万願寺トウガラシのピートモス・活性炭培地による養液栽培における培養液濃度
要約 「万願寺トウガラシ」をピートモス1:杉の活性炭2の混合培地に株間45cmで定植し、園試処方0.5倍液を施用すると5~6月の収量が増加し、園試処方0.3倍液を施用すると7~11月の収量が増加する。 背景・ねらい ...
要約 整枝処理による収量への影響は小さく、1本整枝の収量は側枝部分の割合が、4本整枝は主枝部分の割合がそれぞれ高くなる。整枝作業は1本整枝50cmで最も省力的となり、収穫作業時間には整枝処理による影響は...
要約 養液栽培において、原水中の養分組成や重炭酸濃度に応じ、安価な単肥を用いた単肥配合支援システムを活用することで、各作物別に簡易に多量要素、微量要素の配合組成を調整できる。この結果、増収や肥料コス...
要約 促成ナスのロックウール栽培における本圃の給液EC(培養液の濃度)は、定植から栽培終了までEC1.0~1.3dS/m一定の管理とし、給液量は排液率を目安として定植後から排液率が10%程度になるよう管理することで...
要約 イチゴの循環式NFT栽培において、山崎処方に比べカルシウム、マグネシウム、硫酸濃度を低くした養液処方により養液pHを6~7に維持できるため、マンガン欠乏の発生を抑制できる。このため、栽培期間中に養液...
アブラナ科野菜根こぶ病に対するおとり作物としてのエンバク(ヘイオーツ)の利用
要約 アブラナ科野菜根こぶ病菌によりエンバク(品種ヘイオーツ)は根毛感染するが根こぶは形成しない。エンバクによる根こぶ病菌密度低下が確認され、エンバクはおとり作物としても利用できる。 背景・ねらい 根...
要約 防虫ネットによる開口部被覆、定植時粒剤処理、天敵としてタイリクヒメハナカメムシ、導入寄生蜂(イサエアヒメコバチ、ハモグリコマユバチ)の放飼およびこれらの天敵に影響の少ない選択性殺虫剤を組み合わ...
雨よけ栽培小ネギの長期連作で養分が集積した土壌における施肥窒素の削減
要約 小ネギ栽培で長期連作により養分が集積した土壌では、施肥窒素を削減できる。作土に無機態窒素が35kg/10a以上集積している場合、初夏~初秋(6~11月)にかけては、無窒素で栽培しても標準施肥とほぼ同等の...
要約 キャベツ等のセル成型苗の育苗時に、低コストな上方噴霧散水型の散水チューブを利用し、送水と止水を繰り返す間欠灌水を行うことにより、均一な灌水が可能となる。また、育苗箱の重量変化から蒸発散速度を推...
要約 遊休棚田に山羊を放牧することにより、植生は大型の雑草や雑かん木が抑圧され、草丈の低い雑草に移行し、耕作再開か容易な状態に保全管理できる。土壌の物理性は踏圧により表層に近い部分が緻密化し、透水...
要約 ハウストマトにおいて籾殻牛糞堆肥5t/10aと緩効性肥料との併用の場合、緩効性肥料を3割減肥すると無減肥より跡地土壌の無機態窒素含量が少なくなり、かつ、トマトの根重および収量は増加し、品質も問題ない...
要約 セル成型苗直接定植栽培における水分管理は、定植までにpF2.6程度の乾燥状態とし、定植後2週間程度は、株当たり75~125ml/日かん水する。その後第5花房開花時まで無かん水とする。第5花房開花時以降は1日1株...
要約 夏秋トマトの灌水施肥栽培の10a当たり窒素施用量は25kg前後が適当で、慣行栽培法に比べ、30~40%の減肥が可能であり、収穫終了後の残存肥料は少ない。6~8月の養水分管理指標は、土壌溶液のECが1.0~1.5mS/c...
メロンのトンネル早熟栽培における定植前後の地温確保と初期生育の促進
要約 メロンのトンネル栽培における地温は、定植前のトンネル密閉期間中が日日射量11.1MJ/m2・日以上で、定植後のトンネル密閉・紙キャップ使用中が14.7MJ/m2・日以上で上昇し、これ以下の翌日は下降する。また、...
要約 かんしょ塊根肥大初期において塊根が肥大すると塊根のタンパク質濃度が高まる。塊根の収穫指数が大きい品種または窒素・カリウムの栄養条件では塊根の窒素はより多くの割合がタンパク質に同化される。九州農...
要約 ペレニアルライグラス・シロクローバ混播草地において交雑種の若齢子牛を供試し,兼用利用を取り入れた連続放牧及び輪換放牧した結果,牧草の生産量は輪換放牧区がやや多かった。しかし,被食量及び増体量で...
要約 局地気候が発達しやすい複雑地形下で、気温と作物生育の関係を調査して、市町村規模で適地判定を円滑に行うために、50mメッシュの気温分布図の作成法を開発した。 背景・ねらい 局地的な気温分布の最近...
要約 局地気候が発達しやすい複雑地形下で、気温と作物生育の関係を調査して、市町村規模で適地判定を円滑に行うために、50mメッシュの気温分布図の作成法を開発した。 キーワード 局地気候、複雑地形下、気温...
要約 遮光率が83%程度で網目の大きさが0.3~0.8㎜の被覆資材で畦畔を被覆すると、資材上に雑草が出現せず、また、資材下の雑草も枯死せずに抑草効果が認められるので、畦畔雑草管理資材として有効である。 背景...
非病原性フザリウム菌によるロックウール栽培トマトにおける根腐萎凋病の防除
要約 非病原性フザリウム菌をトマトのロックウール栽培において育苗期に接種すると根腐萎凋病に対し高い発病軽減効果が認められる。 背景・ねらい 施設栽培トマトでは抑制栽培を中心に根腐萎凋病が発生し大きな被...