要約 カンショ塊根は内鞘部および木部の組織において不定芽を分化しうる。不定芽は、主に内鞘部において分化する。塊根を切断して得られた小切片を水洗し、30℃、高湿下で培養することで不定芽形成が誘導される。...
ホウレンソウ収穫後の残根が土壌消毒の効果に及ぼす影響【山口県農試】
要約 ホウレンソウ作付け前に土壌消毒を行う場合、前作で萎凋病に罹病したホウレンソウの根が土壌中に残っていると、土壌消毒の効果は低下する。 キーワード ホウレンソウ、萎凋病、残根、土壌消毒 背景・ねらい ...
要約 四国中山間地で周年生産ができるレタスとキャベツの適品種を選定した。レタスは春まきに「サマーランド」、夏まきに「みずさわ」、秋まきに「バークレー」、冬まきに「しずか」、キャベツは春まきに「W717」...
中山間傾斜地帯における葉菜類主幹の経営モデルによる機械の導入
要約 線形計画法を用いて策定したレタス・キャベツ周年栽培体系モデルにおいて、乗用型野菜移植機・ブームスプレーヤ等を導入するには、畑地面積が労働力に応じて170~260a以上必要であるが、中小規模経営でも、...
要約 慣行のキャベツ作体系に、乗用型移植機、ブームスプレーヤ、移植時の少量灌水技術を導入することにより、傾斜地での栽培においても作業時間は約40%省力化でき、収量も対照と同程度以上である。 キーワード ...
要約 慣行のレタス作体系に、乗用型移植機、ブームスプレーヤ、クローラ型運搬車装着式トンネル掛け機、移植時の少量灌水技術を導入することにより、傾斜地の栽培においても作業時間は40~50%省力化でき、収量も...
要約 本機は、金時ニンジン収穫作業の中で最も労働負担の大きい引抜き作業を支援する簡易な作業機である。慣行の栽植様式・作業手順に適合し、2条同時に10cm程度引き上げることができるので、引抜き作業時の腰へ...
要約 加工用キャベツ(業務用)大規模経営における超砕土ロータリ、作畝同時施肥機、改良型全自動収穫機を利用した新技術体系は、慣行体系よりも10a当たり労働時間が8%短縮でき、商品化率が3ポイント向上する。1k...
乗用機械移植による中山間地レタス周年生産のための2条平うね栽培様式
要約 レタスを周年生産するため、乗用移植機を利用する場合、うね幅1.1m~1.2m、うねの高さ15cm、条間30cmの2条平うねマルチ栽培とする。株間は標高400mでの夏どりでは25cm、冬春どりトンネル栽培では28~30cmと...
手切り収穫体系における加工用(業務用)冬出キャベツの商品化率と生産費
要約 加工用(業務用)冬出キャベツは商品化率の高さと、一斉収穫や調整・荷造り作業の簡略化により、1kg当たり労働時間が青果用より53%少ない。商品化率の向上と1個当たり重量の増加及び省力化により、加工用キ...
要約 タマネギの機械化体系における生分解性マルチの導入は、低温期の保温効果があり、商品化率が高くなる。また収穫は収穫機を利用してマルチの上から行い、そのまますき込むことができる。CI化成、キエ丸はすき...
要約 コンテナのハンドリング装置を架装したトラクタ牽引トレーラは一斉収穫機との伴走作業体系により、キャベツの収穫運搬作業を効率化する。また、作業者の疲労の発生に基づく許容作業時間から適正作業面積を得...
要約 重粘土水田地帯における転作野菜の生産拡大を図るためには、排水改善や栽培管理用機械の作業受託、あるいはリース事業が必要である。また、機械化に適した圃場を野菜作農家に集積するための土地利用調整や、...
要約 慣行の作業体系にコート種子播種機、トンネル支柱打込・被覆機、にんじん収穫機を導入したにんじんの省力機械化体系は、10a当たりの労働時間を慣行栽培の半分以下の約24時間(普通栽培)、約27時間(トンネ...
要約 重粘土転換畑の地耐力が低い圃場において、重量野菜の搬出作業に適したクローラ運搬車に装着する野菜管理用アタッチメントを開発した。定植前除草剤散布、定植後の灌水、畝間除草剤散布、殺虫殺菌剤散布作業...
乗用型移植機車輪跡利用による緩傾斜キャベツ作のうね立て同時移植技術
要約 緩傾斜キャベツ畑において、乗用型移植機で移植した場合、車輪により深さ9~15㎝の溝が形成されてうねができる。これにより、移植精度や収量はうね立てした場合と変わらず、耕うんから移植までの作業時間を3...
要約 収穫後のほうれんそう等の根部切断と下葉除去を一工程で行う調製機で、調製精度として、不要な下葉等の8割程度を除去、9割以上の株で適正な長さに根を切り揃えることができる。作業能率は、慣行手作業の最大...
背景・ねらい 長野県におけるレタスの収穫作業は手作業で行われている。作業は長時間にわたる腰を曲げた姿勢で行われ、作業者の健康を損ねている。また、レタスは軟弱であることから、これまで収穫の機械化が難し...
重粘土畑基盤整備圃場におけるバレイショ春作マルチ栽培の高性能機械化体系
要約 重粘土畑の基盤整備圃場におけるバレイショ春作マルチ栽培は、歩行型植付機、乗用管理機、自走式バレイショハーベスタ等の高性能農業機械を用いることにより、作業時間は10a当たり約45時間と、慣行に比べ約3...
重粘土畑基盤整備地域での春バレイショを中心とした省機械化体系営農モデル力
要約 重粘土基盤整備地域の春バレイショ、冬ニンジン、秋冬ダイコンを組み合わせた輪作体系に、異なる2つの省力機械化体系を導入した営農モデルを策定した。経営規模5haで高性能機械化体系を導入する大規模経営モ...