要約 施設栽培のアスパラガスにおいて、ネギアザミウマによる被害許容水準である被害若茎率5%以下にするためには、虫見板による擬葉払い落とし成幼虫数が平均0.8頭になる前に防除する必要がある。 キーワード 施...
活性炭フロアブル剤を利用したアスパラガスのアレロパシー軽減技術
要約 アスパラガス改植時のアレロパシー対策として、定植前に活性炭フロアブル剤25~100倍希釈液を定植位置に10a当たり400~1,000L散水するか、25倍希釈液にセルトレイを浸漬し、培土に十分しみ込ませた後に定...
光反射シート、紫外線除去資材によるアスパラガスのネギアザミウマの密度抑制効果
要約 ハウス側面開放部外縁に光反射シートを敷設するとアスパラガスのネギアザミウマの密度を抑制できる。ハウスを紫外線除去フィルムで被覆するとアスパラガスのネギアザミウマの密度を抑制できるが、紫外線透過...
青色系ポリエチレン袋と粘着剤を用いたネギアザミウマの大量捕獲
要約 ネギアザミウマの色彩に対する選好性を利用した粘着トラップを用いて大量捕獲を行う場合、淡青や青色のポリエチレン袋(青色ゴミ袋)に害虫捕捉用スプレー式透明粘着剤(粘着スプレー)を吹き付けたものが利...
要約 アスパラガス伏せ込み促成栽培における休眠打破低温量は、品種によって異なり、「バイトル」と「ウェルカム」が約350時間、「グリーンタワー」が約500時間で、「スーパーウェルカム」は500時間以上必要であ...
要約 春にアスパラガスを発泡スチロール容器で輸送すると、市場等で茎がへこむ障害が発生することがある。密閉条件で保蔵温度が15~20℃で発生するが、通気することで障害発生は回避できる。 背景・ねらい
ア...
要約 アスパラガスは地中暖房によって 端境期の12月に収穫可能となる。株年生は若く地温の高いほうが、収穫開始が早く増収する。 また、2年生株の追加立茎は、収穫開始を早め、増収効果となる。 背景・ねらい
要約 アスパラガスのセル苗秋期定植における翌年の夏芽収穫開始時期は、1株当たり7mm以上の茎が5本立茎した後、早期に収穫を開始することにより初年目から安定した収量が得られる。 背景・ねらい アスパラガスは...
要約 グリーンアスパラガスにおいて、紙筒またはセル成型ポットに4月上旬に播種した苗を5月中~下旬にポリフィルムマルチを施した本畑に直接定植することで、慣行の仮植1年養成苗を掘り上げ定植するより、播種2年...
アスパラガスのハウス半促成長期どり栽培における立茎方法と収穫期間
要約 アスパラガスのハウス半促成長期どり栽培では、従来の「半促成+抑制」2季どり栽培に比べて、春どりを2~3週間早く打ち切り、一斉立茎を行うか、1週間に1本の割合で順次立茎し、立茎数を確保しながら無収穫期...
要約 富山県内のアスパラガス圃場で発生して問題となっている株腐れ症状や若茎の腐敗は、主にPhytophthora sp.による疫病(新称)に起因する。 背景・ねらい 富山県東部のアスパラガス栽培地帯では多くの圃場で不...
要約 茎頂培養由来のシュートを用い、側芽で増殖する。生育したシュート下位部2cmを3~5本に株分けし、継代用培地で培養する。4週間毎に繰り返し株分けし、発根株はMS培地に移し、根を伸長させてから順化する。長...
要約 アスパラガスのパイプハウス促成栽培において、初年度は夏季被覆し、堆肥を20t/10a溝施用することが、収穫初年度の多収に結びつき、12~3月で60~65kg/、年間で200~230kg/aの収量が得られる。 背景・ねらい...
要約 アスパラガスの新品種候補「Y6」を育成した。本系統は、標準品種「メリーワシントン500W」、県主要品種「ウエルカム」より春先の萌芽時期が早く、収量・品質も優れる。また、不定胚形成によるクローン苗生...
産業用無人ヘリコプターを利用したアスパラガス液剤少量散布防除技術
要約 茎葉が繁茂して薬液が株内まで到達しにくい露地栽培のアスパラガス防除において、産業用無人ヘリコプター(R-50,R-MAX)による液剤少量散布は株内まで均一散布が行え、作業能率は7~11分/10aと高い。 背景・ね...
アスパラガス及びトルコギキョウの新生産技術を導入した中山間地域の営農類型モデル
要約 中山間地域の複合経営確立のための簡易施設を利用した野菜花きの生産技術であるアスパラガス半促成長期どり栽培と冷房育苗トルコギキョウ栽培の経営評価として、水稲またはバレイショ主体の経営にこれらの新...
要約 アスパラガスの半促成長期どり栽培における春芽の収量は、前年の秋期の貯蔵根糖度が高まる夏秋芽収穫終期から黄化開始期の株養成に大きく影響されるため、この時期の茎葉の同化作用を促すことが重要である。...
半促成長期どりアスパラガスの定植時期と2年目の立茎開始時期と収量
要約 半促成長期どりアスパラガスは、定植時期が早く、立茎開始時期も早いほど2年目の年間収量が多くなり、その影響は立茎開始時期の方が定植時期よりも大きい。大分県農業技術センター・畑地利用部 背景・ねらい...
要約 アスパラガス‘ズイユウ’は萌芽が早く、若茎重がやや大きく、アントシアニンの発現が少ない、多収なグリーンアスパラガス一代雑種である。全雄形質を有し、種子が極めて少ないので実生の雑草化は認められない...
要約 アスパラガスの低コスト・培養苗生産法として培地に次亜塩素酸ナトリウム溶液を加用あるいは培地表面に噴霧する簡易殺菌法を開発した。この方法により培地の高圧殺菌過程を省略し、不定胚の非無菌条件下での...