要約 接地輪の動力で回転するブラシの前方に配置したレーキで地面に張り付いた落葉をかき起こし、回転ブラシでバケットに収容する落葉収集機である。リンゴ園において乗用型草刈機で落葉収集機をけん引して作業す...
要約 「励広台1号」は、イチジクとイヌビワの種間雑種であり、イチジク株枯病に真性抵抗性である。休眠枝や緑枝挿し木によって容易に繁殖でき、「桝井ドーフィン」および「蓬莱柿」との接ぎ木親和性は高い。 キー...
交信攪乱による交尾遅延に伴うメスの老化がフジコナカイガラムシの生殖に与える影響
要約 フジコナカイガラムシのメスのフェロモン量は、成虫となってから約30日でピークに達し、老齢個体が若齢個体よりも多くのオスを誘引する。交信攪乱法による交尾遅延は、老齢個体の割合増加を促し、産卵数の多...
要約 果樹の害虫であるチャバネアオカメムシは、免疫応答を活性化する、これまで他の昆虫では知られていない微生物認識タンパク質を持つ。カメムシ類だけに作用する新しい害虫制御技術の開発につながる可能性があ...
要約 カキ新品種「朱雀錦」は、「横野」に310-24(「羅田甜柿」×「太秋」)を交雑して育成した紅葉専用品種である。採葉時期が既存の紅葉専用品種より遅く、落葉時の葉の着色は優れており、濃い赤色を示す。 ...
性フェロモンによる交信撹乱を用いてカキのフジコナカイガラムシを防除できる
要約 フジコナカイガラムシの性フェロモン成分をゴムセプタムに含浸させたフェロモン剤による交信撹乱は、飼育容器から小規模野外の各レベルで交尾阻害効果を示す。さらに現地カキ園においても交信撹乱による密度...
要約 カキ「蓮台寺」葉のアストラガリン含量は7から11月の間では大きな差はない。また、通風乾燥葉粉末を加熱してもアストラガリン含量は減少しない。 キーワード カキ、葉、アストラガリン、フラボノイド 背景...
要約 カキ「早秋」の加温栽培は、12月下旬から1月下旬加温開始で、7月上旬から9月下旬に高品質果実を 収穫できる。着果対策として、人工受粉およびジベレリン200ppmの開花盛期10日後処理が有効である。 キーワ...
1-MCP(1-methylcyclopropene)処理柿のあんぽ柿加工時の渋の推移について
要約 1-MCP処理した‘西条’の材料柿を用いてあんぽ柿を製造すると、渋抜けが悪くなり、硫黄燻蒸でさらに強まった。他品種でも同様な傾向が見られるものもあることから、あんぽ柿または干し柿材料における1-MCP処理...
1-メチルシクロプロペン処理によるカキ「平核無」果実の低温長期貯蔵
要約 脱渋のための炭酸ガスと1-メチルシクロプロペンの同時処理を行い、渋味消失確認後にポリ袋で密封包装し、予冷後0℃で貯蔵すると、果肉硬度は3か月維持できる。 キーワード カキ、「平核無」、1-メチルシクロ...
要約 カキで使用する主な農薬の内、殺菌剤、BT剤、IGR系殺虫剤はフジコナカイガラクロバチ成虫にほとんど悪影響をおよぼさないが、有機リン系、合成ピレスロイド系およびネオニコチノイド系殺虫剤は常用濃度で強...
要約 農薬の生態系への影響を推測する試験生物種として, 日本の川や用水路に生息する川虫の一種, コガタシマトビケラを利用するため, その飼育条件を検討することにより, 室内人工飼育が可能となる。 背景・ねら...
要約 柿葉を蒸熱処理10分程度施した後に機械乾燥すると、ビタミンCを高く保持する柿葉茶を製造することができる。 キーワード カキ「西条」、柿葉、蒸熱処理、機械乾燥、ビタミンC、柿葉茶 背景・ねらい 柿果実は...
脱渋処理施設を用いた1−メチルシクロプロペンによる完全甘ガキ軟化防止法
要約 完全甘ガキ「松本早生富有」に1-MCPを処理することで、収穫後に発生する急激な軟化を、14日程度抑制することができる。尚、処理施設として気密性のある渋ガキの脱渋処理施設を利用することにより、一度...
大粒で肉質が優れるブドウ新品種「オリエンタルスター」(ブドウ安芸津24号)
要約 新品種「オリエンタルスター」は「ブドウ安芸津21号」(「スチューベン」×「マスカット・オブ・アレキサンドリア」)に「ルビー・オクヤマ」を交雑して育成した大粒で肉質が優れ、栽培容易な紫赤色の二倍体...
肉質が優れ、大粒で食味良好なブドウの新品種「シャインマスカット」(ブドウ安芸津23号)
要約 新品種「シャインマスカット」は「ブドウ安芸津21号」(「スチューベン」×「マスカット・オブ・アレキサンドリア」)に「白南」を交雑して育成した大粒で食味良好な二倍体のブドウである。果皮色は黄緑色で...
エチレン作用阻害剤 1-メチルシクロプロペンによるカキ「刀根早生」促成栽培果実の軟化抑制
要約 カキ「刀根早生」促成栽培果実の早期軟化抑制には、脱渋のための炭酸ガス処理時にエチレン作用阻害剤である1-メチルシクロプロペンの同時処理で効果がある。 キーワード 1-メチルシクロプロペン、エチレン、...
要約 アールス系メロンの無農薬有機栽培では、カボチャ台の茎葉の活用、整枝法の改善、落葉堆肥の溝施用、天敵保護のための野草帯形成等により、連作3年目から高品質・多収となり、アブラムシ被害もなくなる。 背...
要約 ミカンキイロアザミウマは園内外の雑草・樹木で世代を経過し、夏季のエノコログサ、メヒシバから移動した個体が着色期のカキ果実に被害を与えていると推定される。防除薬剤としてアセタミプリド水溶剤2000倍...
要約 ハウス栽培のカキ「新秋」において、開花後のジベレリン処理により、人工受粉並の結実が確保でき、人工受粉では多発するへたすきが抑制できる。 背景・ねらい ハウス栽培向きの甘柿として期待されている「...