要約 ウメ根中の物質またはその分解生成物により幼木の養分吸収が妨げられ、生育が阻害されるため、ウメにおいてもこれら物質による生育障害発生の危険性が高い。 背景・ねらい ウメと同じく核果類に属するモモで...
要約 秋季の芽接ぎと次春の切り接ぎにより育成したモモ中間台木苗の葉巻き上がり時期を調査することにより、台木品種・系統のモモに対する接ぎ木親和性の判定を1年余り短縮できる。 キーワード モモ台木、接ぎ木...
要約 モモチョッキリゾウムシに対して強い病原力を示す黒きょう病菌系統 FRM119 を選抜した 。本系統の分生子を土壌に散布すると、土壌中で安定して生存し続けることから、本害虫の蛹化期を対象に長期にわたる防...
要約 モモ「倉方早生」に「ちよひめ」を交配し、満開後60日から65日程度で熟するモモの極早生品種2系統、モモ福島4号(白肉)及び5号(黄肉)を選抜、育成した。オウトウの時期に熟すため、観光農園を主にオウト...
要約 ナシ害虫防除において、複合交信攪乱剤(コンフューザーP)を基幹防除剤として使用すると、化学合成殺虫剤は慣行の防除回数より3~4回減ずることができる。なお、ナシヒメシンクイの多いほ場は第3あるいは第4...
要約 モモチョッキリゾウムシに対して強い病原力を示す黒きょう病菌系統FRM119を選抜した。この系統の分生子を土壌に散布すると、安定して生存が可能であり、土壌中で蛹化する本害虫の防除が長期間期待できる。 ...
要約 複合交信撹乱剤を使用してリンゴの主要害虫防除を実施する場合、慣行防除体系下でフェロモントラップを用いてモモシンクイガ密度を調査する。年間約100頭以上捕殺される場合を多発園地とし、撹乱剤設置後1~...
要約 主要果樹の樹園地評価基準を作成した。評価は、樹園地を自然条件と土壌条件、作業条件、樹体条件に分類し、17項目のウェイト値に評価しようとする園の状態別ウェイトをそれぞれ乗算し、その合計値をもって点...
要約 モモ「清水白桃」の最終摘果時期を生理的落果が終息する満開後80日目ごろまで遅らせても果実肥大が劣ることはなく、生産が安定する。 背景・ねらい 生理的落果が多いモモ「清水白桃」で生産安定を図るには...
要約 モモせん孔細菌病の発病は、強風雨(風速10m以上)で生じる傷によって助長される。防風ネット(網目4mm、高さ4m)または防風樹を設置することにより、園内の相対風速は防風ネット、防風樹からの距離とともに減少...
果実が大きく着色抑制栽培に適するモモ新品種候補「モモ筑波 113 号」
要約 モモ新品種候補「モモ筑波 113 号」は、「う-9」に「C2R19T182」を交雑して育成 した中生系統である。生理落果が少なく、果実は大玉で着色が少なく、食味も比較 的良好なことから着色抑制栽培に適する。 ...
要約 中晩生モモの果肉褐変症果の発生要因を解明するため、果肉褐変の程度を5段階に分類し、それと果重及び糖度との関係を検討した結果、果肉褐変症は大玉、高糖度の果実ほど発生が多い傾向が認められた。熊本県...
モモの台木品種「オキナワ」を用いた休眠覚醒のための低温遭遇時間短縮
要約 台木に「オキナワ」を用いた「日川白鳳」及び「あかつき」は、摂氏7.2度以下の低温遭遇時間が600時間で共台より開花までの日数が早く開花率も高く、早期加温栽培が可能である。長崎県果樹試験場・落葉果樹科...
要約 ニホンナシ園とモモ園の地上部維持呼吸量は気温が 10℃ 上昇すると 1.9 ~ 2.2 倍に増大する。8月には維持呼吸のためニホンナシ園では1日m2 当たり 16g、 モモ園では1日m2 当たり7gの炭水化物が消費され...
仕上げ摘果時期遅延によるモモ「清水白桃」の生理的落果軽減技術
要約 モモ「清水白桃」の仕上げ摘果を慣行の満開後50日頃から20日程度遅らせ、子葉胚縦径が5mm以上になった時期以降に行うことで、果実品質を低下させることなく生理的落果を軽減できる。 背景・ねらい モモ「...
要約 新大阪あひるを農家で肥育し流通業者で解体処理する実証試験を行った。肉用あひるに比較して、と体重とムネ肉の歩留まりは低かったが、正肉に占める筋肉の割合は高く脂肪の割合が低い低脂肪性と、肉色が濃い...
要約 糖度の高いモモ(清水白桃)園は、土壌の透水係数が高く、土壌硬度が低い。また、土壌の全窒素、可給態窒素含有量が必要以上に多くなると、糖度の低いモモ園の割合が増加する。 背景・ねらい 本県南部地域...
要約 CAB-02水和剤とトリフルミゾール、ペフラゾエート、チウラム・ベノミル水和剤を併用しても、もみ枯細菌病、苗立枯細菌病に対するCAB-02水和剤の防除効果および、ばか苗病に対する種子消毒剤の防除効果は維持...
要約 もも樹の凍害は、樹体内の糖含量が少ない幼木期に発生が多く、主幹部の地上60cm以下の南側日射面に発生しやすい。また、早期落葉によって糖含量が減少した樹や主幹部に傷害を受けた樹では凍害発生が助長され...
要約 ももの落蕾症はホウ素過剰により発生し、マンガン欠乏で助長される。落蕾症発症の強弱は花粉の有無に関連し、花粉がある系統ではホウ素過剰に対する感受性が低く、花粉がない系統では高い。 背景・ねらい 「...