CH3基及びCH3...
摘要 平成16年度は、食品成分の脂質代謝調節機能に関する文献収集、フラボノイドの生理機能性についての情報を集積した。また、「食品総合」プロジェクトに関連して、キノコ成分、ビタミン類等のがん予防効果、大...
摘要 前年度に導入した相同性検索サーバを利用した塩基配列の自動処理システムを構築した。また、階層構造と機能推定のためのシステムを新たに導入して統合した。これを利用してこれまでのEST配列を解析してデー...
バラ科果樹等における高密度遺伝子地図作成のための各種分子マーカーの開発
摘要 モモのゲノムDNAから合計76種類のSSRマーカーを作成し、そのうち品種判別に有効であった17種類を果実加工品分析に改良した。また、主要ニホンナシ栽培品種の分子マーカー遺伝子型を決定し、これまでにナシで...
摘要 「無核紀州」由来の無核性と連鎖するDNAマーカーをカンキツ連鎖地図に統合した。 既存のカンキツESTデータベースから形態形成関連遺伝子などを20個選択してRT-PCRで発現を解析し、「G-434」が遺伝子発現の解...
摘要 果実や根、種子、生殖器官などに由来するcDNAライブラリから得た約19,000点のESTについて解析を完了した。今年度新たに遺伝子相同性検索のための専用サーバを設置するとともに、計算センタのサーバを利用し...
摘要 目的:海洋深層水の活用では、海洋深層水そのものを使うのでなく、低温性、富栄養塩性、清浄性といった特徴をもつ深層水により培養した海藻類の利用が考えられる。この海藻を用いての新製品の開発では、機能...
摘要 平成15年度は、血液レオロジー因子に及ぼす食品成分のin vivo作用に関するデータ、野菜や果物及びその成分のがん予防効果に関するデータ、農産物の機能性研究における実験技術に関するデータ、免疫学的評...
摘要 i)キュウリの味と『歯切れ』の評価に、キャピラリー電気泳動法及びテクスチャー曲線の微分処理が有望であった。ii)近赤外分光法による非破壊推定法において、メロン糖度の測定精度を1-4倍向上させる非...
摘要 カンキツ果実の遺伝的・生理的改良の基盤情報を得るため、「宮川早生」の着色開始時期の果皮に由来するcDNAライブラリーについて、1,600クローンの配列解析と相同性検索による注釈情報を付加したカタログ化...
摘要 果樹関係公的試験研究機関及び1979年以降に個人を含む民間機関等で育成された果樹品種について、樹種名、品種名、登録状況、育成場所、品種の説明等と関係画像を収集・蓄積し、データベース化するとともにイ...
摘要 同一飼料を与えた場合でも養殖品種による脂質成分の変化が認められた。日本食の持つ機能性について、魚油と海藻の2種類の組み合わせ以上には、これに米を組み合わせた場合の脂肪代謝に関する有効性の増強は...
摘要 四国地域で切り花や鉢物として栽培が多い洋ランのシンビジウムについて、品種・系統の収集と増殖及び特性調査を行った。11年度は地域内栽培者からの分譲で10点を収集し、パスポートデータ登録を行った。保存...
摘要 農林水産省のジーンバンクに保存されている大麦遺伝資源の特性を調査し、育種等に有効利用するために、当研究室の標準耕種法により栽培した。全国統一の調査基準である大麦遺伝資源特性調査マニュアルにより...
摘要 約1,000個のRAPDマーカー、約100種の既知遺伝子及び6個の形質マーカーを含み、カイコの全染色体を網羅する高密度遺伝地図(平均マーカー間隔約500kb)を作成した。28個の連鎖群のうち18個については、...
摘要 農林水産省のジーンバンクに保存されている大麦遺伝資源の特性を調査し、育種等に有効利用するために、当研究室の標準耕種法により、大麦115系統の一次特性として、叢生、並渦性、稈長、穂長、条性、芒の...
摘要 花きの品種改良は近年めざましく、すでに消滅してしまったり、消滅の危機にさらされている品種が少なくない。これを放置すると貴重な遺伝資源が消滅し、将来の育種への利用が不可能になるため、現在、栽培さ...