要約 ぶどう「安芸クイーン」の有核栽培において、強樹勢による花振るい(不受精等による果粒の歯抜け状態)が起きる場合は、調整枝の利用により、秀品率が向上し、有核栽培の着粒安定法として有効である。 背景...
要約 ブドウ「巨峰」の桜井系は飯塚系及び佐藤系に比べ、成熟が早い。また、桜井系は他の系統に比べ、収穫盛期における果皮色がカラーチャート値で0.3~2.2高く、果実品質が連年安定するため、本県における栽培適...
要約 無核化栽培された「紫玉」は、「巨峰」に比べ糖度が高く、着色が良好で「巨峰」より20日程度早く収穫できる。また、1房450~500gの果実生産が可能であり、10a当たり収量は1.7t程度である。 背景・ねらい 佐...
要約 熊本県の平坦地において、6月上旬に播種して夜冷育苗を行い、8月上旬に定植して、10月~11月に採花する作型で高品質な切り花が得られる中生~晩生のトルコギキョウ10品種を選定した。熊本県農業研究センター...
要約 短梢せん定H型平棚栽培の強勢で着色不良のブドウ「ピオーネ」に対する主幹部への環状はく皮は、着色、糖度の向上に安定した効果があり、9か年にわたる連年処理でも樹勢の衰弱等の悪影響は認められず、品質...
デジタルカメラを利用したフィールドレベルでのぶどう果色の数量的評価法
要約 フィールドでの果色評価は、天候や太陽の位置などの光環境が問題となるが、このような影響を画像処理による色補正を施すことで除外すると、客観性と再現性のある果色の数量的評価と同じ個体の生育過程での着...
ブドウ「藤稔」の房づくり改善(小房処理)による商品性と収量の向上
要約 「藤稔」は花穂先端を利用し、従来より小さい房づくりを行うと、房型が整い、商品性が向上する。1房の着粒数を20粒とし、1本の結果枝に2房着果させると収量は慣行栽培に比べ約1.8倍に増加する。佐賀県果樹試...
要約 ぶどう「藤稔」の摘粒時における着果基準は、350gの果房に対して170cm 度の新梢長が必要で、収穫時に必要とされる葉面積は0.8㎡/350gである。 背景・ねらい ぶどう「藤稔」は「巨峰」に比べて大房・大粒で...
デジタル画像処理によるぶどう「安芸クイーン」専用果実カラーチャート
要約 デジタルカメラでぶどうの果粒を撮影し、コンピューターで画像処理を行い、「安芸クイーン」専用の果実カラーチャートを作成した。このカラーチャートは、果色表示の外枠が果粒形で示してあり、果色表示はHS...
要約 ブドウ新品種候補「ブドウ安芸津9号」は「巨峰」に「301-1」(巨峰×ナイアベル)を交雑して育成した4倍体の大粒の黒色ブドウである。11g程度の果粒重となり「巨峰」より着色容易である。 背景・ねらい <...
要約 コアオメクラガメLygocoris(Apolygus)lucorumは、年3回成虫が発生し、ヨモギ等の寄主植物の組織内に産み込まれた卵で越冬する。 背景・ねらい コアオメクラガメは、近似種ツマグロアオメクラガメと同様にウ...
要約 ブドウ‘グロー・コールマン’の着色が十分に進まない場合に、着色開始期から成熟期にかけて、紫外線の照射を1日当たり12時間、果房に向けて行うと、着色が促進される。そのほかの果実品質には悪影響を与えな...
要約 カキ新品種候補「カキ安芸津11号」は「松本早生富有」に「F-2」(次郎×晩御所)を交雑して育成した完全甘ガキである。果実成熟期は「富有」とほぼ同時期の晩生で、果皮色は赤味が強く、食味良好である。...
要約 福島県においてオウトウショウジョウバエの発生が確認された寄主植物は、オウトウの他にソメイヨシノ、ナツグミ、クワ、ブルーベリー、ブラックベリー、ラズベリー、ナワシロイチゴ、モモ、イヌザクラ、アメ...
成果の内容・特徴