要約 小麦新品種「中国143号」は、やや早生、やや短稈で耐倒伏性が強く、多収で、収量と外観品質の安定性が高い。製粉歩留が高く、粉の色相が明るく製麺適性が高いが、タンパク質含有率はやや低い。温暖地の中...
要約 丹波黒大豆の冷凍エダマメは冷凍・解凍処理により子実が軟らかくなるので、ブランチング時間は通常(10分間)より短くする。流水解凍する製品は5分間、湯通し3分解凍する製品は2.5分から5分間がブランチング...
要約 加工食品のラジカル捕捉活性を測定した結果、イチゴジャムやフキ佃煮の活性が高かった。黒大豆の煮豆・きな粉・豆乳・味噌のラジカル捕捉活性は、原料大豆より高まったが、イチゴジャム、赤カブ糠漬け、そば...
要約 暖地向けに初めて育成された納豆用小粒大豆品種であり、「納豆小粒」より青立ち株の発生が少なく、最下着莢高が高いので、コンバイン収穫適性が向上している。「納豆小粒」と同様に納豆加工に適する。 キー...
要約 だいず新品種「青丸くん(東北141号)」は、成熟後も種皮および子葉が濃い緑色をした青豆で、成熟期は既存の青豆よりもかなり早く多収である。倒伏抵抗性が強く難裂莢性なので、機械化栽培も容易である。既...
要約 〔要約〕チャ種子サポニン類は、チャ炭疽病に対し防除効果を示す。無処理を基にした防除率は約77%である。防除作用機構は発芽胞子の付着器形成阻害によるチャ葉への侵入抑制に起因する。 キーワード チャ種...
要約 六条大麦「シュンライ」は秋田県内では少雪地域での栽培が可能である。本品種は成熟期が早く、麦ー大豆体系に適し、大粒で搗精白度が高く、精麦適性が高い。 背景・ねらい 大麦は小麦よりも熟期が早いことか...
粗蛋白含有率が高い、温暖地向け多収だいず新品種候補系統「九州131号」
要約 だいず「九州131号」は近畿、中国地方の温暖地に適しており、子実収量が高く、しかも子実中の粗蛋白含有率も高い。九州農業試験場・作物開発部・大豆育種研究室(九州沖縄農業研究センター作物機能開発部大...
要約 遺伝子組換え農産物とその食品に対する表示制度に併せて必要となる遺伝子組換え大豆、トウモロコシの高感度検知法として定性的にはMultiplex PCR法が、定量的にはreal time-PCR法が用いられる。
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要約 インドネシア産大豆は、輸入米国産大豆と比べタンパク質含量が高く、豆腐加工適性に優れる。テンペ加工においては、粒の大きい大豆ほど収量および官能評価も高く、百粒重が15g程度の品種を用いれば、製品テ...
小粒、良質、ダイズモザイク病抵抗性で納豆用のだいず新品種候補系統「東山187号」
要約 だいず「東山187号」は、小粒で納豆の食味に優れる中生系統である。ダイズモザイク病抵抗性で、褐斑粒の発生がほとんど無く外観品質が良い。裂莢しにくく、「納豆小粒」に比べ倒伏が少ないため、機械収穫に...
高品質あずき優良品種候補系統「十育144号」の選定と栽培特性
要約 あずき「十育144号」は成熟期が早生の晩で、ウイルス病の発生が少なく、種皮色は高温登熟下でも赤味が強く明るく、練りあんなどの加工適性に優れる。また、適正な播種期と栽植密度により品質及び収量が安定...
ダイズモザイク病抵抗性で小粒、良質の納豆用だいず新品種候補系統「東山187号」
要約 だいず「東山187号」は、小粒で納豆の食味に優れる中生系統である。ダイズモザイク病抵抗性で、褐斑粒の発生がほとんど無く外観品質が良い。裂莢しにくく、「納豆小粒」に比べ倒伏が少ないため、機械収穫に...
要約 アゾスピリラム菌の接種はえだまめの根粒着生数と根重の増加、および窒素吸収の増大をもたらす。また、だいず未作付けほ場における本菌と根粒菌の混合接種は各菌の単独接種に比べてえだまめの収量増に対して...
要約 豆腐加工用品種として、高蛋白質、良質多収の中晩生品種「サチユタカ」を奨励品種に採用する。 背景・ねらい 島根県の主力品種「タマホマレ」は、品質・収量の安定性をはじめ諸特性に優れた品種であるが、...
要約 大豆に豊富に含まれるミネラルの豆腐への移行過程を明らかにしたところ、豆腐製造用凝固剤の種類により、豆腐へ移行するミネラル量が異なる。よって、凝固剤の種類や配合により、豆腐に含まれるミネラル量を...
アメリカ農業における垂直的調整の増大傾向とバイオテクノロジーとの関連性
要約 アメリカ農業では,垂直的調整が様々な作目で一般化すると共に,大規模経営において多用される傾向がある。また遺伝子組換え作物による品質改良作物の流通や,組換え農産物回避志向が,分別管理システムなど...
要約 栃木県における大豆「納豆小粒」の播種適期は、安定収量と小粒維持の面から、6月下旬から7月第1半旬である。また、栽植密度は徒長と蔓化を軽くするため、8.3~11.1株/m2(60cm×20~15cm)が適当である。 背...
要約 飼育現場で自給可能な4齢蚕用人工飼料の製造法を確立した。その飼料を用いた飼育では、桑葉育よりやや劣るが、ほぼ良好な成績が得られる。 背景・ねらい 繭生産の大幅な生産性の向上および規模拡大には、人...
要約 そば導入により複合部門を強化するためには、そば栽培の高能率機械化体系への移行や、低収量・低収益を補完する加工販売、2作どり体系の導入が必要である。さらに、加工・販売体制の整備により、地域全体と...