室温-1°C、湿度30%の貯蔵庫で保存された作物50種の種子寿命の推定
要約 室温-1°C、湿度30%の種子貯蔵庫で保存された種子の、のべ40万回の発芽試験結果を統計的に解析することにより、主要な作物の種子寿命および生存曲線パラメータを推定できる。推定種子寿命は、作物間で、また...
要約 クマモトネグサレセンチュウは、接種試験に供試した作物のうちキクを含む3作物で増殖が認められ、ニセミナミネグサレセンチュウはキクを含む9作物で増殖が認められる。線虫抑制作物7作物では両線虫種の増殖...
ダイズ萎縮病の褐斑粒率と種子伝搬率を減少させるサテライトRNA
要約 キュウリモザイクウイルス(CMV)のサテライトRNA sat28-19は、ダイズ萎縮病に対し草丈および子実への病徴を軽減する弱毒効果を有する。特に、白目黄大豆「鶴の子」、「トヨハルカ」での褐斑程度および種子伝...
ダイズ褐斑粒原因ウイルスの感染時期と褐斑粒発生率、種子伝染率との関係
要約 褐斑粒原因ウイルス(CMV、SMV、PSV)は生育初期に感染すると高率で褐斑粒を発生させ、種子伝染する。褐斑粒率はウイルスの種類によらず開花期4~5週間後の感染でほぼ0%となる。種子伝染率は、SMVとPSVでは...
ヒノキチオール水溶性製剤のキュウリ地上部病害に対する発病抑制
要約 青森ヒバのおがくずを熱水抽出して得られたヒノキチオールはキュウリの主要病原菌に対して抗菌性を示し、これを大豆油等の天然系素材で製剤化したアクアHN-52はキュウリうどんこ病、褐斑病、炭疽病に対して...
要約 水稲は83%の市町村で栽培され、31%で振興されている。しかし、労働力で68%、収益性で47%が問題をもっている。野菜類は労働力で40%、収益性で35%が問題を持つが、生産見通しは各作目とも現状維持が40%~60%の...
要約 加工品の形態で最も多いのは漬物であり、次いで味噌、菓子、ジャム、ジュースとなる。市町村当たりの加工組織数は12.8カ所、従事者数は28人、また、年間就業日数は69日と零細である。生産見通しは増加傾向に...
要約 つくば地区の圃場で栽培されていた数種蔬菜類の根から、窒素固定活性高く根の分化・伸長及び植物体の生長を促進する窒素固定菌アゾスピリラムを分離した。これらの菌株はA.brasilenseとして固定された。キ...
要約 野菜や花卉類に寄生するアザミウマ類は11種が認められ、葉、幼茎、花、果実を加害する主要種としてヒラズハナアザミウマ、ダイズウスイロアザミウマ、ダイズアザミウマ、ネギアザミウマが上げられた。 背景...