ピーマン栽培土壌からのトウガラシマイルドモットルウイルスの検出法
要約 スキムミルクと界面活性剤(Tween 20)を含むウイルス抽出用緩衝液を用いると、トウガラシマイルドモットルウイルス(PMMoV)汚染ピーマン圃場の土壌抽出液から、DAS-ELISA法により特異的かつ高率にPMMoVを...
土壌消毒とヤシ殻炭微生物資材施用の併用によるユウガオ台木スイカつる割病の防除
要約 土壌消毒後のヤシ殻炭微生物資材の育苗培土混用施用と定植時植穴施用を組み合わせた処理では、ユウガオ台木スイカつる割病の発病が抑制される。 キーワード 土壌消毒、ヤシ殻炭、微生物資材、ユウガオ台木、...
内生細菌Pseudomonas sp. FPH9601によるトマト根腐萎凋病防除
要約 内生細菌 Pseudomonas sp. FPH9601を培土に混和し、育苗したトマト苗は、トマト根腐萎凋病(Fusarium oxysporum f.sp. radicis-lycopersici )に対して発病抑制効果が認められる。 背景・ねらい トマト栽...
土壌くん蒸剤と土壌混和殺菌剤(粉剤)の体系処理によるジャガイモそうか病の防除法
要約 暖地バレイショ連作栽培地帯では,土壌くん蒸剤(クロルピクリンくん蒸剤)と土壌混和殺菌剤(フルスルファミド粉剤,フルアジナム粉剤)の体系処理でそうか病の発生を効果的に制御できる。長崎県総合農林試験...
要約 熱水注入による土壌消毒は、土壌中のFusarium 属菌数を減少させ、ホウレンソウ萎凋病に対して高い防除効果が認められ、その効果は3作まで持続する。熱水注入処理後のホウレンソウの生育・収量は良好で、生...
要約 アミノ酸の一種メチオニンをトマト苗定植の7~15日前に土壌混和処理(20~60kg/10a)することによって,土壌中のサツマイモネコブセンチュウ第2期幼虫密度は低減し,トマトの根こぶ形成が軽減される。 背景・...
要約 熱水土壌消毒による地温上昇は地下20cmまでは60℃以上、地下30cmでは50℃前後であり、メロン黒点根腐病やトマト根腐萎ちょう病に対して臭化メチル(20kg/10a)と同等~やや優る防除効果がある。 背景・ねらい ...
要約 ショウガ根茎腐敗病の防除では、クロルピクリン錠剤、ダゾメット粉粒剤およびカーバムナトリウム塩液剤による土壌くん蒸に、臭化メチルに近い防除効果が認められ、代替剤として有望である。 背景・ねらい ...
要約 ウド栽培にサトイモ、ネギ、イネ科緑肥作物等、ウド萎凋病菌に感染しない作物を取り入れることにより、連作障害の主因となっているウド萎凋病発生の抑制が可能である。 背景・ねらい ウド産地の根株養成ほ場...
レタスビッグベイン病に対するアシベンゾラルSメチル剤とアゾキシストロビン剤の発病抑制効果 香川農試
要約 土壌伝染性病害であるレタスビックベイン病に対して、病害低抗性誘導化合物であるアシベンゾラルSメチル顆粒水和剤1,000ppm液の定植直前苗への散布、並びに殺菌剤であるアゾキシストロビンフロアブル剤200pp...
要約 ハクサイ品種T741は、黄芯で品質に優れ、ハクサイ黄化病に対して耐病性を有し、本病の少~中発生条件の圃場では、実用的な防除効果が得られる。 背景・ねらい ハクサイ黄化病は、本県のハクサイ安定生産を図...
根域制限栽培と太陽熱土壌消毒を組み合わせた施設トマトの土壌病害虫防除
要約 防根透水シートを用い根域制限した施設半促成トマト栽培において,太陽熱土壌消毒を行うと,太陽熱土壌消毒中の地温は地床栽培より高くなり,ネコブセンチュウ及び褐色根腐病の防除効果が高く,地床栽培と同等以...
背景・ねらい カボチャ立枯病に対して登録されている土壌くん蒸剤は臭化メチル、クロルピクリン(以下クロピクと略)、ダゾメット微粒剤の3剤と少ない。また、圃場における処理方法はいずれの薬剤も全面消毒であ...
要約 拮抗細菌(Pseudomonas putida)AP-1添加パーライトは定植前のトマトほ場に施用することにより、根腐萎凋病に対して高い防除効果を示した。 背景・ねらい 本県では、トマト根腐萎凋病の発生が多く、その防除...
コマツナ萎黄病のリサイクル有機質堆肥及び非病原性Fusarium 菌を用いた防除
要約 コマツナ萎黄病に対して、クロルピクリンテープ剤は十分効果が認められ、また抵抗性品種としてあゆみ、楽天の発病が少なく、土壌へリサイクル有機質堆肥及び非病原性Fusarium 菌を添加すると発病抑制効果が...
露地トマト圃場における天敵出芽細菌のネコブセンチュウ抑制効果
要約 サツマイモネコブセンチュウの発生する露地トマト圃場へ天敵出芽細菌を土壌処理すると,同細菌の密度はトマトの連作とともに増加し,サツマイモネコブセンチュウ生息密度および根こぶの形成が抑制され,生育・...
施設トマト・キュウリ栽培における天敵出芽細菌のネコブセンチュウ防除効果
要約 施設トマト、キュウリ栽培において天敵出芽細菌を土壌施用するとサツマイモネコブセンチュウ密度は施用後2年、第4作ごろから無処理区と比較して減少し、収量は増加する。その効果は殺線虫粒剤と体系的に用い...
土壌くん蒸剤と接触型殺線虫剤の一貫施用によるジャガイモシストセンチュウそうか病の防除法
要約 暖地二期作バレイショ栽培地帯では,秋作前の土壌くん蒸剤と春作前の接触型殺線虫剤の一貫施用により,ジャガイモシストセンチュウとそうか病の発生を同時に制御できる。 背景・ねらい 暖地二期作バレイショ栽...
要約 露地ほ場における夏季の太陽熱土壌消毒は、ハクサイ黄化病の防除に高い効果を示した。また、太陽熱土壌消毒後のDCIP剤かん注処理は防除効果をさらに高める効果がある。 背景・ねらい 本県では、ナス、フキ、...
だいこん栽培におけるキタネグサレセンチュウの被害予測と対抗植物の利用技術
成果の内容・特徴