要約 早晩性を異にするエダマメ4品種(「福成」、「湯あがり娘」、「新潟茶豆」、「庄内5号」)について、作成した温度と日長の多項式で表されるDVR(発育速度)推定式を用いて、直播栽培での出芽日、開花日お...
要約 東京都内のエダマメ圃場で発生している葉の黄化や生育不良は、主にダイズシストセンチュウに起因している。生育不良が顕著な江東地域のエダマメ栽培圃場では、栽培前の土壌から乾土1gあたり平均85個の卵が...
要約 エダマメ選別装置は、エダマメ莢の熟度と形状の情報を取得する透過光検出部、莢の病虫害や機械的損傷の情報を取得する反射光検出部、搬送用の網目コンベア、エダマメ選別アルゴリズムを持つ画像処理装置、選...
要約 9月上旬に収穫できるエダマメ新品種「紫ずきん2号」は、「紫ずきん」と同程度の食味と莢の 大きさで、ダイズモザイクウイルスに起因する莢茶しみ症が発生しない。草姿は「紫ずきん」より コンパクトで、密...
要約 病虫害等の傷は、莢全体と傷部に二値化抽出して、両者の比率による被覆面積率を用いて選別する。子実熟度は、照明を照射して得られた透過画像から莢全体と子実部を抽出し、両者の画素数比を用いて選別する。...
要約 エダマメの精選別には、高さ70cm程度で表面に灰色系統のポリ塩化ビニル製プレートを敷設する調製作業台が適しており、それを利用することで選別数と作業性の評価が向上して作業を改善できる。 キーワード エ...
要約 耕うん同時畝立て施肥播種機を基幹としたエダマメの省力機械化体系は、慣行体系と比較して播種工程で80%、作業全体で56%の省力化率となり、作業負担度が81%減少する。本体系の損益分岐点面積は5.7haと試算さ...
要約 エダマメから生のまま子実を取り出す小型自動莢剥き機を開発した。本装置は毎時30~40kgの生莢実を剥き豆に処理することができ、エダマメの加工用途を広げることができる。また、茶豆系等の損傷を受け...
要約 エダマメ小型自動莢剥き機は、毎時20~25kg(ゆで莢実重量)を処理することができ、人力の6~7倍の処理能力がある。莢剥き作業の際、ローラー回転部に水道水を流しながら処理をすることで連続作業が...
収穫から予冷までの時間を2時間に短縮するとエダマメ内部品質は高く維持される
要約 収穫から予冷までが8時間(現行)から2時間に短縮されると、内部品質は、現行に比べ糖で19%、アミノ酸で21%高く維持される。 キーワード エダマメ、収穫・脱莢機、選別機、内部品質、糖、アミノ酸 背景...
エダマメ‘秘伝’の収量、食味に対する被覆尿素および加里の培土期追肥の効果
要約 エダマメ‘秘伝’に被覆尿素または加里を培土期追肥することにより、総莢数や商品莢数が増加し増収する。さらに、食味も向上する傾向にある。 キーワード エダマメ‘秘伝’、追肥、被覆尿素、加里、食味 背景・...
要約 現行のエダマメ脱莢および粗選別機ではA品の収穫ロスが5~15%、損傷莢が20~30%発生する。莢の押され、割れ、胴の折れの損傷は消費者の許容度が低く、新たな脱莢機と選別機の開発時にはその発生率の低減と...
要約 「早生ダダチャ」と「丹波黒」との交配により、丹波黒枝豆より半月早く収穫できる「黒っこ姫」と既存茶枝豆より1か月遅く収穫でき、茶枝豆特有の香りと食味を持つ「茶っころ姫」を育成した。 キーワード エ...
要約 エダマメのトンネル早熟栽培において、有孔ポリフィルム、保温ビニル、不織布および水封マルチを併用することで収穫所要日数が短縮できる。また、2月中旬から3月上旬播種、10日から2週間程度の育苗で5月収穫...
要約 イチゴ等の野菜、緑茶、冷凍エダマメからグラスファイバーを装着した96ウェルプレートを用いて 3 時間以内に 192 検体の DNA が安価に抽出できる。抽出した DNA は品種識別に使用可能である。 キーワード イ...
要約 群馬県内のキク半身萎凋病菌は、ナス系菌株である。小ギクは、本病に対する抵抗性に品種間差異が認められる。品種‘はじめ’‘いとこ’‘玉手箱’‘小雨’‘翁丸’の抵抗性は強い。 キーワード キク半身萎凋病、系統、...
要約 イチゴ等の野菜、緑茶、冷凍エダマメからグラスファイバーを装着した96ウェルプレートを用いて3時間以内に192検体のDNAが安価に抽出できる。抽出したDNAは品種識別に使用可能である。 キーワード イチゴ、緑...
要約 砂丘未熟土における葉ショウガの養液土耕栽培では、定植40日後から約25日間NPK濃度を各120mg/l、その後収穫までの約25日間各160mg/lの点滴施肥を行うことにより、現地慣行(約50kg/10a)より大幅に少ない施肥...
要約 開発した方法は、120°の角度で連結した二面鏡、姿勢安定板、リング照明を配置した画像取得部で構成し、1台のカメラでエダマメ莢の全周囲画像を取得することが可能で、傷部や褐変部の検出に利用できる。 キ...
葉ネギの潅水同時施肥(養液土耕)栽培における適正な養水分管理
要約 砂丘未熟土における葉ネギの養液土耕栽培では、播種後約20日目から約30日間NPK濃度を各45mg/lで1日1回、その後収穫時までの濃度を320mg/lとして3~4日に1回の間隔で施肥することにより、慣行栽培の半量以下...